ミステリの記事・ニュース・画像一覧

(76件)

ミステリの記事・ニュース・画像一覧です

ビビる大木が語る、幕末ミステリ『刀と傘』

2023.06.28 12:00

ビビる大木が読み解く、幕末ミステリ『刀と傘』の魅力「江藤新平にフィーチャーする切り口に驚いた」

2019年に第19回本格ミステリ大賞を受賞した伊吹亜門の小説『刀と傘』が、2023年4月に創元推理文庫にて文庫化された。維新に揺…

麦倉正樹

『ガーンズバック変換』を読む

2023.05.22 07:00

小説・映画・漫画・アニメ・ゲーム――知りすぎた世代の作家が紡いだ物語　『ガーンズバック変換』のパスティーシュ

中国語で書かれたミステリのことを〝華文ミステリ〟という。その華文ミステリの書き手である陸秋槎が、本格的にSFを執筆する契機となっ…

細谷正充

「ジャーロ」編集長インタビュー

2023.04.28 12:00

「ジャーロ」編集長インタビュー「評価がある評論家さんが、売れる本を書けないとは思えない」

2000年9月に光文社が創刊したミステリ小説の専門誌「ジャーロ」（創刊時タイトルは「GIALLO」）は、2016年に紙の雑誌から…

円堂都司昭

2023年3月のベスト国内ミステリ小説

2023.04.09 12:00

連載：道玄坂上ミステリ監視塔　書評家たちが選ぶ、2023年3月のベスト国内ミステリ小説

今のミステリ界は幹線道路沿いのメガ・ドンキ並みになんでもあり。そこで最先端の情報を提供するためのレビューを毎月ご用意しました。 …

野村ななみ、橋本輝幸、千街晶之、藤田香織、若林踏、酒井貞道、杉江松恋

芦辺拓、時代伝奇小説で新境地

2023.03.24 12:00

ミステリ作家・芦辺拓、時代伝奇小説で新境地へ　5人の美少女が活躍する『大江戸奇巌城』が面白い

芦辺拓は、1990年に『殺人鬼劇の13人』で第一回鮎川哲也賞を受賞して本格的にデビュー。以後、ユニークな設定を多用しながら、常に…

細谷正充

2023年2月のベスト国内ミステリ小説

2023.03.15 10:00

連載：道玄坂上ミステリ監視塔　書評家たちが選ぶ、2023年2月のベスト国内ミステリ小説

今のミステリ界は幹線道路沿いのメガ・ドンキ並みになんでもあり。そこで最先端の情報を提供するためのレビューを毎月ご用意しました。 …

酒井貞道、野村ななみ、若林踏、千街晶之、橋本輝幸、藤田香織、杉江松恋

2023年1月のベスト国内ミステリ小説

2023.02.16 07:00

連載：道玄坂上ミステリ監視塔　書評家たちが選ぶ、2023年1月のベスト国内ミステリ小説

今のミステリ界は幹線道路沿いのメガ・ドンキ並みになんでもあり。そこで最先端の情報を提供するためのレビューを毎月ご用意しました。 …

杉江松恋、酒井貞道、若林踏、千街晶之、野村ななみ、橋本輝幸、藤田香織

西尾維新、デビュー20年の軌跡

2023.02.12 07:00

西尾維新、100冊の著作を積み上げてきた20年の軌跡ーー〈戯言シリーズ〉最新作に寄せて

首を洗って待っていた人はおめでとう。いくつもの戯言を散りばめて帰ってきたあの世界に今一度、足を踏み入れることができるから。ベスト…

タニグチリウイチ

『虚構推理』ミステリとしての新しさ

2023.01.19 07:00

アニメ化で注目の『虚構推理』、ミステリとしての斬新さとは？　文芸評論家に聞く

テレビアニメ『虚構推理 Season2』（TOKYO MX）が2023年1月8日より放送スタートし、人気を博している。同作は城平…

松田広宣

人気ミステリ作家・貫井徳郎座談会

2022.12.17 08:00

人気ミステリ作家・貫井徳郎デビュー30年記念座談会　評論家とともに振り返る功績と真髄

　人気ミステリ作家・貫井徳郎氏のデビュー30年と実業之日本社の創業125年を記念して、今年の6月より同社の「貫井徳郎文庫作品…

篠原諄也

10月のベスト国内ミステリ小説

2022.11.13 12:00

連載：道玄坂上ミステリ監視塔　書評家たちが選ぶ、2022年10月のベスト国内ミステリ小説

今のミステリ界は幹線道路沿いのメガ・ドンキ並みになんでもあり。そこで最先端の情報を提供するためのレビューを毎月ご用意しました。 …

杉江松恋、千街晶之、野村ななみ、若林踏、酒井貞道、藤田香織

EXILE 橘ケンチ × 今村昌弘対談

2022.10.15 12:00

EXILE 橘ケンチ × 『魔眼の匣の殺人』今村昌弘特別対談　人を本気で楽しませるエンタテインメントの作り方

『屍人荘の殺人』シリーズで、ミステリ界に新風を巻き起こした作家・今村昌弘。同シリーズの第二作目となる『魔眼の匣の殺人』が、202…

小池直也

9月のベスト国内ミステリ小説

2022.10.09 07:00

連載：道玄坂上ミステリ監視塔　書評家たちが選ぶ、2022年9月のベスト国内ミステリ小説

今のミステリ界は幹線道路沿いのメガ・ドンキ並みになんでもあり。そこで最先端の情報を提供するためのレビューを毎月ご用意しました。 …

杉江松恋

ミステリー作家・市川憂人インタビュー

2022.10.06 12:00

「騙さなくてはいけないという使命感がある」ミステリー作家・市川憂人が語る、異色のラブストーリー『灰かぶりの夕海』誕生の背景

観ていた世界が豹変する。市川憂人による『灰かぶりの夕海』（中央公論新社）は、そんな驚きを幾つも味わえるミステリーだ。読み進めてい…

タニグチリウイチ

HAYAKAWA FACTORYインタビュー

2022.10.01 12:00

早川書房「HAYAKAWA FACTORY」担当者が語る、攻めたSFアイテムを生み出し続ける理由

早川書房は、永遠の名作の商品化というコンセプトでHAYAKAWA FACTORYというブランドを展開し、好評を得ている。2018…

円堂都司昭

『城塚翡翠』シリーズの衝撃

2022.09.23 07:00

『霊媒探偵・城塚翡翠』ドラマ化で大注目！　シリーズ最新作『invert Ⅱ 覗き窓の死角』の衝撃

すべてが、ネタバレ。相沢沙呼の「城塚翡翠」シリーズについて語ろうとすると、どうしてもそう言いたくなる。もともとミステリの書評は、…

細谷正充

米澤穂信が新作発表

2022.09.02 18:35

米澤穂信が直木賞受賞第1作を発表　著者「原点回帰」の青春ミステリに注目

『黒牢城』で第166回直木賞（2021年下半期）を受賞した米澤穂信氏。受賞第1作となる『栞と噓の季節』の発売が決定した。 …

リアルサウンドブック編集部

『屍人荘の殺人』から『魔眼の匣の殺人』へ

2022.08.12 17:00

『屍人荘の殺人』から『魔眼の匣の殺人』へーー今村昌弘が到達した、クローズド・サークルの新境地

『屍人荘の殺人』から『魔眼の匣の殺人』へ　あの今村昌弘『魔眼の匣の殺人』が8月12日、創元推理文庫に入る。　あの、と言わ…

杉江松恋

俊英・岩井圭也の最新作

2022.07.29 18:11

注目の俊英・岩井圭也が挑む、サイエンス×ミステリ！　小説『最後の鑑定人』発売

『永遠についての証明』で第9回野性時代フロンティア文学賞を受賞し本格的に小説家デビューをした岩井圭也。その後も『藍と茜』や『あ…

リアルサウンドブック編集部

「令和の新本格ミステリ・カーニバル」が目指すもの

趣味・実用

2022.07.29 10:00

メイド探偵、陰陽師探偵に作家探偵……「令和の新本格ミステリ・カーニバル」が目指すものを考察

「令和の新本格ミステリ･カーニバル」と銘打たれ、星海社FICTIONSから3冊のミステリが同時に出た。1冊は吹雪の山荘で起こる連…

タニグチリウイチ

『優等生は探偵に向かない』刊行

2022.07.21 20:27

年末ミステリランキング1位『自由研究には向かない殺人』待望の続編が刊行

年末ミステリランキング1位となった『自由研究には向かない殺人』（ホリー・ジャクソン著）の待望の続編が東京創元社より刊行された。…

リアルサウンドブック編集部

＃真相をお話しします　レビュー

2022.07.21 07:00

新鋭ミステリ作家が仕掛ける究極の知的スリル　結城真一郎『＃真相をお話しします』レビュー

ミステリというジャンルにはさまざまな楽しみ方があるけれども、その中でも大きなものと言えるのが「騙すか、騙されるか」のスリルを味わ…

千街晶之

生誕120年の横溝正史復刊　金田一耕助シリーズの傑作・怪作をミステリ評論家がレビュー

2022.07.10 10:00

生誕120年の横溝正史復刊　金田一耕助シリーズの傑作・怪作をミステリ評論家がレビュー

今は昔の1970〜80年代。日本全国、どんな田舎の書店にも、黒の背表紙に緑のタイトルという、どこか禍々しい装幀の文庫本が置いてあ…

千街晶之

結城真一郎インタビュー

2022.07.01 12:00

気鋭のミステリ作家・結城真一郎の初短編集が凄い　YouTuberを描いた理由「新しい価値観がもたらす日常の歪みに興味がある」

平成生まれとして初の日本推理作家協会賞を受賞、3冊目の長編作品『救国ゲーム』（新潮社）が第22回本格ミステリ大賞の候補作に選出さ…

小沼理

乙一ら異色アンソロジー書評

2022.06.22 10:00

"幻夢世界への案内人"乙一ら異色アンソロジーを読む　多様な作品、それぞれの魅力

幻夢世界への案内人。それが作家「乙一」だと思っている。　朝日新聞出版より5月に刊行された『沈みかけの船より、愛を込めて　幻夢…

野村ななみ

池井戸潤の最新作発売

2022.06.20 18:47

池井戸潤の最新作『ハヤブサ消防団』9月発売　息もつかせぬ展開の“田園”ミステリ

作家・池井戸潤の最新作『ハヤブサ消防団』が集英社より9月5日に発売される。　東京から父の郷里・ハヤブサ地区に移住した売れ…

リアルサウンドブック編集部

潮谷験『エンドロール』のすごさ

2022.05.23 12:00

ミステリ界の寵児・潮谷験はなにが凄いのか？　新作『エンドロール』の仰天すべき展開

エンターテインメント・ジャンルの新人デビュー作は、なるべく読むようにしている。だが時間には限りがあり、出版される本はいつも膨大だ…

細谷正充

東野圭吾『マスカレード・ゲーム』書評

2022.05.20 10:00

東野圭吾の最新刊『マスカレード・ゲーム』レビュー　ミステリ評論家・千街晶之が紐解く、同じ場所で異なる事件が起きる作品の魅力

アガサ・クリスティーのデビュー作にして、名探偵エルキュール・ポアロの初登場作である『スタイルズ荘の怪事件』に登場したスタイルズ荘…

千街晶之

西村京太郎追悼・千街晶之インタビュー

2022.03.15 08:00

西村京太郎が遺した多彩な作品たちーーその功績をミステリ評論家・千街晶之が語る

トラベルミステリーの第一人者である作家・西村京太郎氏が3日、91歳で死去した。推理小説「十津川警部シリーズ」をはじめとして、数多…

松田広宣、篠原諄也

直木賞『黒牢城』の面白さ

2022.01.29 07:00

時代ミステリーでありながら歴史小説？　直木賞受賞作『黒牢城』のハイブリッドな面白さ

評判の悪い戦国武将ランキングがあったら、荒木村重はかなり上位に入るのではなかろうか。理由がある。主君の池田家を乗っ取る形で成り上…

細谷正充

『蚕の王』の凄み

2022.01.14 12:00

戦後の静岡県二俣町で起きた冤罪事件、その真相は？　ノンフィクション・ノヴェル『蚕の王』の凄み

作家を執筆に向かわせる原動力になるものの一つに違和感がある。　ふとしたはずみで持ってしまった疑問、自分の与り知らないとこ…

杉江松恋

道玄坂上ミステリ監視塔：2021年12月ベスト

2022.01.08 12:00

連載：道玄坂上ミステリ監視塔　書評家たちが選ぶ、2021年12月のベスト国内ミステリ小説

今のミステリー界は幹線道路沿いのメガ・ドンキ並みになんでもあり。そこで最先端の情報を提供するためのレビューを毎月ご用意しました。…

杉江松恋

ラノベランキング……期待のミステリとは？

趣味・実用

2021.09.21 09:00

『りゅうおうのおしごと！』は藤井三冠に追いつけるのか？　ミステリアクションも充実のラノベランキング

将棋の神様はライトノベルの破天荒さがお嫌いらしい。9月13日に開かれた将棋の叡王戦五番勝負最終局でタイトルが移動し、藤井聡太三冠…

タニグチリウイチ

『ミステリと言う勿れ』の新鮮な面白さ

2020.10.06 12:00

大学生がただしゃべりまくる漫画、なぜ大人気に？　田村由美『ミステリと言う勿れ』の新鮮な面白さ

意味深なタイトルに、天然パーマの青年の顔が大きく描かれた表紙が強いインパクトを放つ『ミステリと言う勿れ』。「このマンガがすごい！…

満島エリオ

『コロナの時代の僕ら』から読み取れること

趣味・実用

2020.04.28 10:00

『コロナの時代の僕ら』から考える、コロナ禍とミステリ小説の相似

中国から世界へと広まり、各国で猛威をふるう新型コロナウイルス感染症。なかでも爆発的に感染者が増加し、多くの死者がでているのがイタ…

円堂都司昭

幻の傑作ミステリ小説　13年の時を経て発売

2019.10.07 14:40

幻の傑作ミステリ小説『毒殺倶楽部』、鮎川哲也賞受賞から13年を経て本日発売へ　

鮎川哲也賞佳作を受賞しながら、13年ものあいだ世に出ていなかった傑作ミステリ『毒殺倶楽部』（朝日新聞出版）が本日10月7日…

リアルサウンドブック編集部