作品評の記事一覧
公開中の話題作を中心に、幅広い作品を映画評論家・ライターが徹底レビュー。
山田孝之と長澤まさみが恋に落ちる “笑い”と“ロマンチックさ”が絶妙な『50回目のファーストキス』
映画『銀魂』、『斉木楠雄のΨ難』などコメディ作品で人気を博した福田雄一監督が初めてラブストーリーのメガホンを取ることとなった『5…
『デッドプール2』が提示する、社会のはみ出し者の視点からの解答 ヒーローとしての真の魅力を探る
アベンジャーズをはじめとするヒーロー映画が世界で記録的なヒットを成し遂げるなか、苦手でついていけないという観客も少なくない。アメ…
ウェス・アンダーソン監督自身が体現する“希望” 『犬ヶ島』は“新たな世界の見方”を伝える
シンメトリーな構図、シュールでユーモラスなセンス。くすんだ色調と愛らしい美術、こだわりの字体とレトロなファッション。これらの要素…
食い足りなさに感じる不思議な魅力 『デッドプール2』は“思春期に帰れる”
前作『デッドプール』(16年)は習作という感じの作品だった。不死身な上に第四の壁を無視する傭兵デッドプール。そのキャラクターに相…
『ファントム・スレッド』はオートクチュールのような逸品に 巧みにデザインされた男と女の物語
ロシアの文豪、トルストイいわく「愛は惜しみなく与えるもの」。それに対して、日本の作家・有島武郎は「愛は惜しみなく奪う」と言った。…
菊地成孔の『フロリダ・プロジェクト』評:夢の国の外縁はゲトーが取り囲んでいる。これは驚くべき真実なんかじゃない。原理である。
中心と周縁 山口昌男を引っ張りださなくとも、周縁は中心に対し、圧倒的な差異を抱きながら、両極の片方を担うようになっている事を…
『アベンジャーズ4』のお手本に? 『デッドプール2』は“X-MEN映画”としても進化している
いよいよ『デッドプール2』が公開されました! 前作以上のバイオレンス・アクション、スケール、ギャグ、そして今回は他のマーベル、D…
二つの世界を描いた二つの演出 『リディバイダー』は崩壊しつつある現実社会を映し出す
ガン・シューティングなどのアクションを楽しむTVゲームのなかで根強い人気を誇るのが、ゲームのキャラクター本人の視点でプレイできる…
リドリー・スコットがアメリカ映画を退廃させた? 荻野洋一の『ゲティ家の身代金』評
監督デビュー前のゴダールは、批評家として週刊誌『アール』に次のように書いた。「イギリス映画についてなにか言うべきことを見つけ出す…
サノスはなぜ単純な悪ではない? ダースレイダーの『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』評
HIPHOP MCとして活躍するDARTHREIDERが、話題の作品を取り上げる映画評連載。映画コメンテーターとしてもラジオやA…
映画『恋は雨上がりのように』はなぜ説得力がある? 小松菜奈や大泉洋による再現度を考察
17歳の女子高生が、冴えない45歳のおじさんに恋をする。その設定に、多少なりともマイナスなイメージを抱く人がいるかもしれない。だ…
『レディ・プレイヤー1』はスピルバーグ監督の遺言のよう? 最後のメッセージに込められた“本音”
劇中の登場人物たちが仮想世界“オアシス”で躍動する姿を単純に楽しんだ一方で、“とんでもないもの”を観てしまったという感覚が鑑賞後…
10年以上を経て完成したSFファンタジー『ユートピア』 時間をかけるにふさわしいテーマとは?
東京・下北沢にある映画館「トリウッド」で公開中の、SFファンタジー映画『ユートピア』は、その内容と同時に、制作の経緯も特異すぎる…
アメリカ社会の現状を描き出すーー『フロリダ・プロジェクト』が重要な作品になった理由
中華料理の配達人や、路上で偽ブランド品を販売する不法移民、トランスジェンダーの娼婦など、アメリカ社会の片隅で顧みられずに生きてい…
MCU10年の歴史に寄り添うアイアンマン 『インフィニティ・ウォー』に見るリーダーとしての成長
4月27日に日本で封切りされた『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』が大ヒット上映中だ。マーベルの人気キャラクターが一堂に会…
不道徳さと道徳的な要素が密接に絡み合う 『モリーズ・ゲーム』の立体的で複雑な人間像
一晩で1億ドルを失った客もいたという、超高額レートの秘密ポーカークラブを、ロサンゼルスやニューヨークで運営し、レオナルド・ディカ…
J・ギレンホールを通して苦しみを疑似体験 『ボストン ストロング』が示す“ヒーロー”のあり方
歴史あるボストンマラソンの競技中、ゴール付近に仕掛けられた爆弾が爆発し、3人が死亡、282人が負傷したという、世界中に衝撃を与え…
新メンバーがアベンジャーズの追い風に 『インフィニティ・ウォー』ヒーローたちの強烈なエピソード
感嘆、興奮、そして多くの悲鳴がほうぼうから上がって止まない『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』。筆者も例外ではなく、その予…
『君の名前で僕を呼んで』が綴る“楽園にいた記憶” 同性愛をテーマにした『モーリス』との違い
1983年の夏。17歳の青年エリオは、別荘がある北イタリアの小さな村で運命的な出会いをする。エリオの父親は美術史を教える大学教授…
馬に乗った兵士の“英雄の物語”はなぜ映画化された? 『ホース・ソルジャー』に見るアメリカ文化
アメリカ同時多発テロ事件(「9.11」)によって、ニューヨーク、マンハッタンを象徴するワールドトレードセンターのツインタワーが旅…
監督が運転するタクシー“ソン・ガンホ”に乗り光州事件を追体験 『タクシー運転手』の普遍的な希望
『タクシー運転手 〜約束は海を越えて〜』(17年)は素晴らしい作品だと思う。本作を手掛けたチャン・フン監督は、すでに『義兄弟 S…
【ネタバレあり】『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』の“真の衝撃”を読み解く
衝撃の展開の裏に隠された“真の衝撃”とは マーベル映画のヒーローたちが集結し、強大な敵と戦う『アベンジャーズ』シリーズ。その…
MOOSIC LABから登場した新たな傑作! 『なっちゃんはまだ新宿』の“エモさ”と“神秘性”
昨年のMOOSIC LABで準グランプリを獲得した首藤凜監督の『なっちゃんはまだ新宿』が5月2日にDVDリリースされる。“音楽×…
真の主役は“あの人”? 『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』期待以上の衝撃作になった理由
映画というのは事前の期待があまりにも高すぎると、観た後ちょっとガッカりみたいなことありますよね。決して作品自体は悪くないのに、こ…
『レディ・プレイヤー1』は見る「LOVE PHANTOM」? 完璧を求めてしまう夢の映画
B'zの代表曲「LOVE PHANTOM」は、失恋の歌である。ある男が理想的な女と出会う。しかし、なまじ自分の理想通りだったせい…
T・スコットに通じるJ・コレット=セラの職人芸 『トレイン・ミッション』に学ぶ映画の作り方
「リーアム・ニーソン主演」「舞台は電車」このふたつのキーワードだけで、どんな話かある程度の想像はつくかと思います。ですが、本作は…
『THIS IS US 36歳、これから』は、山田太一、坂元裕二作品に通じる? 巧みな脚本を分析
自分が演じる役にほとほと嫌気がさしているイケメン俳優“ケヴィン”、定職に就かないまままずは“脱肥満”を目標として日々努力する女性…
食肉処理場が舞台のラブストーリー 『心と体と』が描くシンプルで崇高な愛のドラマ
ここ数年の三大映画祭の最高賞受賞作といえば、ヴェネチアの『シェイプ・オブ・ウォーター』やカンヌの『わたしは、ダニエル・ブレイク』…





































