作品評の記事一覧
公開中の話題作を中心に、幅広い作品を映画評論家・ライターが徹底レビュー。
怪獣映画はここまで“進化”したーー真正面から“戦い”を描く『キングコング:髑髏島の巨神』の革新性
巨大な怪獣たちがうじゃうじゃと生息しバトルを繰り広げる、世にもおそろしい島が南洋にあった。『キングコング:髑髏島の巨神』は、19…
『SING/シング』は大人も楽しめる“音楽映画”だーーアニメーションに託された群像劇の魅力
割と重厚な作品が好きな私は正直なところ、この手のCGアニメーション映画は大人が観るものじゃなくて、子供が観るものなんじゃないの?…
神山健治監督『ひるね姫』はアニメ業界の未来を示唆するーー新たな作風に隠されたメッセージ
『ひるね姫 〜知らないワタシの物語〜』は、「えっ、これが神山健治監督の作品?」と、面食らってしまうくらい、いままでにないポジティ…
『オズの魔法使い』を危険な“大人向けドラマ”に 『エメラルドシティ』異才ターセム・シンの作家性
アメリカで生まれた初のおとぎ話といわれる児童文学『オズの魔法使い』。竜巻に巻き込まれ、不思議なオズの国まで飛ばされてしまった少女…
『SING/シング』は現代女性の“自立”も描くーーフェミニズム映画としての側面を読む
子ども向けかと思いきや、大人も楽しめる。『SING/シング』もまさしくそんな作品だった。コミカルに描かれたキャラクターたちだが、…
下世話だけど胸に迫る! ジャド・アパトー『エイミー、エイミー、エイミー!』のコメディ術
「ちっとも思い通りにいかなかった」 クライマックスの勢いに任せてヒロインの口から飛び出すこのセリフ。ある意味、この映画の重要な…
伝統を守り、伝統を壊していくーー『モアナと伝説の海』が伝える作り手のメッセージ
「レジェンド」の復活である。『リトル・マーメイド』、『アラジン』、『ヘラクレス』などで、ディズニー第二次黄金期を支えた、ジョン・…
異人種間結婚を認めさせた、一組の夫婦の実話ーー『ラビング』が描く“平穏な日常”の背景を読む
映画『ラビング 愛という名前のふたり』の背景にある10年弱の闘い 1958年7月11日夜中2時ごろ、バージニア州セントラ…
“天真爛漫”な広瀬すず、“優等生”の中条あやみ 『チア☆ダン』は今しか作れない青春映画だ!
明るく、素直に、美しく! 若手女優の中で“今”を象徴する広瀬すずと、NTTドコモやハーゲンダッツなど有名企業CMに多数出演する中…
賛否両論のNetflix海外ドラマ、『the OA』は8時間にわたる壮大な「踏絵」だ
Netflix配信中の『the OA』は、物語の最後の最後、高校のカフェテリアでのシーンのためだけに全8話があるようなドラマだ。…
サエキけんぞうの『ラ・ラ・ランド』評:『ロシュフォールの恋人たち』に通ずる“葛藤”のない輝き
高らかな論争も生みながら、興行の爆走を続ける『ラ・ラ・ランド』。その舌戦に一矢を投じよう。 数多の映画作品を2017年仕様にした…
BOMIが新作映画を語る新連載スタート 『ラ・ラ・ランド』はよくできたJ-POPに近い?
2016年12月に3rdアルバム『A_B』をリリースし、2017年2月には山田佳奈率いる劇団「□字ック」とのコラボレーションによ…
麻薬戦争をシャレっ気たっぷりに描く怪作! Netflix配信開始『メキシコ 地獄の抗争』の衝撃
メキシコ麻薬戦争……今、最にアメリカのエンタメ界に影響を与えている時事問題の一つである。ドラマ『ブレイキング・バッド』や映画でい…
エドワード・ヤン幻の傑作、『クーリンチェ少年殺人事件』 は“映画”そのものである
ヌーヴェルヴァーグを思い起こさせる実験性が世界的に評価された、80~90年代に隆盛した「台湾ニューシネマ」。その旗手といわれた天…
菊地成孔の『ラ・ラ・ランド』評 第二弾:米国アカデミー賞の授賞式を受けての追補
参考:菊地成孔の『ラ・ラ・ランド』評:世界中を敵に回す覚悟で平然と言うが、こんなもん全然大したことないね 掲載稿が米国アカデミ…
『トリプルX』15年ぶりに“再起動”したワケ 時代を先取りした荒唐無稽アクションの魅力
祝! 『トリプルX:再起動』公開! ついにトリプルXが帰ってきた! 15年ぶり! しかも期待通りの、最高の映画として! とは言っ…
映画がTVゲームを追う時代が来る? 『アサシン クリード』哲学的なテーマが示す未来
TVゲームをプレイするのは好きなものの、わりとすぐに飽きてしまう私が、珍しく長く熱中し続けている二つのシリーズが、『グランド・セ…
菊地成孔の『ラ・ラ・ランド』評:世界中を敵に回す覚悟で平然と言うが、こんなもん全然大したことないね
*以下のテキストは、 マスメディアがアカデミー賞レースの報道を一斉に始める前の、2月20日に入稿、更に4日前に書かれたもので、つ…
『ラ・ラ・ランド』は『セッション』を乗り越えた デイミアン・チャゼルがミュージカル映画で描いた夢
歌とダンス、恋と夢を描くせつない物語によって観客を魅了し、2017年アカデミー賞で監督賞、主演女優賞、撮影賞など最多6部門を受賞…
『劇場版 ソードアート・オンライン』はなぜ、現実と虚構を等価に描いた?
現代において現実と虚構は対立しているか SFやファンタジー作品ではよくある主題だ。昨年の大ヒット作『シン・ゴジラ』のキャ…
現代日本の欠陥を問う『サバイバルファミリー』は、矢口史靖監督による“逆東京物語”だ
雪国の冬の娯楽といえば、スキーや雪だるま作りだったりするわけだが、私が親戚のいる地方で体験したのは、東京の街を歩く通行人が凍った…
東日本大震災から6年、映画『息の跡』が捉えた“風化” 20代半ばの監督は被災地でなにを見た?
まもなく、東日本大震災から6年が経とうしている。おそらく今年も各メディアがいろいろな形で、被災地の現状を伝えるとともに当時のこと…
ブラッド・ピット主演『マリアンヌ』は、名画『カサブランカ』の美しい“偽物”だ
ブラッド・ピットとマリオン・コティヤールという、演技力と美貌を併せ持つ二大スターが魅力を発揮する、ロマンスとサスペンスが楽しめる…




































