『モナーク』が描く“怪獣の脅威”

人類の歴史を暗示? 『モナーク:レガシー・オブ・モンスターズ』が描く“怪獣の脅威”

ギャレス・エドワーズ監督の『GODZILLA ゴジラ』(2014年)からスタートした、レジェンダリー・エンターテインメントとワー…

北野武『首』から世界に通用する表現を考える

『首』は北野武の集大成となる一作に 二大監督からの影響と世界に通用する表現を考える

監督としてのクリント・イーストウッドには、2人の師が存在する。自身が出演する作品を手がけたセルジオ・レオーネ監督とドン・シーゲル…

スタローンの生き方が示す人生の希望

シルヴェスター・スタローンの精神は『ロッキー』そのもの その生き方が示す人生の希望

半年ほど前より、アクションスター俳優アーノルド・シュワルツェネッガーの伝記ドキュメンタリー『アーノルド ~シュワルツェネッガー、…

『ザ・キラー』徹底考察

デヴィッド・フィンチャー監督『ザ・キラー』を徹底考察 ラストシーンは何を意味する?

「殺し屋」を職業にしている人物は、娯楽映画において数限りなく登場してきた。おそらくは多かれ少なかれ実際に存在していて、たぶんどこ…

『ザ・クリエイター』は驚きに満ちた一作に

『ザ・クリエイター/創造者』が驚きに満ちた一作となった理由 製作背景などから考察

『ザ・クリエイター/創造者』は、VFXが多用されたSF映画として娯楽的な要素に満ちた内容でありながら、同時にこれまでの同種の作品…

マーティン・スコセッシの圧倒的な一作を解説

マーティン・スコセッシの圧倒的な一作 『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』徹底考察

マーティン・スコセッシ監督の『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』は、とんでもない作品だ。「こういう傑作と出会うために映画を観続…

『アッシャー家の崩壊』の存在意義

『アッシャー家の崩壊』をマイク・フラナガンが映像化した意義 原作小説から読み解く

19世紀文学を代表する作家の一人である、エドガー・アラン・ポー。史上初の推理小説といわれる『モルグ街の殺人』や、発表当時衝撃を巻…

『死霊館のシスター 呪いの秘密』内容を考察

『死霊館のシスター 呪いの秘密』は主客転倒した作品? シリーズの中での位置づけを考察

実在したアメリカの心霊研究家、エド&ロレイン・ウォーレン夫妻の物語を、「ホラーマスター」と呼ばれるジェームズ・ワン監督が先鋭的な…

『バレリーナ』がこだわった映像表現

『バレリーナ』がこだわった映像表現 画面の美的な完成度によって獲得した優雅さ

近年、とくに世界が韓国映画、ドラマに期待しているものといえば、恋愛よりもバイオレンス表現なのではないか。エクストリームな内容はイ…

『唄う六人の女』なぜ妖艶で美的に描かれた?

『唄う六人の女』妖艶で美的な描写の“必然性” 泉鏡花『高野聖』との重なりから考察

竹野内豊と山田孝之がダブル主演を務める『唄う六人の女』は、大自然に囲まれた日本家屋で目を覚ました二人の男が、六人の女の手によって…

『レプタイル -蜥蜴-』の凄さを解説

MV出身監督グラント・シンガーの驚くべき達成 『レプタイル -蜥蜴-』の凄さを解説

さまざまなジャンルの映像作品を製作、配信しているNetflix。そのラインナップのなかでも、映画ファンたちがとくに歓迎したいのが…

異色作『スパイキッズ:アルマゲドン』を解説

『スパイキッズ:アルマゲドン』の突出した点を解説 ロバート・ロドリゲスが託した希望

ロバート・ロドリゲス監督が手がけてきた『スパイキッズ』シリーズは、スパイの夫婦とその子どもたちが悪の組織と戦って世界の危機を救う…

『フローラとマックス』が証明した音楽の力

『フローラとマックス』は“名作”と呼べる愛すべき一作に 音楽に対する普遍的かつ深い理解

ひと組の親子の結びつきが音楽によって修復されていく姿を描いたアイルランド映画『フローラとマックス』の配信がApple TV+で開…

『ヘンリー・シュガー』の内容を解説

“ウェス・アンダーソン節”全開 中編作品『ヘンリー・シュガーのワンダフルな物語』を解説

『アステロイド・シティ』が日本で公開中のタイミングで、同じウェス・アンダーソン監督作である41分の映画『ヘンリー・シュガーのワン…

『ミュータント・パニック!』は“革命的”

『ミュータント・タートルズ:ミュータント・パニック!』は“革命的”作品 その凄さを解説

アメリカンコミックやTVアニメ、実写映画をはじめ、その他複数のメディアで、1980年代より今日まで展開され続けている『ティーンエ…

『ホーンテッドマンション』の異様な奥行き

『ホーンテッドマンション』に感じる異様な奥行き 娯楽作にとどまらない内容になった理由

ディズニーアニメーションを原作とした実写映画化シリーズを、ディズニー自身が続々製作、公開しているのと同様、『パイレーツ・オブ・カ…

『アステロイド・シティ』徹底解説

『アステロイド・シティ』をネタバレありで解説 ウェス・アンダーソンが作品に込めた真意

アメリカの映画界で、きわめて個性的なスタイルを駆使しながら、ポップで抽象的な映像世界を生み出しているウェス・アンダーソン監督。そ…

実写版『ONE PIECE』大成功の理由

Netflixシリーズ『ONE PIECE』が実写化大成功となった理由 アメリカで作られた意義を考察

永きにわたり、漫画雑誌『週刊少年ジャンプ』の屋台骨を支え続けてきた、尾田栄一郎によるヒット作『ONE PIECE』(ワンピース)…

SFドラマ『インベージョン』の特殊性

忽那汐里、菊地凛子も出演 SFドラマ『インベージョン』の特殊性と現実社会に通じるテーマ

Apple TV+で2021年から配信されているSFドラマシリーズ『インベージョン』の第2シーズンの配信が始まった。  この『…

『ムービング』とヒーロー作品の類似点

『ムービング』が“地に足をつけた”ドラマとなった理由 スーパーヒーロー作品との類似点

『パラサイト 半地下の家族』(2019年)、『イカゲーム』が世界的なブームになったことから、さまざまなタイトルが熱視線を浴び続け…

『M:I』と違う『ハート・オブ・ストーン』

『ハート・オブ・ストーン』は『M:I』シリーズと似て非なる? ガル・ガドットの勇姿を堪能

『タイラー・レイク』シリーズや『グレイマン』(2022年)など、次々に大作が送り出されているNetflixのアクション映画。この…

『トランスフォーマー/ビースト覚醒』の挑戦

『トランスフォーマー/ビースト覚醒』の驚くべき挑戦 描かれたブルックリンのリアル

スティーヴン・スピルバーグが製作総指揮として参加、マイケル・ベイ監督が10年の間に5作もの作品を送り出し、さらにスピンオフも製作…

『ゼイ・クローン・タイローン』が描いたもの

SF風陰謀コメディ 『ゼイ・クローン・タイローン』が描く、アメリカにおける現実的な脅威

『クリード 炎の宿敵』(2018年)の脚本を担当したユエル・テイラーが初監督し、ジョン・ボイエガ、ジェイミー・フォックス、テヨナ…