漫画家にとって“絵柄”はもっとも大事なものだ 『アクタージュ act-age』報道、「表紙」使用の是非を考える
おそらくいま本稿を読んでくださっている方の多くは、8月8日に『アクタージュ act-age』(以下『アクタージュ』)の原作者が逮…
『映像研』のルーツ? 細野不二彦の80年代映研漫画『あどりぶシネ倶楽部』が伝える普遍的な想い
時代を越えて読み継がれる不朽の名作漫画に改めて光を当てるとともに、現代の漫画にその精神や技法が、どのように受け継がれているのかを…
『犬夜叉』は殺生丸の成長物語でもあった 高橋留美子がもう一人の主人公に託した想いとは?
先ごろ、高橋留美子原作『犬夜叉』のその後を描いたTVアニメ、『半妖の夜叉姫―戦国御伽草子―』の制作が発表され、大きな話題を集めて…
赤坂アカ × 横槍メンゴ【推しの子】は2020年を代表する漫画に? セオリー破りな第1話の衝撃
※本稿では第1話の展開について少なからず触れています(筆者) もしかしたら2020年を代表する漫画のひとつになるかも…
50巻越えても終わらない漫画、なぜ増えた? 連載の長期化問題を考える
いきなりだが、まずは質問から始めさせてほしい。あるとき、あなたが、(たとえばSNSで評判になっているのを見るなどして)それまで知…
炎上騒ぎになった『100日後に死ぬワニ』、漫画作品としての真価は? 単行本を再読して感じた作者の実力
きくちゆうきの『100日後に死ぬワニ』の単行本が4月8日に発売された。2019年12月12日から2020年3月20日にかけて、作…
14歳でデビューした漫画家・ときわ藍、デビューの裏側に母娘の『まんが道』アリ 生まれ変わった『ドラえもん』を読む
14歳でデビューした「ときわ藍(らん)」という漫画家をご存じだろうか。短編『アイドル急行』で小学館新人コミック大賞(少女・…
ドラえもん『週刊少年サンデー』ジャックに見る、漫画雑誌の生き残り戦略
小学館あげてのドラえもん50周年企画 現在、藤子・F・不二雄の『ドラえもん』の連載開始50周年を記念して、小学館の雑誌50誌…
手塚治虫が夢見た未来が現実に? 『ぱいどん』はAIと人間の共同作業の第一歩
AIが作った129案のプロット もし手塚治虫が存命で漫画を描き続けていたら、どんな漫画を描いているのだろうか――そんな想像か…
『映像研には手を出すな!』は“アニメを漫画でやろう”としているーー革新性な手法を考察
「漫画で映画をやろう」ではなく「アニメを漫画でやろう」 戦後の日本のストーリー漫画は、映画的手法をふんだんに取り入れた手塚治…
『鬼滅の刃』漫画売り上げランキングで一人勝ち ゆとりあるネーム作りが成功の秘訣か
週間ベストセラー【コミックス】ランキング(1月21日トーハン調べ) 1位 『五等分の花嫁』(13)春場ねぎ 講談社 2位…