城定秀夫作品にハズれなし 青春も性春も、あらゆる題材を手際よく料理する手腕
今、日本映画で最も多作かつ、〈当たり〉の多い監督といえば城定秀夫をおいて他にいない。青春も性春も、あらゆる題材を手際よく料理し、…
ディレクター分析の記事一覧です
今、日本映画で最も多作かつ、〈当たり〉の多い監督といえば城定秀夫をおいて他にいない。青春も性春も、あらゆる題材を手際よく料理し、…
まだ57歳だというのに青山真治がこの世を去ってしまった。畏友の追悼文を書かねばならぬこの運命を、ただ呆然として呪うことしかできな…
この数カ月で世界で最も知られることになった日本人映画監督と思われる濱口竜介。『ドライブ・マイ・カー』が第94回アカデミー賞に作品…
「自分自身に耳を傾けなかった。だから僕は音を失ってしまった」(※1) これは、濱口竜介監督作『ドライブ・マイ・カー』…
「谷垣健治」この名前は覚えておいて損はないと思う。谷垣さんは今や日本映画界になくてはならない人物であり、あと数十年後に日本映画の…
『パルプ・フィクション』(1994年)、『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』(2019年)などを手がけるクエンティン…
濱口竜介が熱心な観客を獲得してきた理由 『ドライブ・マイ・カー』はカンヌ国際映画祭において、日本映画初となる脚本賞ほか、…
※本稿には、『シン・エヴァンゲリオン劇場版』の結末を含む内容への言及があります。 『シン・エヴァンゲリオン劇場版』のラスト…
「警告」という文字が画面を埋め尽くしたあと、スマホで動画を撮りながら駅(宇部新川駅だ!)の階段を全速力で駆け上がってゆく男性の姿…
「坂元裕二さんのシナリオが素晴らしい言葉に溢れていたので、私から特別なことは付け加えなくていい、と思いながら作りました」 2…
アリ・アスター監督の『ヘレディタリー/継承』がNetflixに配信されてからしばらくの間、国内映画TOP10にランクインしていた…
2020年12月11日、韓国のキム・ギドク監督が新型コロナウイルス感染症によりラトビアの地で急逝した。ヴェネチア、ベルリン、カン…
「全部気のせいだったらどうしよう」 映画『ジオラマボーイ・パノラマガール』の中で、主人公のハルコ(山田杏奈)は初めて…
芸能界の裏側を赤裸々に描いた『共演NG』(テレビ東京ほか)は視聴者の欲望のど真ん中を射抜く。 中井貴一演じる人気俳優・遠山英…
11月27日放送の『金曜ロードSHOW!』(日本テレビ系)にて、山崎貴監督作『ルパン三世 THE FIRST』が放送される。11…
玉田真也が監督・脚本を務める映画『僕の好きな女の子』が現在公開中だ。 お笑い芸人の又吉直樹が書いたエッセイを原作とする本作は…
2018年に福田雄一監督がドラマ化した『今日から俺は!!』(日本テレビ系)を映画化した『今日から俺は!!劇場版』が劇場公開され、…
新型コロナウイルス感染拡大による緊急事態宣言が2020年4月6日から発せられたことによって、7日以降、映画やドラマがのきなみ撮影…
これまでに数々の“原作モノ”の映画を世に放ち、多くの若手俳優の才能をいち早く引き出してきた三木孝浩監督。その鮮やかな手腕には、原…
4月10日19時23分、映画監督の大林宣彦さんが逝去した。先日追悼放送された『時をかける少女』(1983年)をはじめ、大林監督作…
大林宣彦監督が、2020年4月10日に肺がんで亡くなった。『HOUSE/ハウス』(1977年)で長編映画デビューを果たして以来、…
エンタメ業界が揺れているーー。 新型コロナウイルス感染症対策として政府が出した「要請」により、大規模イベントや公演の“自粛”…
ポン・ジュノ旋風が吹き荒れている。監督作『パラサイト 半地下の家族』が、カンヌ国際映画祭で韓国映画に初の最高賞パルムドールをもた…
年末に日本で公開された一本の映画が、現代社会に一石を投じている。 そのタイトルは『家族を想うとき』。宅配ドライバーとして独立…