『スタンド マイヒーローズ』評

“麻薬取締部”題材に、バトル漫画を彷彿とさせる恋愛ゲーム!? 『スタンド マイヒーローズ』の秀逸なシナリオに迫る

「メディアミックス」とは、ゲーム/アニメ/小説/マンガ業界において、魅力的かつ危険な言葉である。成功すればデカいが、メディアの垣…

『アントマン&ワスプ』4DX版見どころ解説

『アントマン&ワスプ』の格闘シーンは変幻自在でリズミカル! 4DX版の見どころ解説

映画と連動して座席が揺れ、風が吹き、水滴が飛ぶ……いわゆる4DX 。この4DXが今、凄くイイ感じに盛り上がってきている。この原稿…

『スターフォックス64』に教わった“対戦”の楽しさ

『スターフォックス64』が教えてくれた“対戦”の楽しさ 学校の看板を賭けた隣町の少年との勝負

ゲームに関する記事を書いておいて何だが、私は「対戦」が苦手である。生来の気質もあるが、育った環境も関係しているだろう。実家の最寄…

『M:I 6』は“おじさん映画”の傑作!

『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』は、まごうことなき“おじさん映画”の傑作だ!

私がおじさんになっても、カッコよく撮れるの? 肉体美はとても無理よ、若い子には負けるわ……。森高千里の名曲「わたしがオバさんにな…

全編10カット『ブッシュウィック』の魅力

全編わずか10カット 『ブッシュウィック-武装都市-』の“長回し”は、3本の映画を想起させる

映画は映画であるから、役者の近くにはカメラとスタッフがいるものだ。この当たり前のことを私たちはけっこう忘れがちである。今、画面に…

『ジュラシック・ワールド』続編は挑戦的

ポイントは“ムツゴロウ精神”? 『ジュラシック・ワールド/炎の王国』は挑戦的な作品に

「あれだけ人が死んだのに、普通に開園した!?」全世界の人間がそう突っ込んだ『ジュラシック・ワールド』(15年)から早3年。ついに…

加藤よしきの『オンリー・ザ・ブレイブ』評

映画異文化交流の醍醐味! 『オンリー・ザ・ブレイブ』が描く普通の人間とヒーローとしての消防士

アメリカ合衆国アリゾナ州。乾燥した気候と多発する山火事で有名なこの地で、2人の男が人生の袋小路に迷い込んでいた。1人は青年マクド…

加藤よしきの『消された女』評

血みどろホラー・サスペンスの新たな快作! 『消された女』は最後まで観客の好奇心を刺激する

身から出た錆で苦境に立たされているテレビマンのナムス(イ・サンユン)は、キャリアを一発逆転させるドキュメンタリー番組の題材を探し…

『デッドプール2』は“思春期に帰れる”

食い足りなさに感じる不思議な魅力 『デッドプール2』は“思春期に帰れる”

前作『デッドプール』(16年)は習作という感じの作品だった。不死身な上に第四の壁を無視する傭兵デッドプール。そのキャラクターに相…

『タクシー運転手』が描く普遍的な希望

監督が運転するタクシー“ソン・ガンホ”に乗り光州事件を追体験 『タクシー運転手』の普遍的な希望

『タクシー運転手 〜約束は海を越えて〜』(17年)は素晴らしい作品だと思う。本作を手掛けたチャン・フン監督は、すでに『義兄弟 S…

『ジュマンジ』のポジティブなメッセージ

“96年のメタラー”は何を意味する? 『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル』のメッセージ

『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル』(17年)はスクール・カーストを題材にした映画だ。ゲームの中に入った高校生が、冒険の…

加藤よしきの『セインツ・ロウ4』評

『セインツ・ロウ4』“大バカ”なオープニングの素晴らしさ ボケにボケを重ねる足し算の美学

好きなエイリアンは『エイリアン4』(97年)、好きなストリートファイターはエレナとレインボー・ミカ。こんにちは、加藤よしきと申し…

『ワイスピ』シリーズは“プロレス”だ

車があれば何でもできる! 『ワイルド・スピード ICE BREAK』は映画というより“プロレス”だ

現在シリーズ8作目『ワイルド・スピード ICE BREAK』が公開中のワイスピ・シリーズだが、これほど奇妙な映画シリーズもそうそ…

韓国ノワール『アシュラ』が示すシンプルな答え

なぜ悪いことをしてはいけないか? 地獄絵図の韓国ノワール『アシュラ』が示すシンプルな答え

「なぜ悪いことをしてはいけないのか?」このシンプルな問いの答えを、文字通り骨身に染みるほど見せてくれる映画が『アシュラ』(17年…

『トリプルX:再起動』なぜいま続編が?

『トリプルX』15年ぶりに“再起動”したワケ 時代を先取りした荒唐無稽アクションの魅力

祝! 『トリプルX:再起動』公開! ついにトリプルXが帰ってきた! 15年ぶり! しかも期待通りの、最高の映画として! とは言っ…

『ザ・コンサルタント』は変な映画!?

『ザ・コンサルタント』は何故ここまで変な映画に? 大きな「?」が浮かぶ3つのポイント

予告やポスターだけを見れば、『ザ・コンサルタント』(16年)は、表の顔は会計士、裏の顔は凄腕の殺し屋、そんな知的なタフガイが悪徳…