『トランスフォーマー』完全な仕切り直しに?

『トランスフォーマー/ビースト覚醒』は事実上の1作目? マイケル・ベイへの愛と脱却

何かと車にまつわる悲惨なニュースが多い今日この頃だが、何の奇跡か、そんな日本の世相にピッタリの素晴らしい映画が入ってきた。『トラ…

『M:I 7』“トム・クルーズ映画”の快作

“トム・クルーズ映画”の快作『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』

トム・クルーズ、61歳。還暦男が走る! 電車のうえで戦う! 崖からバイクで飛ぶ! 何の話かと言えば、もちろん『ミッション:インポ…

『ザ・フラッシュ』エズラ・ミラーの功績

『ザ・フラッシュ』はヒーロー映画とは思えない? 1人2役演じ分けたエズラ・ミラーの功績

超高速で移動できるスーパーヒーローの“フラッシュ”ことバリー・アレン(エズラ・ミラー)は、今日もヒーロー活動に勤しんでいた。ゴッ…

『タイラー・レイク』続編でパワーアップ

無限に続くシリーズ化を希望! 正統派のパワーアップを遂げた『タイラー・レイク2』

君の心にタイラー・レイクはいるか? というわけで、Netflixオリジナル映画にして、大ヒットアクション映画『タイラー・レイク …

『クリード 過去の逆襲』の丁寧な仕事

『クリード 過去の逆襲』は“地元の悪いツレの逆襲”!? マイケル・B・ジョーダン監督の功績

その日、アドニス・クリード(マイケル・B・ジョーダン)は現役最後の試合に堂々たる態度で臨んでいた。強敵を前に、果たして引退を花道…

『ワイスピ/ファイヤーブースト』の疾走感

“バカ騒ぎ”の終局へ 『ワイルド・スピード/ファイヤーブースト』の寂しさを含んだ疾走感

いざ! 最後のバカ騒ぎへ! 『ワイルド・スピード』(2001年)は、ストリートで車をブッ飛ばす若者たちの青春映画として幕を開けた…

『GotG3』MCU映画の歴史に残る傑作

ジェームズ・ガンが真骨頂を発揮した『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』

恐るべし! ジェームズ・ガン! 今回ご紹介する『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』(2023年)は『アベンジ…

『ボヘミアン・ラプソディ』は“伝説映画”だ

『ボヘミアン・ラプソディ』は“伝説映画”だ 虚実ないまぜに描くクイーンの絶対的な“凄さ”

祝、『ボヘミアン・ラプソディ』(2018年)地上波放送! 本作は伝説のロックバンド、クイーンを描いた至高の一本だ。劇場公開当時は…

『ベビわる2』が続編として開拓した新境地

クライマックスは本年度ベストバウト 無茶に満ちた快作『ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー』

アクション映画といえば、「無茶苦茶をやってナンボ」である。それはもちろん正解だ。ジャッキー・チェンがビルから落ちて、トム・クルー…

続編としての『シャザム!~神々の怒り~』

ヘレン・ミレンが一番キュート!? 『シャザム!~ 神々の怒り~』続編として堅実な仕上がりに

絶賛正念場! DCEU! というワケで、DC映画最新作『シャザム!~ 神々の怒り~』(2023年)である。  魔術師に勇者…

超一級の総合娯楽『アルマゲドン』3つの魅力

『アルマゲドン』は超一級の総合娯楽! 世紀末に狂い咲いた超大作を3つのポイントから解説

地球に巨大隕石が落ちてくる! 地球壊滅を阻止するために、隕石に穴を掘って内側から爆破しよう! そのために穴を掘る専門家を宇宙へ送…

『エブエブ』超絶技巧で描く普遍的なテーマ

『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』が超絶技巧で描く普遍的なテーマ

気が狂いそう~(ラーラーラー)♪ やさしい歌が好きで~♪ ああ あなたにも聞かせたい~♪ ……力強く背中を押してくれる系の映画を…

『アントマン』第3弾、MVPは老夫婦

正念場のMCU 『アントマン&ワスプ:クアントマニア』MVPはピムとジャネットの老夫婦

絶賛正念場! MCU! というワケで、マーベル映画の最新作『アントマン&ワスプ:クアントマニア』(2023年)である。  …

加藤よしきの「2022年映画ベスト10」

加藤よしきの「2022年 年間ベスト映画TOP10」 たまには現実から目を背けて

リアルサウンド映画部のレギュラー執筆陣が、年末まで日替わりで発表する2021年の年間ベスト企画。映画、国内ドラマ、海外ドラマ、ア…

『ソー:ラブ&サンダー』の喜劇と悲劇

『ソー:ラブ&サンダー』評価のポイントはとっ散らかっている感? 喜劇と悲劇の同時上映

メチャクチャに強い雷神のソー(クリス・ヘムズワース)は、元カノで地球人のジェーン(ナタリー・ポートマン)と再会を果たす。しかも何…

『トップガン マーヴェリック』は完璧な続編

『トップガン マーヴェリック』は完璧な続編 トム・クルーズが「カッコいい」を全力で体現

ピート・“マーヴェリック”・ミッチェル(トム・クルーズ)と仲間たちが戦闘機をブッ飛ばす。お話はシンプル極まりない。しかし『トップ…

『ドクター・ストレンジMoM』に見た自由さ

『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』が体現したアメコミの自由さ

魔術師ドクター・ストレンジ(ベネディクト・カンバーバッチ)のところに並行宇宙(マルチバース)をまたぐ大トラブルが舞い込んでくる。…

ベイやん円熟期の快作『アンビュランス』

爆発、ブチギレ、コテコテのギャグ 『アンビュランス』はマイケル・ベイ円熟期の快作だ!

走れ光速のベイやん救急車~♪ というわけで『アンビュランス』(2022年)だ。とある兄弟が銀行強盗でミスって救急車を乗っ取って、…

150分の地獄めぐり『ナイトメア・アリー』

負のグルーヴ感に満ちた150分の地獄めぐり 最後まで目が離せない『ナイトメア・アリー』

酒と泪と男と女。『ナイトメア・アリー』(2021年)は、そういう映画である。ワケあり男スタン(ブラッドリー・クーパー)は、たまた…

『ザ・バットマン』は野心的かつストイック

ブルース・ウェインの完璧な成長物語 『ザ・バットマン』は野心的かつストイックな作品に

治安最悪の街ゴッサムを、どけんかせんといかん! というわけで、若きブルース・ウェイン(ロバート・パティンソン)は、今日もコスチュ…

怪作映画『ガンパウダー・ミルクシェイク』

『ガンパウダー・ミルクシェイク』アクション映画大好き人間の遊び心とハードボイルド魂

ネオンきらめくクライム・シティ(※公式名称です。私が勝手につけたんじゃありません)では、今日も悪党どもがシノギを削り合う。この街…

歴史ロマンの『ギャング・オブ・アメリカ』

『ギャング・オブ・アメリカ』からあふれる懐かしのロマン 全編に響く“カイテルASMR”も

『徳川埋蔵金』……『ギャング・オブ・アメリカ』(2021年)は、このロマン溢れるフレーズを思い出す1本だ。  徳川埋蔵金伝説と…

『スパイダーマンNWH』は青春映画の快作

ウィレム・デフォーは今回も顔面演技全開! 『スパイダーマンNWH』は青春映画の快作

スパイダーマンことピーター・パーカー(トム・ホランド)は悩んでいた。これまでスパイダーマンであることを隠して悪と戦っていたのに、…

加藤よしきの「2021年映画ベスト10」

加藤よしきの「2021年 年間ベスト映画TOP10」 度重なる手のひら返しで手首がグニャグニャに

リアルサウンド映画部のレギュラー執筆陣が、年末まで日替わりで発表する2021年の年間ベスト企画。映画、国内ドラマ、海外ドラマ、ア…

『マトリックス レザレクションズ』の味わい

『マトリックス レザレクションズ』の奇妙な味わい 地に足が着いたメッセージが胸に迫る

うだつの上がらないコンピューター会社勤務の会社員トーマス・アンダーソン(キアヌ・リーブス)には、ハッカーの“ネオ”という裏の顔が…

『ヴェノム』続編は一周回って異色作?

一周回って異色作? 『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』の安心感

人間、開き直ると強くなるものである。『ダイの大冒険』でポップも言っていた。そして『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』(2…