『右手を失くしたカリスマ MASAMI伝』レビュー

ライブハウスへ足を運ぶのは命がけの行為だったーー『右手を失くしたカリスマ MASAMI伝』が伝える、80年代のアンダーグラウンド・シーン

かつて――というのは、80年代のことだが――“ライブハウスへ足を運ぶ”という行為は、比喩でも誇張でもなく、“命がけ”であった。そ…

『進撃の巨人という神話』発売へ

宮台真司、斎藤環、藤本由香里ら8人が『進撃の巨人』を徹底読解 評論集『進撃の巨人という神話』発売へ

稀代の傑作『進撃の巨人』は人類に何を問いかけるのか。2021年4月に約12年に及ぶ連載に終止符を打った漫画『進撃の巨人』を、8人…

『コロナと漫画』編者が語る、フィクションの重要性

『コロナと漫画』編者が語る、フィクションの重要性 漫画は“不要不急”なのか

漫画編集者、ライターとして活動している島田一志による漫画家へのインタビュー集『コロナと漫画〜7人の漫画家が語るパンデミックと創作…

『ハルコロ』で示した石坂啓の姿勢とは?

アイヌ文化を描く漫画は『ゴールデンカムイ』だけじゃない 石坂啓の隠れた名作『ハルコロ』の現代性

石坂啓の隠れた名作――『ハルコロ』が先ごろ、岩波現代文庫から刊行された(全2巻)。同作は、本多勝一の著書(『アイヌ民族』)を原作…

『進撃の巨人』ランキングでも有終の美

『進撃の巨人』有終の美を飾る 『ONE PIECE』や『呪術廻戦』を抑えてランキングトップに

週間ベストセラー【コミックス】ランキング(2021年6月15日トーハン調べ) 1位 『進撃の巨人』(34)諫山創 講談社 2…

『スピリッツ』編集長インタビュー

『スピリッツ』編集長が語る、“アンケート至上主義”ではない理由 「編集者がおもしろいと思ったものが人々の心を打てる」

1980年の創刊以来、「青年漫画」のジャンルを牽引してきた雑誌『週刊ビッグコミックスピリッツ』(小学館)。『めぞん一刻』、『軽井…

ジャンプ漫画における「憑依」を考える

『呪術廻戦』『DEATH NOTE』『ヒカルの碁』……ジャンプ漫画における「憑依」を考える

天使、悪魔、幽霊、妖怪など、いわゆる“人外の者”に憑依(ひょうい)されたことで、魔性の力を得た――そんな主人公の戦いを描いた物語…