「シド・ミード展 2019」レポート

『ブレードランナー』に『∀ガンダム』まで手がけた“レジェンド”の作家性を知るーー「シド・ミード展」レポート

『ブレードランナー』(1982年)の東洋的でクレイジーな街並み、『トロン』(1982年)の未来型バイク、『エイリアン2』(198…

『キングダム』大沢たかおに見る本気度

大沢たかおが与えた“大きな可能性” 『キングダム』は“本気度”の高さが感じられる実写化作品に

青年漫画雑誌に連載中の、春秋戦国時代の動乱を独自の解釈で描いた同名の漫画を映画化した実写映画『キングダム』は、日本映画として最大…

『ザ・クエイク』災害の背後にある絆

ノルウェーで大ヒット 『THE QUAKE/ザ・クエイク』が描く、災害に直面した家族の絆と社会問題

『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』(2018年)の冒頭で強烈な印象を残し、『レヴェナント:蘇えりし者』(2015年)…

『ある少年の告白』深刻な問題と示される希望

『ある少年の告白』が描く深刻な問題と示される希望 ジョエル・エドガートン監督の作風から探る

一人の少年の告白によって明るみになり、アメリカを驚愕させた“ある事件”……。それは、一部の教会が神の名のもとに、人間性を強制的に…

実写制作から考えるディズニー作品のあり方

『ダンボ』『アラジン』『ライオン・キング』も 実写制作の増加から考えるディズニー作品の未来

ティム・バートンが監督を務めた実写版『ダンボ』が公開され、手描きのアニメーションとは異なる、リアルに表現されたダンボの姿に注目が…

モーションキャプチャーが可能にする新時代の映像

『名探偵ピカチュウ』『シン・ゴジラ』……“モーションキャプチャー”が可能にする新時代の映像表現

映画やゲームなど、CGアニメーションを利用した作品制作に活用される「モーションキャプチャー」。人体や物体にマーカーを取り付けて、…

『レゴ(R)ムービー2』が暗示する可能性

『レゴ(R)ムービー2』は未来の可能性を暗示する 物語上のさらなるテーマの追求へ

フィル・ロード&クリストファー・ミラーといえば、いまや最も注目されているクリエイターでありプロデューサーと言っても過言ではないだ…

『バンブルビー』がシリーズにもたらしたもの

『バンブルビー』意外な監督の人選が、『トランスフォーマー』シリーズにもたらしたもの

第1作から第5作『最後の騎士王』まで、足かけ10年にわたって製作されてきた、実写映画版『トランスフォーマー』。ハリウッド映画最大…

ジョン・ラセターの移籍が意味するもの

ジョン・ラセターの移籍は何を意味する? ディズニー/ピクサーにみる、アニメーション界の展望

近年、アニメーション業界において最もネガティブで衝撃的なニュースの一つが、ジョン・ラセターがセクハラ問題によって2018年末にデ…

『キャプテン・マーベル』は普通で最高?

【ネタバレあり】『キャプテン・マーベル』はなぜ分かりやすい直球のヒーロー映画になったのか?

マーベル・スタジオ初となる、単独女性ヒーロー映画『キャプテン・マーベル』。2015年にアカデミー賞主演女優賞を獲得したブリー・ラ…

『スパイダーバース』に心を揺さぶられる理由

『スパイダーマン:スパイダーバース』に心を揺さぶられる理由 ストーリーや画期的な演出から探る

第91回アカデミー賞長編アニメーション賞を受賞したのは、マーベルコミックスの有名ヒーロー、スパイダーマンの活躍を描いた、『スパイ…

『グリーンブック』なぜアカデミー作品賞に?

『グリーンブック』はアカデミー賞作品賞にふさわしかったのか? 批判される理由などから考察

第91回アカデミー賞の栄えある作品賞に選ばれたのは、黒人の天才ピアニストと粗野な白人用心棒が、人種差別が根強い1960年代のアメ…

今語られるべき『サバービコン』のメッセージ

ジョージ・クルーニー監督の作家性が光る いま語られるべき映画『サバービコン』のメッセージ

先日開催された、第91回アカデミー賞で、天才黒人ピアニストと粗野なイタリア系の白人用心棒の交流が描かれた『グリーンブック』が作品…

『アリータ』なぜ世界的なヒットに?

『アリータ:バトル・エンジェル』なぜ世界的なヒットに? 原作を解釈し直した“愛の物語”

世界最大のヒットメイカーとして知られるジェームズ・キャメロン。彼は、世界興行収入歴代1位を記録した『アバター』の制作を開始する前…

『女王陛下のお気に入り』の実験性

監督の作家性を維持しながらリッチな作品に “笑えない悲劇”『女王陛下のお気に入り』の実験性

オリヴィア・コールマン、エマ・ストーン、レイチェル・ワイズ。3人のキャストが揃ってアカデミー賞の主演、助演女優賞にノミネートされ…

『21世紀の女の子』が意味するもの

センセーショナルで深い意義があるオムニバス映画に 『21世紀の女の子』が意味するもの

「女の子だけが本当の映画を撮れる」  こんな印象的なフレーズが飛び出すのは、80年代後半~90年代生まれの女性の映像作家たちが…

『メリー・ポピンズ リターンズ』の価値

“不朽の名作”の続編の出来は? 原作の精神を守り抜いた『メリー・ポピンズ リターンズ』の価値

「さよなら、メリー・ポピンズ。またすぐに帰ってきておくれ」  桜通りのバンクス一家に幸せをもたらした魔法使いのナニー、メリー・…

ジェームズ・ワン監督の凄さの本質

『アクアマン』大ヒットで生ける伝説へ 予測不能な天才監督ジェームズ・ワンの凄さの本質を紐解く

『ソウ』シリーズをはじめ、『インシディアス』や『死霊館』シリーズなど、スリラー、ホラー映画で新しい表現を確立し、現在、ハリウッド…

【ネタバレ】『ミスター・ガラス』を徹底考察

【ネタバレあり】善悪が無効化されたヒーロー映画『ミスター・ガラス』を徹底考察

※本記事には、『アンブレイカブル』、『スプリット』、『ミスター・ガラス』についての重大なネタバレがあります。  M・ナイト・シ…

『クリード 炎の宿敵』旧世代のための映画?

『クリード 炎の宿敵』は新たなチャレンジが少ない旧世代のための映画? シリーズの存在価値を考察

落ちぶれたボクサーの再起を描いた、シルヴェスター・スタローン脚本、主演作『ロッキー』から始まった、『ロッキー』シリーズは全6作。…

『蜘蛛の巣を払う女』の背景と特徴

『蜘蛛の巣を払う女』にみる、『ミレニアム』映画シリーズの真価

アメリカで制作された『ミレニアム』映画シリーズ第2作にして、監督、出演者ともに刷新された『蜘蛛の巣を払う女』。原作に思い入れのあ…

『スター・ウォーズ』シリーズの裏側

『スター・ウォーズ』シリーズはなぜ高いクオリティを維持できる? キーマンが語る制作の裏側

ディズニーXDとDlifeで放送が始まった、日本初放送となるTVシリーズ『スター・ウォーズ レジスタンス』。そのエグゼクティブ・…

映画を“聴く”のに最適な作品は?

映画を“聴く”のに最適な作品は? ビデオマーケット配信作品からオススメ映画をピックアップ

複数のメーカーが合同で行っている「映画を聴こうプロジェクト」。その連動企画として、サウンドバーやウェアラブルスピーカー、そしてホ…

『シュガー・ラッシュ』は“ゲーム界”をどう映した?

『シュガー・ラッシュ:オンライン』は“ゲーム界”をどう映した? ヴァネロペとラルフの存在が示すプレイヤーの心理

アーケードゲームのキャラクターたちが生きる世界を映像化した、ディズニー映画『シュガー・ラッシュ』の続編、『シュガー・ラッシュ:オ…

「映画を塗る仕事」展レポート

色彩とジブリ作品の関係性とは? 三鷹の森ジブリ美術館「映画を塗る仕事」展を小野寺系がレポート

アニメーションの画面は、全てが色で埋め尽くされている。では、スタジオジブリを代表する高畑勲監督、宮崎駿監督作品では、どのような基…

オーディオ機器導入で変える映画体験

自宅をプライベートな劇場に サウンドバーからAVアンプまで、オーディオ機器導入で変える映画体験

インターネットを利用した動画配信サービス(VOD)利用者の数が伸びている。ソフトの返却を必要とせず、好きなときに好きな映像作品を…

小野寺系の「2018年映画TOP10」

年末企画:小野寺系の「2018年 年間ベスト映画TOP10」 アメリカ映画が刺激的なものに

リアルサウンド映画部のレギュラー執筆陣が、年末まで日替わりで発表する2018年の年間ベスト企画。映画、国内ドラマ、海外ドラマ、ア…