作品評の記事一覧
公開中の話題作を中心に、幅広い作品を映画評論家・ライターが徹底レビュー。
『レゴ ニンジャゴー ザ・ムービー』が描き出す、アメリカ社会の親子問題
『LEGO(R)ムービー』、『レゴバットマン ザ・ムービー』と続いて、はやくもレゴ映画第3弾、『レゴ ニンジャゴー ザ・ムービー…
BOMIの『スイス・アーミー・マン』評:自由な発想で作られた、ファンタスティックな映画
BOMIが新作映画を語る連載「えいがのじかん」。第10回となる今回は、『ハリー・ポーター』シリーズのダニエル・ラドクリフが死体役…
映画『ドリーム』はハリウッドの新しい波の象徴となるーー黒人女性たちが成し遂げた偉業
近年、社会の至るところで唱えられている「ダイバーシティ(多様性)」。これまで白人の、とりわけ男性が優位的な立場にあったアメリカの…
『人生タクシー』は“映画”ではない? 特異な表現を生んだ、イラン社会の現実
2016年にこの世を去った、イランの巨匠監督、アッバス・キアロスタミ。彼の下で映画づくりを学んだ、ジャファル・パナヒ監督もまた、…
“一人称視点”の新感覚アクション『ハードコア』の映画的価値とは? 小野寺系が徹底レビュー
きっかけは、2013年にインターネットにアップされた動画だった。FPS(ファースト・パーソン・シューター)と呼ばれるTVゲームの…
荻野洋一の『奥田民生になりたいボーイと出会う男すべて狂わせるガール』評:男だって水原希子を目指すべきだ
私たち観客は、“出会う男すべて狂わせるガール” である水原希子に対し、頭(こうべ)を垂れて、この合言葉を言わなければならない。「…
久しぶりの“ニコラス刑事”登場! ニコラス・ケイジが『ヴェンジェンス』で見せる、圧倒的な哀愁
またしても、ニコラス・ケイジ、である。『パシフィック・ウォー』、『スノーデン』、『ドッグ・イート・ドッグ』、『キング・ホステージ…
R・スコットはS・キューブリックの意志を継ぐ 『エイリアン:コヴェナント』が描くAIの行方
『エイリアン:コヴェナント』は多くのエイリアン・ファンの期待に応えるだろうし、また前作『プロメテウス』にハマった「好き者」にはた…
人は狂わされながら生きていくしかないーー『民生ボーイと狂わせガール』が観客に問いかけるもの
雨降りでも遅れてても「気にしない」と歌うミュージシャン、奥田民生。そんな、自然体で芯のある男になりたいと憧れる「奥田民生になりた…
小野寺系の『エイリアン:コヴェナント』評:R・スコットの熱意が生んだ、スリリングな前日譚
『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』、『猿の惑星:創世記』、『オズ はじまりの戦い』など、伝説となった大ヒット映画の本…
トム・ハンクス主演『王様のためのホログラム』でサウジアラビアの文化を学ぶーー村上アシシ、異文化交流を経験して
熱狂的な日本代表サポーターで、先日行われたサッカーワールドカップアジア最終予選【日本VSサウジアラビア】の応援の為サウジを訪れた…
黒沢清監督はなぜパロディーを多用するのか? 『散歩する侵略者』に見る、主従関係からの解放
ありふれた日本の住宅地を“人間の身体を乗っ取った(ボディー・スナッチ型)宇宙人”が、ぶらぶらと散歩している。油断していると犬に噛…
どの世代にも愛される、ロードムービー史における新たな傑作 『50年後のボクたちは』の瑞々しさ
14歳の頃の自分はどんな自分だっただろうーー。そんなことを呼び起こしてくれるのが、ファティ・アキン監督作『50年後のボクたちは』…
『白い闇の女』エロティック・サスペンスとしての吸引力ーー確約されていないがゆえの期待
ビデオ屋の新作コーナーには、今日も様々なジャンルのDVD/ブルーレイが並ぶ。多種ある映画がビデオ屋に並んだとき、最も吸引力がある…
なぜ『ダンケルク』は“薄味”に感じるのか? ノーラン監督の作家性と“戦争映画”としての評価を考察
大作映画の監督たちが、映画会社やスタジオによって厳しく管理されることが多くなった近年、時代の流れに逆行して、自らの作家性を前面に…
菊地成孔の『新感染 ファイナル・エクスプレス』評:国土が日本の半分の国。での「特急内ゾンビ映画」その息苦しいまでの息苦しさと上品な斬新さ
久しぶりに出た、「名(珍?)邦題」の件は、この際スルーするとして 本作の原題は「プサネン(プサン/ヘン)」つまり「釜山行き」…
渡邉大輔の『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』評:『君の名は。』との関係と「リメイク映画」としての側面を考察
24年ぶりのアニメ化リメイク 現在劇場公開中の新房昭之総監督・武内宣之監督によるアニメーション映画『打ち上げ花火、下から…
ガル・ガドットという“スター誕生”の瞬間 『ワンダーウーマン』が映し出す現代映像のありよう
『ワンダーウーマン』が世界的にブームとなり、女性スーパーヒーロー映画では歴史的な成功作となった。主人公ダイアナ/ワンダーウーマン…
映画『関ヶ原』が描く新しい歴史観ーー岡田准一演じる石田三成の人物像は妥当か?
戦国時代最大かつ天下分け目の合戦、「関ヶ原の戦い」。豊臣秀吉の死から2年、武将たちが「西軍」と「東軍」に分かれ、いまの岐阜県西端…
“男女”と“車”に“音楽”を融合ーー『トゥルー・ロマンス』の精神受け継いだ『ベイビー・ドライバー』
ジャン=リュック・ゴダールがそれさえあれば映画が成立すると言った「男女」と「車」に「音楽」を融合して作られた映画、それがエドガー…
実写をアニメ化する試みは成功したのか? モルモット吉田の『打ち上げ花火~』評
あらゆる映画が再生産される時代になると、オリジナルへの思い入れなど、初めて観る観客にとっては何の意味もなさなくなる。『打ち上げ花…
『打ち上げ花火~』岩井俊二×大根仁×シャフトの組み合わせは本当に噛み合っていないのか?
異色の組み合わせは噛み合っていたのか 『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』がなにやら随分と評判が悪い。わかりやすい…
青春アニメ、なぜ地方の町ばかり舞台に? 『打ち上げ花火~』の独自性に迫る
1993年にTVドラマの1エピソードとして放映された岩井俊二監督の同名の人気作品を、24年経ってアニメ映画化した『打ち上げ花火、…
ISHIYAの『MOTHER FUCKER』評:日本のアンダーグラウンド史に残る傑作ドキュメンタリー
あれは1990年代の初期から中期頃だったと思う。新宿のライブハウスにとあるライブを観に行ったとき、いくつかのバンドが出演する中、…
往年のスポ根少女漫画の世界!? 『フェリシーと夢のトウシューズ』は呪われた夢を描く
パリ・オペラ座のバレエダンサーになる夢を目指す少女の奮闘を描いた、カナダ/フランス共同制作の劇場アニメーション『フェリシーと夢の…
“ユニバース系”が『スパイダーマン:ホームカミング』にもたらした光と影
今年の初夏以降のアメコミ系映画の勢いが怖ろしいことになっている。6月に『X-MEN』の渋いスピンオフ『LOGAN/ローガン』が日…
『スパイダーマン:ホームカミング』が追求した、“青春学園もの”としての側面
『スパイダーマン:ホームカミング』は、当初の期待をはるかに超え、映像、脚本ともに完成度の高い娯楽作に仕上がっていた。「青春学園も…
『フェリシーと夢のトウシューズ』が大人に届けるメッセージ 夢の描き方にこだわった演出を読む
夢を追い続けること。『フェリシーと夢のトウシューズ』が問いかけたいテーマは完全にこの一言に尽きる。 主人公であるフェ…
『トランスフォーマー』シリーズ10年の歴史が獲得した、偉大なるマンネリズム
自動車などが戦闘ロボに変形するという、メカ好きな子どもたちの夢をダブルで具現化したといえる玩具『トランスフォーマー』。この世界観…





































