“アニメ監督”ヨン・サンホだからこその『寄生獣』 『豚の王』『フェイク』など過去作も必見
『寄生獣 -ザ・グレイ-』が世界的にヒットしている。グローバルに視聴されるNetflix作品だが、アジアだけでなく欧米まで人気が…
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『寄生獣 -ザ・グレイ-』が世界的にヒットしている。グローバルに視聴されるNetflix作品だが、アジアだけでなく欧米まで人気が…
ヴィム・ヴェンダース監督が100%日本資本のもと全編東京ロケを敢行した『PERFECT DAYS』(2023年)が、日本映画とし…
国内外の数々の賞を受賞し、2023年を代表する名作となった『ブラッシュアップライフ』(日本テレビ系)が同年12月28・29日に一…
2022年に続いて、この1年に亡くなった映画人たちを振り返るコラムを任されることとなり、1月から順に訃報を辿っていくと、失礼なが…
それは、あまりにも突然のことだった。12月16日の放送前日になって、『プロフェッショナル 仕事の流儀』(NHK総合)の次回エピソ…
11月29日、脚本家の山田太一が亡くなった。享年89歳。覚悟はしていたが、訃報を聞いて気持ちが大きく落ち込んでしまった。 …
近年、目を引く俳優たちによる監督業進出。キャリアにおいて出演と監督を兼ねる“俳優監督”は昔から一定数いたが、質・量ともに充実した…
作品を発表するごとに物議を醸し出しながらも、数々の映画賞を受賞してきたデンマークの映画監督、ラース・フォン・トリアー。観客に忘れ…
※本稿には『劇場版 花咲くいろは HOME SWEET HOME』『心が叫びたがってるんだ。』『さよならの朝に約束の花をかざろう…
「僕は、すべての人がおたがいによい友だちであるような、そういう世の中が来なければいけないと思います」(吉野源三郎『君たちはど…
「だからファンタジーはね、今できないんですよ。(…)陰々滅々としたファンタジーもね、キラキラしたファンタジーもね、両方とも嘘…
「学校に行く前に子どもがもうだめになっている。幼稚園に行く前にだめになっていると言います。かつての子どもはガキで、つまりエネ…
「自然に優しいジブリなんて思い込んでいる奴を蹴飛ばしてやろうと思ったんです」(『風の帰る場所』p155) 宮﨑駿の…
坂元裕二がNetflixと5年契約を結び、複数の作品を制作して独占配信することが発表された。 坂元裕二は日本を代表する脚本家…
「やっぱり基本的に、ものすごくみんな真面目に『自分はどういうふうに生きていったらいいんだろう?』ってふうに子供たちが思ってる…
3月15日、映画『片思い世界』の製作が発表された。 脚本は坂元裕二。監督は土井裕泰。2人は過去にテレビドラマでは『猟奇的な彼…
映画業界が震撼したハーヴェイ・ワインスタインの性暴力事件を記事にしたワシントンポストの記者たちによる実録本『その名を暴け #Me…
2023年、間違いなく注目を集める監督がいる。映画『きみの色』の公開を秋に控えた山田尚子だ。すでにアニメファンからは広く知られた…
毎年多くの映画人がこの世を去る。それはどうしたって避けられないことである。アカデミー賞の授賞式に必ず設けられている追悼のメモリア…
宮崎駿監督による10年ぶりの長編作品『君たちはどう生きるか』が2023年7月14日に公開されることが発表され、世間を賑わせている…
ドラマ好きであれば、誰しも好きな脚本家のひとりやふたり、いるのではないか。 その中でも、大河ドラマ『鎌倉殿の13人』(NHK…
気鋭の映画プロデューサーの長編初監督作品、劇場版『ドラえもん』の脚本家による監督作、原作者が自ら監督――。『百花』という映画に重…
映画好きなら見逃せない貴重なコンサートが11月5日、6日の2日間、東京国際フォーラム ホールAにて開催される。2020年にこの世…
“原作もの”を手がける名匠・三木孝浩監督の最新作が3本も立て続けに封切られ、全国で公開中だ。『今夜、世界からこの恋が消えても』『…
今、日本映画で最も多作かつ、〈当たり〉の多い監督といえば城定秀夫をおいて他にいない。青春も性春も、あらゆる題材を手際よく料理し、…
まだ57歳だというのに青山真治がこの世を去ってしまった。畏友の追悼文を書かねばならぬこの運命を、ただ呆然として呪うことしかできな…
この数カ月で世界で最も知られることになった日本人映画監督と思われる濱口竜介。『ドライブ・マイ・カー』が第94回アカデミー賞に作品…
「自分自身に耳を傾けなかった。だから僕は音を失ってしまった」(※1) これは、濱口竜介監督作『ドライブ・マイ・カー』…
「谷垣健治」この名前は覚えておいて損はないと思う。谷垣さんは今や日本映画界になくてはならない人物であり、あと数十年後に日本映画の…
『パルプ・フィクション』(1994年)、『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』(2019年)などを手がけるクエンティン…
濱口竜介が熱心な観客を獲得してきた理由 『ドライブ・マイ・カー』はカンヌ国際映画祭において、日本映画初となる脚本賞ほか、…
※本稿には、『シン・エヴァンゲリオン劇場版』の結末を含む内容への言及があります。 『シン・エヴァンゲリオン劇場版』のラスト…