作品評の記事一覧
公開中の話題作を中心に、幅広い作品を映画評論家・ライターが徹底レビュー。
BOMIの『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』評:東京に生きていることを少し愛せるようになる
BOMIが新作映画を語る連載「えいがのじかん」。第5回となる今回は、現代詩集としては異例の累計27,000部の売上げを記録してい…
あふれ出るアニメ本来の魔法の力ーー湯浅政明監督『夜明け告げるルーのうた』の真価を探る
「生命を吹き込む魔法」("The Illusion of Life")という言葉がある。ディズニーの黎明期を支えたという伝説的ア…
『HiGH&LOW』と『たたら侍』は表裏一体の作品だーー共通するLDHの本物志向
『HiGH&LOW』は、最先端かつ圧倒的なスケールのアクション、そして2.5次元とも言える現実とファンタジーが融合した特殊な作風…
『BLAME!』はなぜマカロニ・ウエスタン風に? 日本アニメによる“B級アクション”の可能性
2週間の限定で上映が始まった『BLAME!』がヒットしている。弐瓶勉原作の『シドニアの騎士』で国内ファンの注目を集めたポリゴンピ…
パノラマパナマタウン岩渕想太が見た、ウディ・アレン『カフェ・ソサエティ』の魅力
ウディ・アレンの最新作『カフェ・ソサエティ』が現在公開中だ。同作はアレン監督が手がけたロマンティック・コメディ。1930年代のハ…
『光をくれた人』は尊さに満ちた作品だーーデレク・シアンフランス監督、大舞台での演出を読む
『ブルーバレインタイン』(10)のデレク・シアンフランス監督が、ドリームワークスで映画を撮る。それだけでも事件だ。あの有機的かつ…
過激なギャグアニメ『アニマルズ』のカタルシス
人間が見ていないところで、動物たちは何をやっているのか? という疑問をファンタジックに描いた『ペット』という、大人も子どもも楽し…
複雑さと分かりやすさが両立 ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督による渾身の一作『メッセージ』
「ページに方程式をひとつ登場させるごとに、本の売れ行きが半減していくだろう」 天才物理学者として知られるスティーブン・ホーキ…
ジャンルを超えた傑作! イタリア人から観た『皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ』の魅力
2016年のイタリア・アカデミー賞「ダヴィッド・ディ・ドナテッロ」では、主演男優賞、主演女優賞、新人監督賞など、16部門にノミネ…
ウディ・アレンは新たなステップを踏み出したーー『カフェ・ソサエティ』が描く現実的な恋物語
日本では“オシャレなミニシアター映画”の代表として、90年代ごろから人気が高騰してきたウディ・アレン作品。現在公開中の『カフェ・…
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』は本当に“サイコー!”なのか?
興行成績が好調な近年のマーベル映画のなかでも、とくに大きな支持を得ているひとつが、コメディー色の強い異色ヒーロー作品『ガーディア…
志磨遼平の『夜明け告げるルーのうた』評:無垢な“好き”を描き切る、アニメならではの感動作
湯浅政明監督による初のオリジナルアニメ映画『夜明け告げるルーのうた』が、5月19日より公開された。同作は、両親に対する複雑な心境…
作品世界への圧倒的な没入感! 弐瓶勉原作劇場アニメ『BLAME!』が傑作となった理由
映画は、四角いフレームに映されたイメージの連続である。物理的には、縦横ほんの数メートルのサイズのイメージを投射しているに過ぎない…
速水健朗の『ワイルド・スピード ICE BREAK』評:シリーズの核心は“バーベキュー”にある
世の中には、バーベキュー・ピープルと呼ぶべき人々が存在する。 一応、ネットの世界ではバーベキューに過剰に反応する連中がいるので…
死体一つで1時間26分! “出オチ”では終わらない『ジェーン・ドウの解剖』の凄さ
凄惨な殺人事件の現場で見つかった、傷一つない美しき「名無しの死体」=「ジェーン・ドウ」。彼女はどうして死んだのか? いったい事件…
観客の心理を操る『スプリット』 ヒッチコックに通じるシャマラン監督の演出の秘密
M・ナイト・シャマランといえば、大きな評価を得た出世作『シックス・センス』以来、もはや彼のトレードマークとなった意外なラスト、そ…
松江哲明の『ワイルド・スピード ICE BREAK』評:進化し続けるハリウッドの『ドラゴンボール』
『ワイルド・スピード』シリーズは第1作目からすべて劇場で観てきました。シリーズもので続いている作品の中では一番好きです。1作目を…
70年代アメリカを再現した強烈な臨場感ーーHBO製作『クォーリーと呼ばれた男』の衝撃
ハードボイルド、ノワール、クライム、バイオレンス、アクション——。このドラマを形容しようとすれば幾つもの言葉が浮かぶ。だがピタリ…
80年代メキシコの麻薬売買や殺人を追体験 おとり捜査映画の観点から『潜入者』の魅力を考察
もし正体がバレたら、死を超えた恐ろしい制裁が待っている。まぶたを切られ目を焼かれ、家族までもが無惨な拷問を受け、家畜のように殺さ…
まさに大人の寓話! 破天荒なロードムービー『僕とカミンスキーの旅』が問いかけるもの
ドイツ歴代興行記録を更新し、日本でも多くの笑いと感動を誘った名作『グッバイ、レーニン!』(03)のヴォルフガング・ベッカー監督と…
車があれば何でもできる! 『ワイルド・スピード ICE BREAK』は映画というより“プロレス”だ
現在シリーズ8作目『ワイルド・スピード ICE BREAK』が公開中のワイスピ・シリーズだが、これほど奇妙な映画シリーズもそうそ…
主人公サルーの境遇は私の人生と重なるーーBOMIが語る『LION/ライオン 〜25年目のただいま〜』
BOMIが新作映画を語る連載「えいがのじかん」。第4回となる今回は、5歳の頃にインドで迷子になりオーストラリアで養子として育った…
『ワイルド・スピード』なぜ人気シリーズに? 新作から紐解く“ファミリー最高!”の価値観
『ワイルド・スピード』も、第1作から16年、今回で8作目を数える長寿シリーズとなった。興行的な規模は飛躍的に拡大していき、前作『…
『ケンとカズ』が突きつける、逃げ場のない世界のリアル 小路紘史監督のハングリーな才能
小路紘史監督による初長編映画『ケンとカズ』と、江本純子監督による初長編映画『過激派オペラ』が、ブルーレイ&DVDでキングレコード…
誰もがクレイジーに咲きほこる! 英国の異才が放つ『フリー・ファイヤー』の底知れぬ創造性
今イギリスで最も注目を集める監督を5人挙げるとすれば、そのリストに彼が闖入してくることは避けられない。 72年生まれの異才、…




































