記憶に刻まれた曲が代弁する若者たちの心情 『あなたに聴かせたい歌があるんだ』に響くメロディ
あるアーティストの曲をモチーフとして、そこからオリジナルの物語を紡ぎ出すようなドラマや映画は、これまでいくつもあった。ミュージッ…
『鎌倉殿の13人』『犬王』『平家物語』のキーマン 佐多芳彦に聞く、“中世ブーム”の理由
山田尚子監督×サイエンスSARUによるTVアニメーション『平家物語』、三谷幸喜脚本によるNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』、そし…
平岳大が明かす、海外と日本の制作環境の違い 盟友ウィル・シャープ監督の最新作を観て
NHK大河ドラマ『篤姫』『江〜姫たちの戦国〜』『真田丸』から映画『関ヶ原』など数々の将軍役で名演を刻み、2020年には日本とイギ…
渋谷慶一郎が挑んだ『ホリック xxxHOLiC』での音楽的実験 制作エピソードと共に伝える、劇場での新たな音響体験
CLAMPの大ヒットコミックにして、初めて実写化された『ホリック xxxHOLiC』。蜷川実花がメガホンを取った本作は、個性豊か…
ジョン・カサヴェテスの映画は何がすごいのか その作家性や影響力を宇野維正×森直人が語る
セレクトされた良質な作品だけを配信する、ミニシアター系のサブスク、【ザ・シネマメンバーズ】。5月は“インディペンデント映画の父”…
宇野維正×森直人が振り返る、ハル・ハートリー監督の功績 愛され続ける独自の存在感
セレクトされた良質な作品だけを配信する、ミニシアター系のサブスク、【ザ・シネマメンバーズ】。3月はハル・ハートリー監督のエッセン…
立教大学教授イ・ヒャンジンが語る、韓国ドラマの現在地 キーワードは“トランスメディア”
『愛の不時着』『梨泰院クラス』『イカゲーム』などのドラマ、NiziU、BTSなどのアーティストが流行し、「第4次韓流ブーム」とも…
綿矢りさ、『アイム・ユア・マン』で想像する未来の形 技術は孤独を救ってくれるのか?
1月14日より公開となった映画『アイム・ユア・マン 恋人はアンドロイド』。本作は、第94回アカデミー賞国際長編映画賞・ドイツ代表…
コロナ禍の影響もより浮き彫りに? 2021年のドキュメンタリー映画を振り返る
映画館はもちろん、配信の普及……さらには、コロナ禍による自宅生活の長期化など、ドキュメンタリー映画に触れる機会が、昨年にも増して…
麦倉正樹の「2021年 年間ベストドラマTOP10」 ますます問われる地上波ドラマの存在意義
リアルサウンド映画部のレギュラー執筆陣が、年末まで日替わりで発表する2021年の年間ベスト企画。映画、国内ドラマ、海外ドラマ、ア…
濱口竜介監督作品の鍵は“テキスト的な人間”? 短編集『偶然と想像』を制作した意図を聞く
日本という枠を越えて、世界にもその名を響かせ始めた濱口竜介監督。2021年は西島秀俊主演『ドライブ・マイ・カー』 がカンヌ映画祭…
「俺たちがやっているのは『いたずら』じゃない」電撃ネットワークがYouTubeに殴り込みをかけた理由
国内外で人気のパフォーマンス集団・電撃ネットワークが10月16日に公式YouTubeチャンネル「電撃TV / 電撃ネットワーク公…
ゴリラズのバーチャルライブ映画で味わう音楽の豊かさ キーワードは“繋がり”と“同時体験”
今年、日本でも大ヒットを記録したデヴィッド・バーンのライブ映画『アメリカン・ユートピア』がそうであったように、この延々と続く「コ…
ザ・スミスの歌詞が響く 偽らざる心の物語『ショップリフターズ・オブ・ザ・ワールド』
モリッシーの憂いを帯びた柔らかな歌声と弱者に寄り添いつつも鮮烈な歌詞、そしてジョニー・マーのアルペジオを多用した繊細なギターの音…
『アレックス』がなぜ『STRAIGHT CUT』として蘇ったのか ギャスパー・ノエ監督に聞く
2002年の第55回カンヌ国際映画祭で最大の衝撃作と喧伝されたギャスパー・ノエ監督作『アレックス』。強烈な描写の数々、時間軸をず…
木梨憲武は全てを面白がる 『オールナイトフジ』時代から変わらない活動指針とは
お笑い、音楽、アート、俳優など、多彩な顔を持つとんねるずの木梨憲武。2018年に長寿番組『とんねるずのみなさんのおかげでした』が…
木梨憲武、音楽の“何でも屋”が現代に繋ぐ昭和歌謡の魅力 ミッツ&マツコ、中井貴一らとのコラボを語る
とんねるずメンバーであり、アートや役者業など多彩な分野で活躍する木梨憲武の音楽活動が面白い。木梨の幅広い交友関係から生まれた『木…
イッセー尾形がフランス人監督と触れたものづくりの原点 『ONODA』が映す今の日本
実在した日本軍帰還兵・小野田寛郎の物語を『汚れたダイヤモンド』(2016年)で注目されたフランスの新鋭アルチュール・アラリが監督…
エリック・ロメール作品はなぜずっと愛され続けるのか 宇野維正×森直人が魅力を語り合う
独自のセレクトで今話題となっているミニシアター系のサブスク、【ザ・シネマメンバーズ】。9月は、『喜劇と格言劇』シリーズ6作に、『…
“分かりやすさ”より大事なものを求めて 綿矢りさが語る、ウォン・カーウァイ監督の独自性
独自のセレクトで今話題となっているミニシアター系のサブスク、【ザ・シネマメンバーズ】。8月は、その映画作家を語る上で外せない作品…
吉田大八×錦戸亮『Music4Cinema』インタビュー 映像と音楽が渾然一体の作品『No Return』が生まれるまで
Amazon Musicによる新企画『Music4Cinema』が、現在配信中だ。同プロジェクトは、4人の監督がオリジナルの脚本…
『大豆田とわ子と三人の元夫』ドラマとともに毎週心待ちにしていた音楽 主題歌や劇伴に周到に練り込まれた“意味”
来週は、どんな展開になるのだろう? 名手・坂元裕二ならではの台詞の数々と、松たか子をはじめとする出演者たちの軽妙な掛け合いの面白…
『ボヘミアン・ラプソディ』見どころはライブシーンだけではない 物語で変わる音楽の響き
「なりたい自分になること」と「本当の自分を見つけること」――この2つは似ているようで異なっている。というか、その両者はときとして…
『稲村ジェーン』は特別な“青春映画”でもあった 監督・桑田佳祐が数々の名曲とともに描いたひと夏の物語
※本稿には、『稲村ジェーン』のストーリーに関わるネタバレが含まれます。 公開から約30年という歳月を経て、このた…
西寺郷太が伝えたい少年隊と錦織一清の功績 ポッドキャストでは語りつくせなかった、それぞれの偉大さ
NONA REEVESの西寺郷太がMCを務めるAmazon Music独占配信のポッドキャスト番組『西寺郷太の最高!ファンクラブ…