京アニ発「KAエスマ文庫」が今アツい

京アニが「KAエスマ文庫」に力を注ぐ理由 『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』誕生の背景

電撃文庫やファンタジア文庫、ヒーロー文庫など数あるライトノベルのレーベルの中で、独特の存在感を放っているのが、京都アニメーション…

宮内悠介、ハイブリッドな新作が誕生

『賭博黙示録カイジ』や『賭ケグルイ』にも通じるスリル! 宮内悠介が描くギャンブル文学『黄色い夜』の凄み

第156回芥川賞候補となった「カブールの園」で、アメリカにかつてあった日系人強制収容キャンプを描き、ニューヨークの少年少女が登場…

「とある」シリーズの面白さはキャラにあり

「とある」シリーズと無縁の人生を過ごすのはもったいない! 広大無辺な世界の入り口は、キャラの魅力にあり

6月のライトノベル売り場に積み上げられた、やたらと分厚い文庫が鎌池和馬による『とある魔術の禁書目録(インデックス) 外典書庫①』…

ラノベ新人賞出身作家の尖った作品が続々

『探偵はもう、死んでいる。』『竜と祭礼』……新時代を拓く、新人賞発の尖ったラノベたち

アニメ化で盛り上がった山口悟『乙女ゲーム破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…』(一迅社文庫アイリス)(以下・はめふら)…

『鬼滅の刃』ロスに効く小説を読もう

『鬼滅の刃』ロスに効く、退魔の物語3選 『筺底のエルピス』『Cocoon 修羅の目覚め』『錆喰いビスコ』

人を喰う鬼たちを相手に、刀を振るい戦う鬼殺隊の活躍に魅了された吾峠呼世晴のマンガ『鬼滅の刃』。ライトノベルやエンターテインメント…

『BNA』の前日譚『BNA ZERO』レビュー

アニメ『BNA』の世界はどのように生まれた? 前日譚『BNA ZERO』で明かされる、士郎とロゼ市長の過去

獣人と人間という、異なる種族が存在する世界を舞台にしたテレビアニメ『BNA ビー・エヌ・エー』が、2020年4月からフジテレビの…

芝村裕吏「マジオペ」で描かれる近未来

ニートが戦闘指揮官に……「マージナル・オペレーション」は近未来のビジョンを描く ラノベ週間ランキング

本 ライトノベル 週間ランキング(2020年5月18日~2020年5月24日・Rakutenブックス調べ) 1位『わたしの幸…

『オーバーライト』でグラフィティを考える

バンクシーはなぜアートと認められるのか? グラフィティの価値を問う『オーバーライト』の挑戦

アーティストのバンクシーが、新型コロナウイルス感染症の治療にあたる医療従事者を讃える作品を描いて評判になった。壁や道に勝手に描く…

村山早紀『心にいつも猫をかかえて』評

猫と生きる覚悟と幸せを描くーー村山早紀『心にいつも猫をかかえて』評

猫がいる人生と、猫がいない人生とではどちらが幸せなのでしょう。家のソファや日当たりの良い路地で寝ている猫は、見る人の心をなごませ…

「このすば」カズマが“最高”の主人公の理由

「このすば」シリーズ、大人気のうちに完結へーーサトウ・カズマ、最弱なのに最高の主人公たりえた理由

《異世界かるてっと》で最も弱くて最も外道な主人公を挙げるなら、暁なつめ『この素晴らしい世界に祝福を!』シリーズのサトウ・カズマを…

『タイタン』で問いかける“仕事”の意義

野﨑まど『タイタン』が問いかける“仕事”の意義 人類と人工知能がたどり着いた境地とは

思いもよらない事象を人々が暮らすこの世界にぶち込んで、社会や政治が振りまわされる様子を描きながら人々の営みの本質に迫る。そんな設…

『スパイ教室』少女たちが挑む過酷な任務

落ちこぼれ少女たちが死亡率9割の任務に挑むーー『スパイ教室』シリーズの圧倒的おもしろさ

毎月100冊は下らない新刊が発売されるライトノベルにあって、知らない作家の耳にしたことがないタイトルを読んでみようと思う時に、役…

「魔法科」「はめふら」売り上げ好調

「魔法科」「はめふら」メディアミックスが売り上げの起爆剤に ラノベ週間ランキング

本 ライトノベル 週間ランキング(2020年4月13日~2020年4月19日・Rakutenブックス調べ) 1位『魔法科高校…

『僕ヤバ』で恋が生まれた瞬間はいつ?

陽キャ美少女×陰キャ少年の恋が生まれた瞬間はいつ? 『僕の心のヤバイやつ』のムズムズした関係

「人が恋におちる瞬間をはじめて見てしまった」とは、『三月のライオン』の羽海野チカが美大を舞台に描いた漫画『ハチミツとクローバー』…

『波よ聞いてくれ』仕事漫画としての魅力

『波よ聞いてくれ』はただのシンデレラストーリーじゃない 型破りな“お仕事漫画”としての魅力

友だちに勧めたい漫画を漫画好きが投票して選ぶ「マンガ大賞2020」で、4位に入ったのが沙村広明の『波よ聞いてくれ』(講談社刊)だ…

『大正地獄浪漫』で描かれる鬼、差別、時代

『鬼滅の刃』とは正反対の物語? 『大正地獄浪漫』で描かれる鬼、差別、時代

大正時代、古(いにしえ)より日本の平和を脅かしてきた悪の存在を、鍛え上げられた者たちが手に武器を持ち、体術も使って追い詰めていく…

『オーバーロード』はなぜ人気なのか?

『異世界かるてっと』を牽引する人気作『オーバーロード』は“サラリーマン社会”の苦悩を映す?

『異世界かるてっと』をご存じだろうか。テレビアニメのタイトルで、その名のとおりに異世界に転生、または転移した主人公たちが登場する…

感染症を描いた『リウーを待ちながら』

感染症による都市閉鎖と分断を描いた漫画、朱戸アオ『リウーを待ちながら』を再読

既視感があった。  新型コロナウイルス感染症(COVID-19)がパンデミック(世界的大流行)へと至り、世界中の国々で大勢の人…

『わたしの幸せな結婚』人気を考察

『わたしの幸せな結婚』人気を考察 「なろう」発のベストセラーがずらりラノベ週間ランキング

本 ライトノベル 週間ランキング(2020年3月9日~2020年3月15日・Rakutenブックス調べ) 1位『魔法科高校の…

マンガ大賞2020授賞式レポート

マンガ大賞2020授賞『ブルーピリオド』はなにが凄いのか? 授賞式の模様を徹底レポート

マンガが好きな人たちが集まって、2019年に刊行された作品の中で、もっとも人に勧めたいマンガを選んで投票する「マンガ大賞」202…

アニメ化「裏世界ピクニック」シリーズとは

宮澤伊織「裏世界ピクニック」シリーズに騙されてはいけないーー“恐怖の果て”を描く百合小説の魅力

「騙されるな!」と注意を喚起するべきか。それとも「ようこそ!」と接触を歓迎するべきか。  宮澤伊織の「裏世界ピクニック」シリー…

『薬屋のひとりごと』人気の理由に迫る

『薬屋のひとりごと』ヒットに見る“中華風の世界観”の魅力 ラノベ週間ランキング考察

電撃文庫や角川スニーカー文庫、ファンタジア文庫、GA文庫にガガガ文庫と多々あるライトノベルのレーベルから出た人気シリーズの最新刊…

ラノベ週間ランキング分析

「青春ブタ野郎」や「禁書」など、長く愛されるシリーズが堅調 ラノベ週間ランキング考察

本 ライトノベル 週間ランキング(2020年2月10日~2020年2月16日・Rakutenブックス調べ) 1位『薬屋のひと…

『ゲラゲラ』から考察する声優カルチャー

二次元キャラとライブエンタメの融合はどこまで進む? 小説版『GETUP! GETLIVE!』が示した可能性

文芸書の表紙が、ライトノベルのようなアニメ風のキャラクターが描かれているものになっていても、今はあまり驚かれないし忌避感も抱かれ…

ラノベ週間ランキング分析

「魔法科高校の劣等生」「Fate」「このすば」……ラノベ週間ランキング、“スピンオフ作品”が上位席巻

本 ライトノベル 週間ランキング(2020年1月6日~2020年1月12日・楽天ブックス調べ) 1位『魔法科高校の劣等生 司…

「十二国記」シリーズ、なぜ新潮文庫から発売?

「十二国記」シリーズ、なぜ新潮文庫から発売? 少女小説/ライトノベルの一般文芸化を考察

小野不由美による「十二国記」シリーズで、 18年ぶりとなる新作長編『白銀の墟 玄の月』が発売された時、これは落丁ではないかといっ…

異世界ラノベ、新潮流は“知識の活用”?

『本好きの下克上』『PUFF パイは異世界を救う』……異世界ラノベ、新潮流は“知識の活用”?

カルロ・ゼン『幼女戦記』、丸山くがね『オーバーロード』、暁なつめ『この素晴らしい世界に祝福を!』、長月達平『Re:ゼロから始める…