『ホット・ファズ』を楽しむための背景解説

復活上映をより楽しむための背景解説! いま観ても変わらない『ホット・ファズ』の魅力

いまや、『ミッション:インポッシプル』シリーズで、トム・クルーズ演じるスパイに助け出される“ヒロイン”ベンジー役でお馴染みのサイ…

『BTTF』シリーズが後世に与えた影響

『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズが後世に与えた影響 3部作3週連続放送を機に考える

1980年代を代表する、アメリカ娯楽映画の本命中の本命として、最も広く愛されていると言っても過言ではないのが、タイムトラベルを題…

ジャームッシュ作品なぜとらえどころがない?

ジム・ジャームッシュ作品はなぜ“とらえどころがない”? 『デッドマン』などからその作風を探る

80年代後半から90年代にかけ、日本に“ミニシアターブーム”といわれる、小規模な映画館でかかるアートフィルムが人気を博す現象が到…

アダム・サンドラーはなぜ復活できたのか?

アダム・サンドラーはなぜ再び成功を収めることができたのか? Netflixとのコラボから紐解く

利用者を増やし、めざましく躍進している動画配信業界。新型コロナウイルスによる自粛の影響もあり、日本も定額の配信サービスに加入する…

Netflixの大人向けアニメーション5選

Netflixで鑑賞可能なアメリカの大人向けアニメのオススメは? 映画評論家・小野寺系が5作を厳選

Netflixで観られるアニメーション作品は様々あるが、ここで取り上げるのは、魅力的なアメリカの大人向けアニメーション作品だ。 …

海外版ポスターから見えてくる黒澤明の軌跡

世界のアーティストは黒澤映画をどう表現した? 海外版ポスターから浮かび上がる、黒澤明の新たな姿

巨匠映画監督の代名詞ともいえる黒澤明の、デビュー作『姿三四郎』から遺作『まあだだよ』まで、世界30か国にわたる82点もの海外版ポ…

クラシカル志向だが現代的 『塔の上のラプンツェル』は“ステイ・ホーム”のいま観たい作品に

クラシカル志向だが現代的 『塔の上のラプンツェル』は“ステイ・ホーム”のいま観たい作品に

グリム童話を基に、長い間塔にひとり幽閉されてきた姫の数奇な運命を描く、ディズニーの劇場アニメーション『塔の上のラプンツェル』。新…

『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒』の先進性

『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒』はなぜオーソドックスな内容になったのか?

90年代の『バットマン』アニメーションシリーズに、宿敵ジョーカーに恋をするヴィラン(悪役)として初登場したキャラクター、ハーレイ…

いま観たいA24作品をピックアップ

『ミッドサマー』など話題作を続々輩出 いま観たいA24作品5タイトルをピックアップ

『ミッドサマー』、『アンダー・ザ・シルバーレイク』、『エイス・グレード 世界でいちばんクールな私へ』、『荒野にて』、『レディ・バ…

『サーホー』は娯楽映画の趨勢を変える!?

『サーホー』は世界の娯楽映画の趨勢を変える!? 『バーフバリ』ファンも“万歳”な内容に

インド映画史上歴代最高の興行収入を記録し、その激烈な面白さに日本でも話題を呼んだ『バーフバリ』シリーズ。そのバーフバリ役を務めた…

『名もなき生涯』の「神の沈黙」のテーマ

実話を基にしたテレンス・マリックの新境地 『名もなき生涯』における「神の沈黙」のテーマを読む

数々の世界的な賞を受賞した『天国の日々』(1978年)、『シン・レッド・ライン』(1998年)、そして『ツリー・オブ・ライフ』(…

『プライベート・ウォー』が描く自由の価値

『プライベート・ウォー』が描く“自由の価値” 「自己責任」に囚われる私たちが考えるべきこと

日本への原爆投下を機に考案された、「世界終末時計」をご存知だろうか。核兵器や化学兵器などの大量破壊兵器を人類が手にし、環境破壊が…

『1917』は何を伝えようとしたのか

『1917』は何を伝えようとしたのか 長回しの意味、監督の作家性、宗教的モチーフから考察

第一次世界大戦の西部戦線を舞台にした、サム・メンデス監督による戦争映画『1917 命をかけた伝令』。2020年のアカデミー賞を前…

ポン・ジュノ監督の凄さを過去作から紐解く

ポン・ジュノは初めからポン・ジュノだったーー『パラサイト』でアジア映画初の偉業を果たすまで

ポン・ジュノ旋風が吹き荒れている。監督作『パラサイト 半地下の家族』が、カンヌ国際映画祭で韓国映画に初の最高賞パルムドールをもた…

『フリッツ・ホンカ』が傑作の理由

シリアルキラーものの傑作! 『屋根裏の殺人鬼フリッツ・ホンカ』に宿る孤独とユーモア

『ハウス・ジャック・ビルト』や『テッド・バンディ』、『永遠に僕のもの』、そして配信ドラマ『マインドハンター』など、日常的に殺人を…

『キャッツ』の酷評は妥当なのか?

映画『キャッツ』の悪評は妥当なのか? 小野寺系が作品の真価を問う

猫を題材としたT・S・エリオットの詩集を基に、数々のヒットミュージカルを手がけている、アンドリュー・ロイド=ウェバーが曲をつけ、…

『ジョジョ・ラビット』が描いたもの

世界中の人間に共通する課題 “なさそうでなかった”戦争映画『ジョジョ・ラビット』が描いたもの

ナチスドイツを題材にした、“なさそうでなかった”戦争映画『ジョジョ・ラビット』は、観客に新鮮なインパクトを与える作品だ。本作は、…

『フォードvsフェラーリ』ネタバレ解説

【ネタバレあり】『フォードvsフェラーリ』がラストシーンで到達した“マン映画”からの解放

アメリカのフォード・モーターとイタリアのフェラーリが、会社同士のいさかいをきっかけにして、60年代にレースで火花を散らした史実を…

映画のトレンドは80年代から90年代へ!?

映画のトレンドは90年代へ!? 「80年代ブーム」の背景解説&次のフェーズを大予想

ドラマ『ストレンジャー・シングス 未知の世界』(2016年~)や、『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』(2017年)の…

『SW』続3部作とは何だったのか

【ネタバレあり】『スター・ウォーズ』続3部作とは何だったのか 小野寺系が“失敗の理由”を解説

2015年から、スピンオフを間にはさみながら、2年ごとのペースで製作・公開されてきた、『スター・ウォーズ』エピソード7、8、9。…

小野寺系の「2019年映画TOP10」

年末企画:小野寺系の「2019年 年間ベスト映画TOP10」 “内省”が重要なテーマに

リアルサウンド映画部のレギュラー執筆陣が、年末まで日替わりで発表する2019年の年間ベスト企画。映画、国内ドラマ、海外ドラマ、ア…

『ジュマンジ』最新作の現代的なテーマ

テーマは前作よりも現代的に 『ジュマンジ/ネクスト・レベル』が示す、“人間性”の重要度

絵本を原作に、ボードゲームで起きた出来事が本当に起こってしまうという内容の、ロビン・ウィリアムズ主演ファンタジー映画『ジュマンジ…

『冬時間のパリ』で楽しむ「大人」の会話劇

フランス映画を楽しむ秘訣は“おしゃべり”にあり!? 『冬時間のパリ』が描く大人の恋愛観

会話、会話、会話。恋愛や夫婦の関係、仕事の悩みなどが描かれたフランス映画『冬時間のパリ』は、邦題のとおり冬のパリを舞台に、大人の…

『ドクター・スリープ』の違和感を考察

キューブリック版『シャイニング』のパロディのよう? 『ドクター・スリープ』の違和感を考察

スタンリー・キューブリック監督の『シャイニング』(1980年)は、最も親しまれ評価されてきた、ホラー映画の金字塔といえる作品であ…

アメコミヒーローと重なる『気候戦士』の姿

それぞれが立場と能力を活かして気候変動に対抗する アメコミヒーローと重なる『気候戦士』の姿

国連の「気候アクション・サミット2019」で演説し、そのうったえに注目が集まった、スウェーデンの16歳、グレタ・トゥーンベリ。賞…

『ターミネーター』最新作の革新的な試み

【ネタバレあり】賛否渦巻く『ターミネーター:ニュー・フェイト』の革新的な試みを解説

いまも愛される、SFアクション映画の代表格、『ターミネーター』(1984年)と、『ターミネーター2』(1991年)。観客からの圧…

『IT/イット』完結編なぜ長尺に?

『IT/イット』完結編はなぜ長尺になったのか? ホラー描写とテーマの関わりから考える

ホラー映画史上最大のヒットという大成功を収めた、『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』……その続編かつ完結編が、本作『I…

『テッド・バンディ』が暴く内に潜む悪

『ジョーカー』と『テッド・バンディ』が共有するテーマとは 米史上最大の悪は私たちのすぐそばに

殺人など凶悪犯罪の報道を目にする度に、「なぜ犯人は、そんな非道なことができるのだろう」と思うことがある。ましてや快楽や私欲など身…

『フッド:ザ・ビギニング』が掲示した可能性

新解釈のロビン・フッド映画 タロン・エジャトン主演『フッド:ザ・ビギニング』が掲示した可能性

『ジョーカー』や『アベンジャーズ』シリーズなど立て続けにヒットを飛ばし、「アメコミヒーロー映画全盛」といえる状況にある、現在のア…