いま観ることでより深まる『天空の城ラピュタ』のテーマ 宮﨑駿監督の姿勢と試みを読み解く
「愉しきかな、血湧き肉踊る、漫画映画」……『天空の城ラピュタ』(1986年)公開当時のパンフレットに、宮﨑駿(当時は宮崎駿表記)…
マーク・ウォールバーグ×ハル・ベリー『ザ・ユニオン』から考える、映画界の現状や課題
マーク・ウォールバーグ、ハル・ベリー主演の、Netflix配信スパイアクション映画、『ザ・ユニオン』……親しみやすいコメディタッ…
『フォールガイ』はスタントアクション映画の決定版 現在の映画界の状況も反映した一作に
映画撮影において、出演俳優の代わりに命を張って危険なアクション部分を演じる役割といえば、アクション映画にとって、なくてはならない…
マット・デイモン×ケイシー・アフレックによる逃亡劇 『インスティゲイターズ』の批評性
マット・デイモンとケイシー・アフレック、そして、『ザ・ホエール』(2022年)でのアカデミー賞ノミネートによって近年注目を集める…
ジェーン・バーキンのカリスマ性が光る アニエス・ヴァルダとのタッグ作を“いま”観る意義
俳優、シンガー、モデル、アクティビストとして、さまざまな分野で長年にわたり光り輝き、いまも多くの人々の憧れであり続けている、ジェ…
S・S・ラージャマウリの“秘密”に迫る ドキュメンタリー『モダン・マスターズ』の真の価値
『バーフバリ』シリーズ2作や、『RRR』(2022年)を世界的なヒットへと導き、日本でも多くのファンを獲得している、インドの映画…
『フェイクドキュメンタリーQ』は時代を象徴する “ブーム”を牽引する独特な不気味さに迫る
「フェイクドキュメンタリー」に類するホラー、ミステリーが、最近になって日本でブームを見せている。映画『変な家』のヒットを生んだW…
『あのコはだぁれ?』はなぜ怖いのか? 『呪怨』シリーズに通じる恐怖演出の数々に迫る
これまで日本のホラー映画を牽引してきた清水崇監督。世界的なブームとなった『呪怨』シリーズはもとより、数多くのホラー作品を手がけ、…
『デッドプール&ウルヴァリン』が大ヒットを成し遂げた理由 マルチバースを最大限に利用
ディズニーによる、2019年の20世紀フォックス買収。これによって、これまで20世紀フォックスが映画化権を有していたマーベル・コ…
『怪盗グルーのミニオン超変身』の驚くべき挑戦 4作目だからこそ可能になった前衛的な試み
次々とヒット作品を送り出している制作会社イルミネーション。その代名詞といえば、スタジオの記念すべき第1作となり、数々の続編やスピ…
『化け猫あんずちゃん』が生み出された意義を考える 2024年の日本アニメ映画の最重要作に
2024年の夏はアニメーション映画が続々公開され、何を観るか迷うアニメファン、映画ファンも少なくないはず。そんな充実したラインナ…
映画史における『メイ・ディセンバー』の意義深さ 実話ベースの作品に対する“問いかけ”に
トッド・ヘインズが監督を務め、ナタリー・ポートマンとジュリアン・ムーア共演で火花を散らす役柄を演じる、『メイ・ディセンバー ゆれ…
『キングダム 大将軍の帰還』に感じたシリーズ屈指の熱量 観客を圧倒する大沢たかおの熱演
中国史の戦乱時代の一つ、春秋戦国の末期を題材に、中華を統一する夢を持った6代目秦王と、その武将、軍師、兵士たちの活躍を描いていく…
ハリウッドデビューの西島秀俊が適役に 『サニー』が提示するAIやロボットの“希望”と“不安”
動画配信ビジネスの規模拡大によって、各社ともワールドワイドなコンテンツを必要とする現在、日本のカルチャーにも大きな注目が集まって…
エディ・マーフィが哀愁と幸福感を体現 『ビバリーヒルズ・コップ』30年ぶり新作の存在意義
ハリウッドのレジェンドの一人である、コメディ俳優エディ・マーフィの代名詞といえる映画といえば、日本でも高い人気を誇る『ビバリーヒ…
“先住民発”の重要作 リリー・グラッドストーン主演『ファンシー・ダンス』が世界に放つ声
アカデミー賞で作品賞を含め最多7部門に輝いた『オッペンハイマー』とともに、さまざまな賞レースを争った、巨匠マーティン・スコセッシ…
『クワイエット・プレイス:DAY 1』徹底考察 サバイバルが暗示する“人類が背負う罪の歴史”
音を聞きつけられたら正体不明の怪物に襲撃されるという、極限状況を描くサバイバルスリラー映画、『クワイエット・プレイス』シリーズ。…
『ルックバック』が与える“衝撃”の核に迫る 藤本タツキという傑出した“個人”の等身大の姿
この時代に日本の漫画作品を愛好する者、そして漫画を描く者たちにとって、「藤本タツキ」の出現と近年の活躍は、いろいろな意味で“事件…
『ザ・ウォッチャーズ』に感じるアンバランスさの正体とは 隠された本質部分を考察
アメリカ映画界でヒットメイカーとして知られる、M・ナイト・シャマラン監督。その娘で、現在20代半ばのイシャナ・ナイト・シャマラン…
『バッドボーイズ RIDE OR DIE』なぜアメリカで大ヒット? ウィル・スミスの捨て身の表現
ウィル・スミスとマーティン・ローレンス主演による、1995年公開の第1作から、じつに足かけ29年となったアクション映画『バッドボ…
タイ青春映画『ふたごのユーとミー』の輝くような美しさ 傑出した作品になった理由とは?
瓜二つで仲の良い双子の姉妹のひと夏の物語を描く『ふたごのユーとミー 忘れられない夏』は、1999年のタイの田舎を舞台に、南国のゆ…
『ブルー きみは大丈夫』のテーマを深掘り イマジナリーフレンドという存在の本質的な追求
『インサイド・ヘッド2』がアメリカで大ヒットデビューを果たした。「ピクサー復権」との声があがるなかで、「まるでピクサー作品の実写…
『蛇の道』から考える“リメイク”の意義 映像作家・黒沢清の変化を捉えるまたとない機会に
海外でも高い評価を得た傑作サイコスリラー『CURE』(1997年)を撮り上げた時期の、当時40代前半でノリに乗っていた黒沢清監督…
ジェイク・ギレンホールがドラマ初主演で深刻さを体現 AppleTV+『推定無罪』のユニークさ
さまざまな役になりきり、アメリカ映画界のなかでも幅の広い演技を披露してきた一人であるジェイク・ギレンホール。最近も、肉体改造によ…
映画『からかい上手の高木さん』が打破したラブコメの定型 作品自体への分析的な視点も
10年間の連載を終え、2023年に感動のフィナーレを迎えた漫画『からかい上手の高木さん』。TVアニメ版も現時点で3期継続している…
ベネディクト・カンバーバッチが狂気を体現 『エリック』の裏に隠されたメッセージを読む
ベネディクト・カンバーバッチ主演で、子どもの誘拐を題材にサイコサスペンスが展開する、Netflix配信のリミテッドシリーズ『エリ…
『マッドマックス 怒りのデス・ロード』が放つ強い輝き より深まる『フュリオサ』への理解
『マッドマックス』サーガの最新作となる、『マッドマックス:フュリオサ』の劇場公開が始まった。核戦争によって文明が滅び荒廃したウェ…
『イップ・マン』『うる星やつら2』など人気作も! 「新宿東口映画祭2024」注目作品を紹介
世界で最も利用者が多い新宿駅。そのすぐ近くにある劇場「新宿武蔵野館」、「新宿シネマカリテ」で、今年も5月24日から6月6日まで、…
伊坂幸太郎の小説は韓国でどう映像化された? Netflix『終末のフール』の隠れたテーマ
『ディープ・インパクト』(1998年)や、『アルマゲドン』(1998年)、はたまた『インデペンデンス・デイ』(1996年)や『宇…
Netflixで再アニメ化された『T・Pぼん』の試みとは 藤子・F・不二雄の手腕などから紐解く
『ドラえもん』をはじめ、数々の魅力ある漫画作品を生み出し続けた、日本漫画界の巨人の一人、藤子・F・不二雄。その未完の連載作品『T…
濱口竜介による謎めいた一作『悪は存在しない』を解説 観客を混乱させる結末の狙いとは
いま、海外の映画祭で最も注視されている日本の映画監督、濱口竜介。各国の映画祭で数多くの賞を獲り、カンヌ国際映画祭、ベルリン国際映…
『ゴジラxコング 新たなる帝国』の理知的な試み アダム・ウィンガードがなし得た偉業とは
ワーナー・ブラザースとレジェンダリー・ピクチャーズ、東宝の提携によるハリウッド版ゴジラシリーズに、『キングコング:髑髏島の巨神』…
アンドリュー・ヘイは山田太一の物語をどう映像化した? 『異人たち』が描いたテーマを考察
日本の映画、TVドラマ、演劇に大きな足跡を残した脚本家・山田太一。2023年11月に惜しくもこの世を去ってしまったが、その仕事の…
『フォールアウト』が原作ゲームファンから支持された理由 風刺精神が活かされた内容に
核戦争後の荒廃した環境でのサバイバルを、凝りに凝った設定と、大勢の深みあるキャラクターたちの営みや戦闘、人間ドラマなどで表現した…
『シュガー』ハードボイルド的主人公の存在意義を考察 引用されたクラシック映画の数々も
近未来SFながら往年の本格的なフィルムノワールの空気を再現した、ヒュー・ジャックマン主演の『レミニセンス』が公開された2021年…
『寄生獣 -ザ・グレイ-』なぜ原作ファンに認められる結果に? シリーズのテーマを考察
日本の漫画家のなかでも一線を画した、鋭く知性的な作風で知られる岩明均による、大ヒット作品『寄生獣』。その映像化作品は、大胆なアレ…
『オーメン:ザ・ファースト』は前日譚として出色の出来 描かれた恐怖の画期的な試みとは
有名ホラー映画の過去のエピソードを描く、いわゆる“前日譚(ぜんじつたん)”を題材にした後年の作品が、近年いろいろと公開されている…








































