『ラスティン』が“いま”製作された意義

コールマン・ドミンゴがオスカーノミネート 『ラスティン』が“いま”製作された大きな意義

ジェフリー・ライト(『アメリカン・フィクション』)やキリアン・マーフィー(『オッペンハイマー』)らとともに、第96回アカデミー賞…

『オリオンと暗闇』が伝えるメッセージ

チャーリー・カウフマンらしい“仕掛け”も 『オリオンと暗闇』のユニークな物語を解説

『シュレック』シリーズや『ヒックとドラゴン』シリーズなど、数々の劇場アニメーション作品を送り出してきた、ドリームワークス・アニメ…

『鬼滅の刃』柱稽古編の鍵はアニオリ描写?

『「鬼滅の刃」絆の奇跡、そして柱稽古へ』は劇場鑑賞の価値あり? 鍵となるアニオリ描写

吾峠呼世晴の大ヒット漫画を原作として、映画界、アニメ界の常識を超えるフィーバーを巻き起こしたアニメーション作品、『鬼滅の刃』。2…

『マスターズ・オブ・ザ・エアー』の懸念点

スピルバーグ製作総指揮『マスターズ・オブ・ザ・エアー』が呼び覚ます善悪についての考え

ナチスドイツと戦う歩兵連隊の戦いを描いた『バンド・オブ・ブラザース』、海兵隊の太平洋戦線での日本軍との戦いを描いた『ザ・パシフィ…

『哀れなるものたち』のテーマ性を解説

『哀れなるものたち』が映し出す“現在”の問題 奇妙な物語と過激な描写を通して伝えること

野蛮さと洗練されたセンスという、一見矛盾した要素を併せ持つスタイルが、観る者たちの心をざわつかせ、類まれな知性と才能でアートフィ…

『アクアマン/失われた王国』のメッセージ

『アクアマン』シリーズが魅力的な映画となった理由 娯楽要素の裏にある重要なメッセージ

ワーナー・ブラザースによるDCコミックス原作映画が、ジェームズ・ガンとピーター・サフランが統括する新しい体制「DCスタジオ」によ…

『ポケモンコンシェルジュ』は時代を象徴する

『ポケモンコンシェルジュ』は“時代”を象徴する一作 “バトル”ではなく“癒し”を描く試み

近年、世界で多くの人々が自宅にこもらざるを得ない環境下で、より躍進したといえるのが、映像配信サービスやゲーム業界だ。なかでも、N…

『終わらない週末』をネタバレありで解説

『終わらない週末』はなぜ批評家と観客の間で評価が割れているのか? ネタバレありで解説

週末を家族で穏やかに過ごそうとしていたら、刻々と“終末”が迫っていた……! そんな、おそろしいシチュエーションを、豪華キャストで…

『REBEL MOON』は驚きの内容に

『REBEL MOON — パート1』は驚きの内容に 面白さは『スター・ウォーズ』続三部作以上?

ハリウッドで多くのヒット作を連発してきたザック・スナイダー。ワーナー・ブラザースによるDCコミックス原作映画の中心となるクリエイ…

小野寺系の「2023年映画ベスト10」

小野寺系の「2023年 年間ベスト映画TOP10」 希望の灯を絶やさないために

リアルサウンド映画部のレギュラー執筆陣が、年末まで日替わりで発表する2023年の年間ベスト企画。映画、国内ドラマ、海外ドラマ、ア…

『ウォンカ』現実問題を描いた驚きの内容に

『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』に込められた思想 現実問題を描いた驚きの内容

作家ロアルド・ダールの作品の中でも奇想天外、はちゃめちゃな内容で知られている児童文学『チョコレート工場の秘密』。1971年に『夢…

実写版『幽☆遊☆白書』は成功と言えるのか?

実写版『幽☆遊☆白書』は成功と言えるのか? 『ONE PIECE』との違いなどから検証

冨樫義博の漫画『幽☆遊☆白書』は、1990年代を沸かせた作品の一つだ。TVアニメ版も好評を博し、その後の『HUNTER×HUNT…

映画『窓ぎわのトットちゃん』の“異様さ”

映画『窓ぎわのトットちゃん』の“異様さ”の正体 原作と異なる物語から紐解く

日本のTV業界の最初期より番組に出演し、タレントや司会者、俳優など、マルチな活躍を現在も続けている、黒柳徹子。『徹子の部屋』(テ…

『ファミリー・スイッチ』とクリスマス精神

『ファミリー・スイッチ』から学ぶ“クリスマス精神” 愛する人のために何ができるのか?

年末のホリデーシーズンにクリスマスを題材とした作品が配信されることが恒例となっているNetflix。毎年いくつも製作されるので、…

『モナーク』が描く“怪獣の脅威”

人類の歴史を暗示? 『モナーク:レガシー・オブ・モンスターズ』が描く“怪獣の脅威”

ギャレス・エドワーズ監督の『GODZILLA ゴジラ』(2014年)からスタートした、レジェンダリー・エンターテインメントとワー…

北野武『首』から世界に通用する表現を考える

『首』は北野武の集大成となる一作に 二大監督からの影響と世界に通用する表現を考える

監督としてのクリント・イーストウッドには、2人の師が存在する。自身が出演する作品を手がけたセルジオ・レオーネ監督とドン・シーゲル…

スタローンの生き方が示す人生の希望

シルヴェスター・スタローンの精神は『ロッキー』そのもの その生き方が示す人生の希望

半年ほど前より、アクションスター俳優アーノルド・シュワルツェネッガーの伝記ドキュメンタリー『アーノルド ~シュワルツェネッガー、…

『ザ・キラー』徹底考察

デヴィッド・フィンチャー監督『ザ・キラー』を徹底考察 ラストシーンは何を意味する?

「殺し屋」を職業にしている人物は、娯楽映画において数限りなく登場してきた。おそらくは多かれ少なかれ実際に存在していて、たぶんどこ…

『ザ・クリエイター』は驚きに満ちた一作に

『ザ・クリエイター/創造者』が驚きに満ちた一作となった理由 製作背景などから考察

『ザ・クリエイター/創造者』は、VFXが多用されたSF映画として娯楽的な要素に満ちた内容でありながら、同時にこれまでの同種の作品…

マーティン・スコセッシの圧倒的な一作を解説

マーティン・スコセッシの圧倒的な一作 『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』徹底考察

マーティン・スコセッシ監督の『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』は、とんでもない作品だ。「こういう傑作と出会うために映画を観続…

『アッシャー家の崩壊』の存在意義

『アッシャー家の崩壊』をマイク・フラナガンが映像化した意義 原作小説から読み解く

19世紀文学を代表する作家の一人である、エドガー・アラン・ポー。史上初の推理小説といわれる『モルグ街の殺人』や、発表当時衝撃を巻…

『死霊館のシスター 呪いの秘密』内容を考察

『死霊館のシスター 呪いの秘密』は主客転倒した作品? シリーズの中での位置づけを考察

実在したアメリカの心霊研究家、エド&ロレイン・ウォーレン夫妻の物語を、「ホラーマスター」と呼ばれるジェームズ・ワン監督が先鋭的な…

『唄う六人の女』なぜ妖艶で美的に描かれた?

『唄う六人の女』妖艶で美的な描写の“必然性” 泉鏡花『高野聖』との重なりから考察

竹野内豊と山田孝之がダブル主演を務める『唄う六人の女』は、大自然に囲まれた日本家屋で目を覚ました二人の男が、六人の女の手によって…