『ハウス・オブ・ダイナマイト』が示す恐怖

核戦争の恐怖を人間の弱さを描くことで暗示 『ハウス・オブ・ダイナマイト』が示す恐怖

『ハート・ロッカー』(2008年)、『ゼロ・ダーク・サーティ』(2012年)など、近年はアメリカのポリティカルかつ刺激的な題材で…

『グッドニュース』の挑戦的な試み

「よど号ハイジャック事件」を韓国側の視点で描く 『グッドニュース』の挑戦的な試み

1970年に日本を震撼させた、「よど号ハイジャック事件」。極左過激武装組織・赤軍派が、羽田を飛び立った旅客機を乗っ取り、北朝鮮へ…

『死霊館』シリーズの完結を考える

『死霊館 最後の儀式』はホラーとして物足りない? シリーズの締めくくりに与えられた意味

「心霊研究家」夫妻、エド&ロレイン・ウォーレンをモデルに、夫妻が経験したという超常現象・怪奇事件を題材にした、12年の歴史を持つ…

『ロスト・バス』は“人間ドラマ”の傑作だ

山火事の脅威を誰も見たことのないレベルで表現 『ロスト・バス』は“人間ドラマ”の傑作だ

これまでのパニック映画の枠を飛び越え、山火事の脅威を、映画作品として誰も見たことのないレベルで見事に表現したポール・グリーングラ…

『ファイナル・デッドブラッド』ヒットの理由

『ファイナル・デッドブラッド』なぜシリーズ最大のヒットに? “死の描写”のリアリティ

予知によって大惨事から逃れた人々が、“死の運命”に襲われ次々と連鎖的な事故で命を狙われるホラー、『ファイナル・デスティネーション…

『キル・ボクスン』と対になる『カマキリ』

イム・シワン主演『カマキリ』が描く韓国社会の課題 『キル・ボクスン』と対になる一作に

暗殺を請け負う会社組織に属する、業界トップのベテラン殺し屋が、母として娘の問題に翻弄され、ワークライフバランスのなかで揺れる姿を…

『トロン:アレス』は映画館で“体感”すべき

『トロン:アレス』を映画館で“体感”せよ 圧倒的な映像体験と音楽がもたらすメッセージ

3DCGを本格的に導入した最初期の伝説的映画として、圧倒的に時代を先取りしていた1作目『トロン』(1982年)。そして、ジョセフ…

PTA新作『OBAA』の魅力を多角的に考察

『ワン・バトル・アフター・アナザー』の圧倒的な映画体験 その巨大な魅力を多角的に考察

近年、これほど圧倒的な映画体験があっただろうか。日本でも公開が始まった、ポール・トーマス・アンダーソン監督、レオナルド・ディカプ…

哲学的視点で読み解く『今際の国のアリス』S3

『今際の国のアリス』が提示する現在の社会に必要なこと シーズン3を哲学的視点で読み解く

日本発のドラマ作品として異例といえる大規模撮影を敢行し、豪華なキャスト陣も話題となったNetflixシリーズ、『今際の国のアリス…

『ザ・ザ・コルダのフェニキア計画』を紐解く

『ザ・ザ・コルダのフェニキア計画』の本質に迫る ウェス・アンダーソンの“作家性”とは

精緻に画面に配置される美術、ポップかつ淡い色使い、シンメトリーな構図など、個性的な美意識がみなぎるヴィジュアル面が大きく評価され…

『ウンジュンとサンヨン』の興味深い点を考察

『ウンジュンとサンヨン』が描く2人の女性の複雑な関係 魂を震わせる“マジックモーメント”

韓国ドラマ界に、また一つ印象深い作品が加わった。Netflix配信のリミテッドシリーズ(1シーズン限定ドラマ)『ウンジュンとサン…

スパイク・リー、黒澤明名作をどうリメイク?

スパイク・リーは黒澤明名作をどうリメイクした? 『天国と地獄 Highest 2 Lowest』の選択

映画史に大きく刻まれる巨匠にして、いまでも世界中の映画人の尊敬を集めている、映画監督・黒澤明。その人気作『天国と地獄』(1963…

『アイス・ロード:リベンジ』の90年代感

『アイス・ロード:リベンジ』にみる、リーアム・ニーソンのアクション映画のマンネリズム

『96時間』(2008年)のヒット以来、名優であると同時に“熟年アクションスター”としても認知されてきた、リーアム・ニーソン。驚…

『木曜殺人クラブ』が支持された理由とは

高齢者たちが未解決事件の調査に乗り出す 『木曜殺人クラブ』はなぜ支持されたのか?

本国イギリスだけで、異例の速度による100万部の売り上げを突破し、さらには世界中でシリーズ累計1000万部以上を売り上げた、イギ…

『全裸監督』とは一線画す『エマ』の意義深さ

『全裸監督』とは一線を画す 韓国のNetflixオリジナルドラマシリーズ『エマ』の意義深さ

Netflixオリジナルドラマにおいても、見応えある内容を提供し続けている韓国作品。そのなかでもひときわ心を揺さぶる、意義深いシ…

『長くて短くて、短くて長い』を徹底解説

『ボージャック・ホースマン』クリエイター新作 『長くて短くて、短くて長い』の文学的価値

Netflixのオリジナル作品『ボージャック・ホースマン』は、日本でNetflixのサービスが始まった当初からリリースされていた…

『バレリーナ』の“古くさい価値観”の意味

『バレリーナ』アナ・デ・アルマスが『ジョン・ウィック』シリーズに吹き込んだ新たな風

キアヌ・リーブスが伝説の殺し屋を演じ、大ヒットを続けてきた『ジョン・ウィック』シリーズ。そのハードなバイオレンスと、さまざまな殺…

『それでも夜は訪れる』が描くささやかな希望

『ANORA アノーラ』と重なる『それでも夜は訪れる』 ヴァネッサ・カービーの深みある演技

第97回アカデミー賞で、作品賞を含む最多5部門を獲得し、賞を席巻した『ANORA アノーラ』(2024年)。この作品では、ニュー…

『JW/復活の大地』賛否両論の理由を分析

『ジュラシック・ワールド/復活の大地』なぜ賛否? シリーズにもたらされた“映画的充実”

恐竜映画の金字塔『ジュラシック・パーク』シリーズと、その世界観を大きく広げた新機軸の『ジュラシック・ワールド』シリーズ。新たに公…

『ウェンズデー』がZ世代を中心人気の理由

『ウェンズデー』がZ世代を中心に支持を受ける理由 新世代ポップスターへの人気とリンク

漫画原作を基に、これまでTVドラマやアニメーション、映画版などが製作され、不気味で残忍なゴシック風の一家の日常を描いてきた、『ア…

『事故物件ゾク 恐い間取り』の“謎”を追求

『事故物件ゾク 恐い間取り』がうったえる“優しさ”の重要性 本人役で登場するタレントの意味

「事故物件住みます芸人」として、“心理的瑕疵”のある賃貸物件に住み続け、さまざまな仕事に活かしている、松原タニシ。その“体験”を…

『アバター』第3弾の予告編を徹底解説

『アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ』のテーマは? 劇場先行上映中の予告編を解説

歴代世界興行収入ランキングで、堂々1位の座に輝く『アバター』(2009年)。第2作の『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』(20…

『鬼滅の刃 無限城編 第一章』徹底解説

『鬼滅の刃 無限城編 第一章』徹底解説 「強い者は弱い者を助け守る」は今の世界にこそ響く

日本映画歴代最高の興行収入を稼ぎ出した『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』(2020年)公開から5年。TVシリーズ『遊郭編』『刀鍛冶…

『スーパーマン』は映画史に刻まれる一作に

『スーパーマン』は映画史に刻まれる一作に 発揮されたジェームズ・ガンの“パンク精神”

ジェームズ・ガン、ピーター・サフランが統括する新たな体制による「DCスタジオ」が始動した、ワーナー・ブラザースによるDCコミック…

『F1/エフワン』が公開される意味を考える

ブラッド・ピットが甦らせたスターの神話 異例のフィクション作品『F1/エフワン』の試み

F1(フォーミュラ1)は、時速300キロを超えるスピードで走行することのできるマシンたちが、世界各国のサーキットで速さを競う、最…