『あなたのことはそれほど』は『逃げ恥』への強烈なカウンターだーー春ドラマ意欲作を読む
今期の新作ドラマは保守的な作品がほとんどの中に、いくつか意欲作が目立つ。 まずはフジテレビ。月9の『貴族探偵』と木10の『人…
『カルテット』『オカムス』『大貧乏』……視聴者がドラマに求めるものはどう変化したか?
今期のドラマで一番印象に残ったのは『お母さん、娘をやめていいですか?』(NHK)だ。 脚本は『昼顔~平日午前3時の恋人たち~』…
木村拓哉と浅野忠信の共演は、日本エンタメ史に残る“事件”だ 『A LIFE』配役の背景を読む
日曜劇場(夜9時)から放送されている『A LIFE〜愛しき人〜』(TBS系)は、木村拓哉にとってSMAP解散後、初の主演となる医…
『東京タラレバ娘』『左江内氏』『日暮旅人』……日テレドラマなぜ好調? 各放送枠の傾向から考察
日本テレビのドラマが好調だ。『東京タラレバ娘』の平均視聴率が13.8%(関東地区)、『スーパーサラリーマン左江内氏』が12.9%…
年末企画:成馬零一の「2016年 年間ベストドラマTOP5」
リアルサウンド映画部のレギュラー執筆陣が、年末まで日替わりで発表する2016年の年間ベスト企画。映画、国内ドラマ、海外ドラマの三…
人気絶頂の星野源、魅力は“こじらせ男のかわいさ”にアリ? 『逃げ恥』津崎役から考察
昨年、紅白歌合戦に初出演し、ミュージシャンとしての地位を確固たるものとしつつある星野源。今年始まったラジオ番組『星野源のオールナ…
『とと姉ちゃん』最終回に寄せてーーテーマ・キャストの魅力と、脚本・演出への不満点
『とと姉ちゃん』公式サイト 花山との別れが描かれた『とと姉ちゃん』最終週。昭和四十九年、「あなたの暮し」が売上を伸ばし80万部…
『とと姉ちゃん』商品試験の描き方はなぜ批判されたか 元編集者への取材記事から考える
『とと姉ちゃん』公式サイト 商品試験をめぐる顛末と、母との別れが描かれた『とと姉ちゃん』24~25週。 アカバネ電器の嫌がら…
仕事と家庭の両立に悩む『とと姉ちゃん』ーー類型的な人物描写に感じた不満
『とと姉ちゃん』公式サイト 再会した星野武蔵(坂口健太郎)との別れと、商品試験を妨害しようとするアカバネ電気製造に追い詰められ…
『とと姉ちゃん』“商品試験”が問いかける、企業批判者の責任と覚悟
『とと姉ちゃん』公式サイト 商品試験による企業批判の爽快感と、ペンがもたらす暴力が描かれた『とと姉ちゃん』第20~21週。 …
相楽樹『とと姉ちゃん』次女役でシンデレラガールへ 伊藤淳史との瑞々しい恋模様を振り返る
『とと姉ちゃん』公式サイト 雑誌の広告掲載をめぐる顛末と、水田正平(伊藤淳史)にプロポーズされた小橋鞠子(相楽樹)の葛藤が描か…
江口洋介、『ひとつ屋根の下』長男から“父親”になれるかーー『はじめまして〜』の役どころ
『はじめまして、愛しています。』第四話では「赤ちゃん返り」をしたハジメ(横山歩)を、梅田美奈(尾野真千子)が母親として“産み直す…
尾野真千子、視聴者を“突き刺す”演技の凄みーー里親の苦悩と葛藤をどう表現した?
ネグレクト(育児放棄)されていた男の子(横山歩)との共同生活がスタートした『はじめまして、愛しています。』第三話では、男の子の“…
『とと姉ちゃん』雑誌作りエピソードに見る、NHKの強さ 花山の頑なな姿勢が意味するもの
花山伊佐次(唐沢寿明)を編集長に迎えて、雑誌「あなたの暮し」が本格的にスタートした『とと姉ちゃん』第16~17週。 昭和21年…
『家政婦のミタ』から『はじめまして、愛してます。』へーー遊川ドラマの“方法論”はどう変化した?
『はじめまして、愛してます。』(テレビ朝日系)第二話では、育児放棄された男の子(横山歩)の里親になるために特別養子縁組を申請した…
男女愛と親子愛、抱く葛藤は共通か? 遊川和彦『はじめまして、愛しています。』が迫るテーマ
テレビ朝日系で木曜夜9時から放送されている『はじめまして、愛しています。』は、児童虐待にあっていた子どもを特別養子縁組制度で引き…
視聴率20%切りで批判増す『とと姉ちゃん』、“小橋家ダメ出し”で視聴者の声を代弁?
花山伊佐次(唐沢寿明)の過去が語られると同時に、小橋家への辛辣なダメ出しがおこなわれた『とと姉ちゃん』十五週。 五反田一郎(及…
『とと姉ちゃん』いよいよ出版社立ち上げへーー弱肉強食の戦後社会で女たちはどう戦う?
『とと姉ちゃん』公式サイト 苦しかった戦争が終わり、いよいよ小橋常子(高畑充希)が出版社を立ち上げる『とと姉ちゃん』第十四週。…