2024年を振り返るアニメ評論家座談会【後編】

2024年を振り返るアニメ評論家座談会【後編】 アニメ視聴者層・受容方法の多様化

2024年のアニメ界を振り返るために、アニメ評論家の藤津亮太、映画ライターの杉本穂高、批評家・映画史研究者の渡邉大輔を迎えて座談…

2024年を振り返るアニメ評論家座談会【前編】

2024年を振り返るアニメ評論家座談会【前編】 “クリエイター”をめぐる環境変化の1年

2024年のアニメーション業界を概観したとき、そこには2つの特徴が明確にあらわれている。まず第一に、クリエイターの多様化である。…

『オッペンハイマー』が公開された意義を再考

『オッペンハイマー』が公開された意義を再考する 過去作から紐解くノーランの作家性

現代を代表する映画作家、クリストファー・ノーラン。強烈な作家性を有しながら、高い興行成績を連発できる作家として一目置かれてきた彼…

杉本穂高の「2024年アニメTOP10」

杉本穂高の「2024年 年間ベストアニメTOP10」 「原作を尊重する」とはどういうことか

リアルサウンド映画部のレギュラー執筆陣が、年末まで日替わりで発表する2024年の年間ベスト企画。映画、国内ドラマ、海外ドラマ、ア…

『ゴールデンカムイ』次は網走監獄編が舞台?

『ゴールデンカムイ』続編映画は網走監獄編が舞台に? “三つ巴の戦い”の実写化に期待大

WOWOWドラマ『ゴールデンカムイ』最終話放送後に、ドラマシリーズ版の続編となる映画第2弾の製作が発表された。 『ゴールデンカ…

『イル・ポスティーノ』に収められた命の輝き

こんなふうに生きることができたならば 『イル・ポスティーノ』に収められた命のきらめき

映画にはごくたまに、「こんなふうに生きることができたならば」と思わせるものがある。1996年に日本公開されたイタリア映画『イル・…

堀口広太郎に聞く、日本のCGアニメの進化

『数分間のエールを』など制作 100studio代表・堀口広太郎に聞く、日本のCGアニメの進化

アニメスタジオに潜入し、スタッフへのインタビューを通してそのスタジオが持つ“独自性”に迫る連載「アニメスタジオのここが知りたい!…

サンジゲン松浦裕暁が語るCGアニメの現在地

サンジゲン 松浦裕暁が語る、CGアニメの現在地 『MyGO!!!!!』の“ハイブリッド”な魅力

アニメスタジオに潜入し、スタッフへのインタビューを通してそのスタジオが持つ“独自性”に迫る連載「アニメスタジオのここが知りたい!…

『ラストマイル』TVドラマ劇場版の未来は?

『ラストマイル』で占う“ドラマの劇場版”の未来 日本の特殊性を武器にグローバル展開も

TBSが製作した映画『ラストマイル』の興行が好調だ。内容面でも高い評価を獲得しており、今年の邦画を代表する一本になりそうだ。 …

日本における“バンドアニメ”の歴史と発展

“バンドアニメ”の歴史と発展を辿る “キャラの実在感”を強めたメディアミックスの魅力

2024年の夏は、バンドを題材にしたアニメで盛り上がった。  『ガールズバンドクライ』(以下、『ガルクラ』)に『夜のクラゲは泳…

『ガルクラ』花田十輝に脚本術を聞く

『ガルクラ』なぜ反骨精神溢れる傑作に? 花田十輝に聞く、キャラを立たせる脚本術

この春、大きな注目を集めたオリジナルアニメ『ガールズバンドクライ』は、反骨精神を体現するような異色の主人公で話題となり、イラスト…

本多史典が向き合う“アニメ業界の課題”

Production +h 本多史典が向き合う“業界の課題” 「デジタルやAIの力も使う必要がある」

アニメスタジオに潜入し、スタッフへのインタビューを通してそのスタジオが持つ“独自性”に迫る連載「アニメスタジオのここが知りたい!…

和田丈嗣が語る“日本アニメの現在地”

Production I.G 和田丈嗣が語る“日本アニメの現在地” 「一段上のステージに上がる時期」

配信プラットフォームの影響でグローバルに人気が急拡大するなど日本のアニメを取り巻く状況が激変していく中、アニメスタジオを運営する…

『黙示録の四騎士』の奥深い人間ドラマ

『七つの大罪 黙示録の四騎士』の奥深い人間ドラマ コメンタリーから紐解く名演の裏側

剣と魔法の冒険ファンタジーはいつの時代でも、私たちをワクワクさせてくれる。鈴木央原作のマンガをアニメ化した『七つの大罪』は、そん…