『シークレット・インベージョン』のやばさ

MCUが足を踏み入れた“やばい”領域 先が予想できない『シークレット・インベージョン』

これまでMCU (マーベル・シネマティック・ユニバース)作品は、そのときそのときの社会問題と結びつく要素を、ヒーローの物語のなか…

『ザ・フラッシュ』突出したヒーロー映画に

『ザ・フラッシュ』がなしとげた素晴らしい達成 スケールとテーマの理想的なバランス

DCコミックスを原作とするスーパーヒーロー映画の製作が「DCスタジオ」として、新体制に移行した。これまでマーベル・スタジオで活躍…

シュワちゃんの生き方に学ぶ成功への道

アーノルド・シュワルツェネッガーは“計算高い人物”なのか? その生き方に学ぶ成功への道

今年5月、アーノルド・シュワルツェネッガーが、Netflixのチーフ・アクション・オフィサーに就任したという情報が動画によって、…

最も意味のある実写化『リトル・マーメイド』

『リトル・マーメイド』は最も意味のある実写化作品 “ディズニーらしいディズニー映画”に

一時期人気が低迷していたディズニーが、かつての勢いを取り戻すこととなった、「ディズニー第二黄金期」。その始まりとなったヒット作品…

『スパイダーバース』の挑戦的な姿勢に迫る

『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』が“挑戦的な姿勢”を崩さなかった理由

アカデミー賞長編アニメ映画賞を受賞するなど、アニメーション表現における新しい試みが広く評価され、エポックな作品となった『スパイダ…

『クリード 過去の逆襲』のアプローチ

『クリード 過去の逆襲』がとった前作とは真逆のアプローチ 現実と地続きの問題も

世界中にボクシングの魅力を広め、アクションスター、シルヴェスター・スタローンの代名詞にもなった大ヒットボクシング映画『ロッキー』…

マイケル・J・フォックスから学ぶ“生き方”

マイケル・J・フォックスから学ぶ“生き方”のヒント 観るべきドキュメンタリー『STILL』

映画ファンならずとも多くの観客にいまも愛されている『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズ。その主人公マーティ・マクフライを演…

『ワイスピ』第10作は“原点回帰”作?

『ワイルド・スピード/ファイヤーブースト』は“原点回帰”作なのか? 次作以降への課題も

大ヒットシリーズ『ワイルド・スピード』が、第1作公開から20年以上の時を経て、10作目『ワイルド・スピード/ファイヤーブースト』…

『ザ・マザー』に込められたメッセージ

ジェニファー・ロペスの人生を象徴? Netflix映画『ザ・マザー』に込められたメッセージ

「J. Lo(ジェイロー)」の愛称で知られる世界的スター、ジェニファー・ロペス。歌、ダンス、そして演技と、多彩な才能を発揮して各…

「新宿東口映画祭2023」注目作品を紹介

サイレント映画から洋邦の貴重な名作まで 「新宿東口映画祭2023」注目作品を一挙紹介!

新スポットが現れるなど盛り上がりを見せ、再開発も進んでいる、現在の新宿駅周辺。そんな駅の東口のすぐ近くには、大正時代から営まれ、…

『GotG3』の結末が暗示するもの

【ネタバレあり】『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』結末が暗示するもの

マーベル・スタジオで『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズを手がけてきたジェームズ・ガン監督が、『ザ・スーサイド・スクワ…

実写版『聖闘士星矢』は失敗作なのか?

新田真剣佑主演のハリウッド実写版 『聖闘士星矢 The Beginning』は本当に“失敗作”なのか

車田正美原作の漫画シリーズや、東映動画(現東映アニメーション)のTVアニメシリーズ、劇場版アニメ、OVA作品などを中心に、ゲーム…

『ピーター・パン&ウェンディ』の達成と功績

『ピーター・パン&ウェンディ』の達成と功績 原作小説&アニメーション映画と比較考察

続々と進められている、ディズニーの名作アニメーションの実写化企画。この度ディズニープラスで新しく配信されたのが、ディズニー・クラ…

映画『スーパーマリオ』が支持された理由

『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』が支持された理由 内包された哲学性と社会性

日本を代表するエンターテインメント企業の一つ「任天堂」が擁する、大人気キャラクター“マリオ”。1980年代より『ドンキーコング』…

『ゴーステッド』が描いた理想的な男女関係

クリス・エヴァンス×アナ・デ・アルマス『ゴーステッド Ghosted』が描いた理想的な男女関係

これまで、『ノック・ノック』(2015年)や『ブレードランナー 2049』(2017年)、『ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘…

『search/#サーチ2』を前作と比較

『search/#サーチ2』は前作からどう進化した? サスペンス部分に宿る恐ろしい独自性

突然姿を消してしまった娘を、電子機器やアプリを駆使して捜索する父親の姿を、PCなど電子端末の画面のみで見せていく……という設定で…

台湾ドラマ版『模仿犯』を映画版などと比較

いまドラマ化される意義を獲得した台湾版『模仿犯』 中居正広主演『模倣犯』との違いは?

宮部みゆきの大長編サスペンス小説『模倣犯』(小学館)が、連続ドラマ作品として、3度目の映像化を果たした。しかも今回の製作国は海を…

『キル・ボクスン』の肝は静的な部分にあり

『キル・ボクスン』の肝は“静的”な部分にあり アクションとストーリーの相乗的な関係

殺し屋が殺し屋たちに狙われる極端な状況を描く、キアヌ・リーブス主演のバイオレンスアクションシリーズの最新作『ジョン・ウィック:コ…

『生きる LIVING』オリジナル版と比較

『生きる LIVING』は名作をどうリメイクしたのか? 黒澤明監督のオリジナル版と比較考察

“生きる”とは、一体どういうことなのか? 普遍的で重厚といえる哲学的テーマを表現し、大きな衝撃と深い感動を与えた、巨匠・黒澤明監…

『シャザム!』続編が受けた体制変更の影響

『シャザム!~神々の怒り~』がうったえるヒーロー作品の本質 一方で体制変更の影響も?

映画『シャザム!』が、およそ4年ぶりに続編として、スクリーンに帰ってきた。単純なほどにストレートな物語だが、見た目は大人なのに子…

『オットーという男』が描く“生きる意味”

トム・ハンクスがベテラン俳優の妙味を醸し出す 『オットーという男』が描く“生きる意味”

いつでも新たな企画を探しているアメリカ映画界が、海外の優れた作品をリメイクするケースは少なくない。近年は、フランス映画『エール!…

奇妙な傑作『フェイブルマンズ』を読み解く

『フェイブルマンズ』が示す“芸術の真実” スピルバーグの“奇妙な傑作”を読み解く

SF、アクション、サスペンス……エンターテインメント大作から歴史劇、社会派作品まで、多くの観客を魅了し、映画界を牽引してきた、生…

『エンパイア・オブ・ライト』は何を描いたか

『エンパイア・オブ・ライト』が描く心の拠りどころ オリヴィア・コールマンによる説得力

娯楽、アートフィルムの両方で、不動の地位を確立している、イギリス出身のサム・メンデス監督。彼の注目の新作は、1980年代初頭のイ…

『ボーンズ アンド オール』の深い味わい

『ボーンズ アンド オール』突出した映像美とともに描き出す、孤独な若者たちの人生の季節

『ミラノ、愛に生きる』(2009年)、『君の名前で僕を呼んで』(2017年)、『サスペリア』(2018年)など、類まれなセンスに…

『マンダロリアン』シーズン3への大きな期待

『スター・ウォーズ』ファンからも絶大な支持 『マンダロリアン』が評価される理由とは?

映画の枠を超え、世界のさまざまな文化的領域で、一つの象徴として定着している『スター・ウォーズ』。現在は創造主たるジョージ・ルーカ…

『アントマン3』にみる今後のMCUの展開

『アントマン&ワスプ:クアントマニア』が暗示する、フェーズ5以降のMCUの展開

ヒーロー映画シリーズ「マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)」が、製作しているマーベル・スタジオが称するところの“フェー…

『THE LAST OF US』比較検証

『THE LAST OF US』を原作ゲームと比較検証 日常を描いたドラマならではのアプローチ

日進月歩の成長を遂げ、ときに映画やドラマ以上の製作費をかけて、深い感動を与える作品が登場してきているテレビゲーム業界。そのなかで…

『イニシェリン島の精霊』の物語を解説

『イニシェリン島の精霊』に込められた、世界を救う一抹の希望 真の“アイルランド魂”とは

衝撃的な人間ドラマが展開する映画『スリー・ビルボード』(2017年)で、監督、脚本家として絶大な評価を受けることになった、マーテ…

『カジノ』が視聴者に問いかけること

チェ・ミンシク演じる主人公の人生をどう評価する? 『カジノ』が視聴者に問いかけること

すごい時代になってきた。『パラサイト 半地下の家族』(2019年)、配信ドラマ『イカゲーム』の世界的ヒットに続き、『Pachin…