『地獄の花園』にみるバカリズムの作家性

バカリズム流「ヤンキー系バトル漫画」の異色作!? 『地獄の花園』に施された周到な仕掛け

きうちかずひろの『ビー・バップ・ハイスクール』、吉田聡の『湘南爆走族』、森田まさのりの『ろくでなしBLUES』、高橋ヒロシの『ク…

ギャスパー・ノエが語る『アレックス』

『アレックス』がなぜ『STRAIGHT CUT』として蘇ったのか ギャスパー・ノエ監督に聞く

2002年の第55回カンヌ国際映画祭で最大の衝撃作と喧伝されたギャスパー・ノエ監督作『アレックス』。強烈な描写の数々、時間軸をず…

『ONODA』イッセー尾形が感じた今の日本

イッセー尾形がフランス人監督と触れたものづくりの原点 『ONODA』が映す今の日本

実在した日本軍帰還兵・小野田寛郎の物語を『汚れたダイヤモンド』(2016年)で注目されたフランスの新鋭アルチュール・アラリが監督…

綿矢りさ、ウォン・カーウァイの魅力を語る

“分かりやすさ”より大事なものを求めて 綿矢りさが語る、ウォン・カーウァイ監督の独自性

独自のセレクトで今話題となっているミニシアター系のサブスク、【ザ・シネマメンバーズ】。8月は、その映画作家を語る上で外せない作品…

坂元裕二が『まめ夫』に込めたテーマとは

『まめ夫』は“生き方”そのものを問うドラマだ 坂元裕二が描く、時の流れに翻弄される人々

ディテールを突き詰めることによって、若者の恋愛の「リアル」をビタースウィートな形で描き出した映画『花束みたいな恋をした』のあとだ…

『ボヘミアン・ラプソディ』物語としての魅力

『ボヘミアン・ラプソディ』見どころはライブシーンだけではない 物語で変わる音楽の響き

「なりたい自分になること」と「本当の自分を見つけること」――この2つは似ているようで異なっている。というか、その両者はときとして…

『プロフェッショナル』に見た庵野秀明の内心

『シン・エヴァンゲリオン』は庵野秀明自身との決別だった 『プロフェッショナル』を観て

「警告」という文字が画面を埋め尽くしたあと、スマホで動画を撮りながら駅(宇部新川駅だ!)の階段を全速力で駆け上がってゆく男性の姿…

坂元裕二、“4人”の“群像劇”で真価を発揮

『花束みたいな恋をした』鑑賞者は必見!? 坂元裕二『大豆田とわ子と三人の元夫』への期待

4月よりカンテレ・フジテレビ系火9ドラマ枠で『大豆田とわ子と三人の元夫』が放送される。  本作は、『カルテット』(TBS系)、…

池端俊策による本能寺の変はどんな結末に?

池端俊策による“本能寺の変”はどんな結末に? “視点の転換”がもたらした『麒麟がくる』の面白さ

「本能寺の変」まで、あと3年! いよいよ残すところ1月31日の放送を含めてあと2回となり、俄然盛り上がってきたNHK大河ドラマ『…

『バイプレイヤーズ』シリーズの変遷を追う

『バイプレイヤーズ』新作は経験を“継承”する物語? 田口トモロヲ、松重豊らの変遷を追う

「雄大な富士山の麓に森に囲まれた個性豊かな撮影所がある。そこは、目立ちはしないが渋く光る独特なたたずまいから“バイプレイヤーウッ…

2020年のドキュメンタリーを振り返る

『さよならテレビ』から『空に聞く』まで 2020年のドキュメンタリー映画を振り返る

ここ数年、ドキュメンタリー映画を観る機会が増えた……というか、「面白いドキュメンタリー映画を観たい」という思いが、年々強くなって…

麦倉正樹の「2020年ドラマTOP10」

年末企画:麦倉正樹の「2020年 年間ベストドラマTOP10」 「戦国時代」は何度観ても面白い

リアルサウンド映画部のレギュラー執筆陣が、年末まで日替わりで発表する2020年の年間ベスト企画。映画、国内ドラマ、海外ドラマ、ア…

2020年の一押しは? 海外ドラマ座談会【後編】

マーク・ラファロ主演作からジョーダン・ピール最新作まで! 識者が語り合う2020年の海外ドラマ【後編】

2020年の名作海外ドラマをチェックする上で欠かせないのが、Amazon Prime Videoチャンネルの‎「スターチャンネル…

エミー賞を総括! 海外ドラマ座談会【前編】

『キング・オブ・メディア』と『ウォッチメン』は裏表の存在? 識者が語り合う2020年の海外ドラマ【前編】

今年のエミー賞受賞作品も発表され、2020年もそろそろ総括期に突入する。新型コロナウイルスの流行により、映画やドラマの現場が多大…

小川紗良が語る、エリック・ロメールの魅力

エリック・ロメール監督はつんく♂だった!? 小川紗良が語る、その独自の手腕と同時代性

選択肢が少ないながらも、その独自のセレクトでジワジワと注目を集めつつある配信系ミニシアター、【ザ・シネマメンバーズ】。エリック・…

『ブリング・ミー・ホーム』の“無慈悲”さ

イ・ヨンエ14年ぶりのスクリーンへ! 『ブリング・ミー・ホーム』に通底する韓国映画の“無慈悲”さ

パク・チャヌク監督の『親切なクムジャさん』(2005年)、イ・チャンドン監督の『シークレット・サンシャイン』(2007年)、そし…

普遍性とDIY精神継承した『マクガイバー』

リブート版成功の理由は? 『マクガイバー』が引き継いだ普遍性とDIY精神

銃がなくても、世界は救える! 敢えて銃を携行せず、その豊富な科学知識と天才的な発想力によって絶体絶命の危機を切り抜ける、異色のス…