笑う巨人はなぜ怖いーー漫画編集者・島田一志が読み解く『進撃の巨人』の“ネーム力”
稀代の傑作『進撃の巨人』は人類に何を問いかけるのかーー2021年4月に約12年に及ぶ連載に終止符を打った漫画『進撃の巨人』を、8…
『東京卍リベンジャーズ』最終章は蛇足ではない 「“オレたち”のリベンジ」に込められた意味を考察
※ 本稿には『東京卍リベンジャーズ』(和久井健)の内容について触れている箇所がございます。同作を未読の方はご注意ください。(筆者…
『岸辺露伴は動かない』はなぜ心に響く? 尽きることのない探究心と人間讃歌
昨年末、NHK総合にて放送されて話題を呼んだ、高橋一生主演のドラマ『岸辺露伴は動かない』。その待望の続編が、本日(2021年12…
『コロナと漫画』編者が語る、フィクションの重要性 漫画は“不要不急”なのか
漫画編集者、ライターとして活動している島田一志による漫画家へのインタビュー集『コロナと漫画〜7人の漫画家が語るパンデミックと創作…
『数学ゴールデン』が描く王道の英雄譚 熱い青春漫画の魅力を考察
いま、「ヤングアニマルZERO」(白泉社)で連載されている藏丸竜彦の青春漫画、『数学ゴールデン』が話題になっている。2020年7…
『東京卍リベンジャーズ』最新刊で衝撃の展開? マイキーが放った言葉の意味を考察
週間ベストセラー【コミックス】ランキング(2021年9月22日トーハン調べ) 1位 『東京卍リベンジャーズ』(24)和久井健 …
藤本タツキ×林士平が語る、漫画家と編集者がタッグを組む意味 「ひとりで描いてるようで、そうではない」
「次世代のスター漫画家」を発掘するために、「少年ジャンプ+」が創設した新漫画賞「MILLION TAG」()が、いま注目を集めて…
『呪術廻戦』祈本里香と両面宿儺、どっちが強い? 勝敗を分けるのは"戦う動機”か
※本稿には、『呪術廻戦』(芥見下々)の内容について触れている箇所がございます。原作を未読の方はご注意ください。 『呪術廻…
『スピリッツ』編集長が語る、“アンケート至上主義”ではない理由 「編集者がおもしろいと思ったものが人々の心を打てる」
1980年の創刊以来、「青年漫画」のジャンルを牽引してきた雑誌『週刊ビッグコミックスピリッツ』(小学館)。『めぞん一刻』、『軽井…
『呪術廻戦』『DEATH NOTE』『ヒカルの碁』……ジャンプ漫画における「憑依」を考える
天使、悪魔、幽霊、妖怪など、いわゆる“人外の者”に憑依(ひょうい)されたことで、魔性の力を得た――そんな主人公の戦いを描いた物語…
田島昭宇が描き出した“光と影”の世界 画業35周年記念作品集『Baby Baby』で読み解く作家性
『多重人格探偵サイコ』(原作・大塚英志)や「MADARA」シリーズなどで知られる田島昭宇の画業35周年を記念した作品集、『Bab…
『セスタス』シリーズが読者を熱くさせる理由ーーひたむきな姿に見る、“格差社会”を生き抜く術
格差社会と呼ばれる現在(いま)を生き抜くための術(すべ) 技来静也の『拳闘暗黒伝セスタス』と『拳奴死闘伝セスタス』を原作とす…
『マイ・ブロークン・マリコ』の平庫ワカ、初期作品集『天雷様と人間のへそ』の完成度に驚き
先ごろ(3月12日)、第24回文化庁メディア芸術祭の受賞作品が発表され、マンガ部門の新人賞に、平庫ワカの『マイ・ブロークン・マリ…
寡作の鬼才漫画家・多田由美ーー長編『レッド・ベルベット』のアメリカン・ニューシネマ的センスを考察
多田由美という漫画家をご存じだろうか。1986年、『ウォーレンの娘』でデビュー、アメリカを舞台にした、絵的にも内容的にも異様に完…
『チ。』作者・魚豊が語る、“主観的な熱中”の尊さと危うさ 「気持ちに逆らえない人たちの姿を描きたい」
いま、目利きの漫画読みたちの間で話題になっている衝撃的な作品がある。『週刊ビッグコミックスピリッツ』(小学館)にて連載中の『チ。…
『SPY×FAMILY』『チェンソーマン』編集者が語る、新しい才能への期待 「何かひとつでも光るところがあればいい」
『SPY×FAMILY』(遠藤達哉・著)、『地獄楽』(賀来ゆうじ・著)、『怪獣8号』(松本直也・著)など、次々と話題作を世に送り…







































