自我(エゴ)・努力・勝利ーーアニメ化迫る『ブルーロック』が少年漫画として“破格”な理由
※本稿には、『ブルーロック』(原作・金城宗幸/漫画・ノ村優介/講談社)の内容について触れている箇所がございます。同作を未読の方は…
『東京卍リベンジャーズ』最終章はいつから構想されていた? 最新27巻に散りばめられた重要なエピソードを考察
※本稿には『東京卍リベンジャーズ』(和久井健/講談社)の内容について触れている箇所がございます。同作を未読の方はご注意ください。…
ライブハウスへ足を運ぶのは命がけの行為だったーー『右手を失くしたカリスマ MASAMI伝』が伝える、80年代のアンダーグラウンド・シーン
かつて――というのは、80年代のことだが――“ライブハウスへ足を運ぶ”という行為は、比喩でも誇張でもなく、“命がけ”であった。そ…
漫画界に新たな才能 話題作「大好きな妻だった」含む、武田登竜門作品集『あと一歩、 そばに来て』評
※本稿には、『あと一歩、そばに来て』(武田登竜門/KADOKAWA)の内容について触れている箇所がございます。同書を未読の方はご…
藤子不二雄(A)が描いた、魅力的な悪人たちと“弱者の視点” 漫画史に刻まれた功績を振り返る
2022年4月7日、『怪物くん』や『忍者ハットリくん』などのヒット作で知られる漫画家の藤子不二雄(A)の訃報が流れた。88歳だっ…
映画版が公開中 現代の怪談『女子高生に殺されたい』は鬼才・古屋兎丸の集大成だ
※本稿では、「オートアサシノフィリア」、すなわち、自分が殺されることに性的興奮を覚えるキャラクターについて考察しています。その種…
笑う巨人はなぜ怖いーー漫画編集者・島田一志が読み解く『進撃の巨人』の“ネーム力”
稀代の傑作『進撃の巨人』は人類に何を問いかけるのかーー2021年4月に約12年に及ぶ連載に終止符を打った漫画『進撃の巨人』を、8…
『東京卍リベンジャーズ』最終章は蛇足ではない 「“オレたち”のリベンジ」に込められた意味を考察
※ 本稿には『東京卍リベンジャーズ』(和久井健)の内容について触れている箇所がございます。同作を未読の方はご注意ください。(筆者…
『岸辺露伴は動かない』はなぜ心に響く? 尽きることのない探究心と人間讃歌
昨年末、NHK総合にて放送されて話題を呼んだ、高橋一生主演のドラマ『岸辺露伴は動かない』。その待望の続編が、本日(2021年12…
『コロナと漫画』編者が語る、フィクションの重要性 漫画は“不要不急”なのか
漫画編集者、ライターとして活動している島田一志による漫画家へのインタビュー集『コロナと漫画〜7人の漫画家が語るパンデミックと創作…
『数学ゴールデン』が描く王道の英雄譚 熱い青春漫画の魅力を考察
いま、「ヤングアニマルZERO」(白泉社)で連載されている藏丸竜彦の青春漫画、『数学ゴールデン』が話題になっている。2020年7…
『東京卍リベンジャーズ』最新刊で衝撃の展開? マイキーが放った言葉の意味を考察
週間ベストセラー【コミックス】ランキング(2021年9月22日トーハン調べ) 1位 『東京卍リベンジャーズ』(24)和久井健 …
藤本タツキ×林士平が語る、漫画家と編集者がタッグを組む意味 「ひとりで描いてるようで、そうではない」
「次世代のスター漫画家」を発掘するために、「少年ジャンプ+」が創設した新漫画賞「MILLION TAG」()が、いま注目を集めて…
『呪術廻戦』祈本里香と両面宿儺、どっちが強い? 勝敗を分けるのは"戦う動機”か
※本稿には、『呪術廻戦』(芥見下々)の内容について触れている箇所がございます。原作を未読の方はご注意ください。 『呪術廻…
『スピリッツ』編集長が語る、“アンケート至上主義”ではない理由 「編集者がおもしろいと思ったものが人々の心を打てる」
1980年の創刊以来、「青年漫画」のジャンルを牽引してきた雑誌『週刊ビッグコミックスピリッツ』(小学館)。『めぞん一刻』、『軽井…
『呪術廻戦』『DEATH NOTE』『ヒカルの碁』……ジャンプ漫画における「憑依」を考える
天使、悪魔、幽霊、妖怪など、いわゆる“人外の者”に憑依(ひょうい)されたことで、魔性の力を得た――そんな主人公の戦いを描いた物語…
田島昭宇が描き出した“光と影”の世界 画業35周年記念作品集『Baby Baby』で読み解く作家性
『多重人格探偵サイコ』(原作・大塚英志)や「MADARA」シリーズなどで知られる田島昭宇の画業35周年を記念した作品集、『Bab…