ルッソ兄弟の功績と作風を分析

『ガッチャマン』映像化作品も始動 MCU成功の立役者、ルッソ兄弟の功績と作風を分析

2014年、マーベル・スタジオのヒーロー映画に、突如として驚くべき傑作が誕生した。『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー…

『スパイダーマン』新作はヒーロー映画最先端

【ネタバレあり】『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』がヒーロー映画最先端となった理由

マーベル・スタジオ制作の『スパイダーマン』シリーズ第2弾にして、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)映画における、“フ…

『ホットギミック』を徹底解説!

『ホットギミック ガールミーツボーイ』徹底解説! 山戸結希監督が確立させた“新しい映画表現”

相原実貴原作の少女漫画を基に、映画初出演、初主演となる、アイドルグループ「乃木坂46」の堀未央奈を主演に迎え、現代の少女たちのリ…

『アラジン』と『美女と野獣』共通点と相違点

『アラジン』は“宝の洞窟”のような存在に!? 『シンデレラ』や『美女と野獣』との共通点と相違点

ディズニーの名作アニメーション映画を実写リメイクした『アラジン』が、アメリカ本国や日本を含め、世界中で大ヒットを記録している。主…

実写版『アラジン』成功の理由を分析

『アラジン』成功の理由を分析 キャスティングと監督の選定に見る、ディズニーのプロデュース力

誰もが知るディズニーの名作アニメーション『アラジン』(1992年)を、その公開から27年の時を経て実写化した、同名の新作『アラジ…

『ゴジラ KOM』のメッセージを読む

『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』なぜ圧倒的な美しさを獲得できた? 作品のメッセージを考察

史上空前の美しさを持つゴジラ映画  青白く輝く光の柱が暗雲を貫き、雷撃が中空を駆け抜ける。哀れで無力な人間たちは、巨大な生…

『名探偵ピカチュウ』ピカチュウのかわいさ

『名探偵ピカチュウ』のピカチュウは実写映画における映画スター! その“かわいさ”が意味するもの

「かわいい! ピカチュウかわいい!」の声が、鑑賞した人々から聞こえてくる。映画作品における一つのキャラクターが、ここまで広く賞賛…

「シド・ミード展 2019」レポート

『ブレードランナー』に『∀ガンダム』まで手がけた“レジェンド”の作家性を知るーー「シド・ミード展」レポート

『ブレードランナー』(1982年)の東洋的でクレイジーな街並み、『トロン』(1982年)の未来型バイク、『エイリアン2』(198…

『キングダム』大沢たかおに見る本気度

大沢たかおが与えた“大きな可能性” 『キングダム』は“本気度”の高さが感じられる実写化作品に

青年漫画雑誌に連載中の、春秋戦国時代の動乱を独自の解釈で描いた同名の漫画を映画化した実写映画『キングダム』は、日本映画として最大…

『ザ・クエイク』災害の背後にある絆

ノルウェーで大ヒット 『THE QUAKE/ザ・クエイク』が描く、災害に直面した家族の絆と社会問題

『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』(2018年)の冒頭で強烈な印象を残し、『レヴェナント:蘇えりし者』(2015年)…

『ある少年の告白』深刻な問題と示される希望

『ある少年の告白』が描く深刻な問題と示される希望 ジョエル・エドガートン監督の作風から探る

一人の少年の告白によって明るみになり、アメリカを驚愕させた“ある事件”……。それは、一部の教会が神の名のもとに、人間性を強制的に…

実写制作から考えるディズニー作品のあり方

『ダンボ』『アラジン』『ライオン・キング』も 実写制作の増加から考えるディズニー作品の未来

ティム・バートンが監督を務めた実写版『ダンボ』が公開され、手描きのアニメーションとは異なる、リアルに表現されたダンボの姿に注目が…

モーションキャプチャーが可能にする新時代の映像

『名探偵ピカチュウ』『シン・ゴジラ』……“モーションキャプチャー”が可能にする新時代の映像表現

映画やゲームなど、CGアニメーションを利用した作品制作に活用される「モーションキャプチャー」。人体や物体にマーカーを取り付けて、…

『レゴ(R)ムービー2』が暗示する可能性

『レゴ(R)ムービー2』は未来の可能性を暗示する 物語上のさらなるテーマの追求へ

フィル・ロード&クリストファー・ミラーといえば、いまや最も注目されているクリエイターでありプロデューサーと言っても過言ではないだ…

『バンブルビー』がシリーズにもたらしたもの

『バンブルビー』意外な監督の人選が、『トランスフォーマー』シリーズにもたらしたもの

第1作から第5作『最後の騎士王』まで、足かけ10年にわたって製作されてきた、実写映画版『トランスフォーマー』。ハリウッド映画最大…

ジョン・ラセターの移籍が意味するもの

ジョン・ラセターの移籍は何を意味する? ディズニー/ピクサーにみる、アニメーション界の展望

近年、アニメーション業界において最もネガティブで衝撃的なニュースの一つが、ジョン・ラセターがセクハラ問題によって2018年末にデ…

『キャプテン・マーベル』は普通で最高?

【ネタバレあり】『キャプテン・マーベル』はなぜ分かりやすい直球のヒーロー映画になったのか?

マーベル・スタジオ初となる、単独女性ヒーロー映画『キャプテン・マーベル』。2015年にアカデミー賞主演女優賞を獲得したブリー・ラ…

『スパイダーバース』に心を揺さぶられる理由

『スパイダーマン:スパイダーバース』に心を揺さぶられる理由 ストーリーや画期的な演出から探る

第91回アカデミー賞長編アニメーション賞を受賞したのは、マーベルコミックスの有名ヒーロー、スパイダーマンの活躍を描いた、『スパイ…

『グリーンブック』なぜアカデミー作品賞に?

『グリーンブック』はアカデミー賞作品賞にふさわしかったのか? 批判される理由などから考察

第91回アカデミー賞の栄えある作品賞に選ばれたのは、黒人の天才ピアニストと粗野な白人用心棒が、人種差別が根強い1960年代のアメ…

今語られるべき『サバービコン』のメッセージ

ジョージ・クルーニー監督の作家性が光る いま語られるべき映画『サバービコン』のメッセージ

先日開催された、第91回アカデミー賞で、天才黒人ピアニストと粗野なイタリア系の白人用心棒の交流が描かれた『グリーンブック』が作品…

『アリータ』なぜ世界的なヒットに?

『アリータ:バトル・エンジェル』なぜ世界的なヒットに? 原作を解釈し直した“愛の物語”

世界最大のヒットメイカーとして知られるジェームズ・キャメロン。彼は、世界興行収入歴代1位を記録した『アバター』の制作を開始する前…

『女王陛下のお気に入り』の実験性

監督の作家性を維持しながらリッチな作品に “笑えない悲劇”『女王陛下のお気に入り』の実験性

オリヴィア・コールマン、エマ・ストーン、レイチェル・ワイズ。3人のキャストが揃ってアカデミー賞の主演、助演女優賞にノミネートされ…

『21世紀の女の子』が意味するもの

センセーショナルで深い意義があるオムニバス映画に 『21世紀の女の子』が意味するもの

「女の子だけが本当の映画を撮れる」  こんな印象的なフレーズが飛び出すのは、80年代後半~90年代生まれの女性の映像作家たちが…

『メリー・ポピンズ リターンズ』の価値

“不朽の名作”の続編の出来は? 原作の精神を守り抜いた『メリー・ポピンズ リターンズ』の価値

「さよなら、メリー・ポピンズ。またすぐに帰ってきておくれ」  桜通りのバンクス一家に幸せをもたらした魔法使いのナニー、メリー・…