作品評の記事一覧
公開中の話題作を中心に、幅広い作品を映画評論家・ライターが徹底レビュー。
視覚障害をメタファーにしたビターなラブストーリー 『かごの中の瞳』は“女性の欲望の解放”を描く
セクハラ告発に端を発した#Metooムーブメント以降、ではロマンスやエロスの問題をどう扱うかという議論があとを絶たない。つまり、…
シリーズの魅力を再確認! 懐かしさも漂わせる『ザ・プレデター』の“B級”映画らしさ
『プレデター』との出会いは、小学生の頃。プレデター=宇宙人ということは知らずに、「アーノルド・シュワルツェネッガーがジャングルで…
宮台真司の『寝ても覚めても』評:意味論的にも視覚論的にも決定的な難点がある
キスと性交を描かない(描けない)真の理由 『寝ても覚めても』の物語は単純です。主人公朝子が、1.激しい恋に落ちた麦(ばく)に…
ラップはすべてスマホのスピーカーから鳴っていた 磯部涼が『フロリダ・プロジェクト』を解説
『フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法』で使われるたくさんのラップ・ミュージックは、すべてスマートフォンのスピーカーから鳴っていた…
古い価値観を感じさせるも映画の作られ方は“現代的” 『スカイスクレイパー』の作品構造を読み解く
「ロック様」ことドウェイン・ジョンソンが演じる、筋肉ムキムキの一家のパパが、家族を救うために超高層ビルで決死の戦いを繰り広げる映…
まるでスポーツの団体戦! 『バッド・ジーニアス』の後ろめたくも清々しい映画体験
この、えもいわれぬ緊張感に息苦しさを感じた方は、なにかしら後ろめたい気持ちがあるのではないのだろうか(……いや、疑うわけではない…
『食べる女』で女性たちを取り巻く“食”と“性” 沢尻エリカ、前田敦子らの“食べる”から読み解く
年齢も、職業も、恋愛に対する考え方も、人生における価値観も異なる8人の女たちが、おいしいものを心置きなく、好きなだけ食べる。“女…
『クレイジー・リッチ!』が米映画史に起こした革新 “アジア”を巡る2人の女性の物語を読み解く
『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル』、『ブラックパンサー』、 『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』、『クレイジー・…
“夫婦アクション”の新たな快作! 夫婦関係をカッコよく描いた『スカイスクレイパー』の新しさ
香港に作られた高さ1kmの巨大タワー“ザ・パール”。ビルの安全管理コンサルタントを務めるウィル(ロック様ことドウェイン・ジョンソ…
『ザ・プレデター』なぜ評価が分かれる内容に? 『プレデター』シリーズの“核”となる部分から考察
ジャンル映画、なかでもホラーやスリラー、SF、アクションなどの作品に求められがちなのは、“目新しさ”であろう。それらのジャンルが…
捉え方で評価が変わる? 『ザ・プレデター』は「ドン詰まりの男子のバカ騒ぎ映画」として満点!
『ザ・プレデター』(18年)上映終了後、左右に座るカップルが絵に描いたように真反対の反応を示した。右は絶賛の言葉と共に笑い合い、…
TEAM NACSの真髄がここに! 『PARAMUSHIR ~信じ続けた士魂の旗を掲げて』に込められた夢
「PARAMUSHIR」。一読しただけでは何と読んでいいのかわからない。このタイトルにこそ、原案・演出を担当した森崎博之の想いが…
平手友梨奈主演『響 -HIBIKI-』の漫画的な手法 “天才”を描く試みをどうアプローチしたか
頭脳的な“天才”を創作物のなかで描く。考えてみれば、これはとても難しいことだ。なぜなら、天才でなければ天才がどういうものであるか…
アニエス・ヴァルダ『顔たち、ところどころ』から読み解く、「ヌーヴェル・ヴァーグの祖母」の教え
今年で90歳を迎えたアニエス・ヴァルダ。ヌーヴァル・ヴァーグを支えた数少ない女性監督のヴァルダは、最近では「ヌーヴェル・ヴァーグ…
豊田利晃監督の本当の意味での“復帰作”に 『泣き虫しょったんの奇跡』で再び放たれた輝き
『青い春』(2001年)や『ポルノスター』(1999年)を撮った豊田利晃監督は、「天才」と呼べる数少ない若手監督だった。演出にお…
アクションで描かれる善と悪のカルマ 『SPL 狼たちの処刑台』が体現する香港ノワールの真髄を読む
香港ノワールをご存知だろうか? 1980年前後に香港を中心に世界的に流行した、黒社会の中での友情や裏切りを描いた犯罪映画のことで…
今のステイサムは演技も人の頭に回し蹴りもできる! 『MEG』は役者としての総決算に
「演技はできないが、人の頭に回し蹴りはできる」。かつてジェイソン・ステイサムは、自身をこのように評した(参考:ウレぴあ総研|ジェ…
“青春”は大人だけが持つ宝物だ 『高崎グラフィティ。』が描く“あの頃”の本当の姿
第1回「未完成映画予告編大賞」でグランプリを受賞した予告編をもとに長編化された作品、『高崎グラフィティ。』が現在公開中だ。本作は…
『アベンジャーズ』シリーズへの重要な布石? 『アントマン&ワスプ』で描かれた量子力学を考察
『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』で見せられた衝撃の展開。10年の歳月に渡って作られてきた、マーベル・スタジオによるヒー…
小野寺系の『ちいさな英雄』評:監督たちの才能とスタジオポノックの未来を読む
「ポンポンポン、ポノック、スッタッジッオ、ポノック♪」 木村カエラが景気よく歌うオープニングテーマ曲から始まる、ポノック短編…
劇場版も癒し効果バツグン! 「明日からまたがんばろう」と思える『のんのんびより』の魅力
のどかな田舎の風景の中でかわいらしいキャラクターたちがゆるゆるとした日々を送る、人気日常系シリーズ『のんのんびより』。テレビアニ…
『若い女』は冬のパリを舞台にした『ライ麦畑でつかまえて』? “好きにはなれない”人物造形の妙
「31歳のポーラは、10年付き合った写真家の恋人に突然別れを告げられる。お金も、家も、仕事も無い彼女は、恋人の飼い猫と共にパリを…
木村拓哉と二宮和也の組み合わせを楽しむだけではない 『検察側の罪人』の“異様さ”を解説
日本のトップアイドルの座に君臨し続け、主演俳優としてのキャリアも豊富な木村拓哉。人気絶頂の男性アイドルユニットに所属しながら、飛…
演出はハリウッド映画のよう 劇場版『ヒロアカ』は“TVアニメの映画化”の意義を感じさせる作品だ
『週刊少年ジャンプ』で連載中の堀越耕平のコミックス『僕のヒーローアカデミア』。テレビアニメ3期も絶賛放送中だが、初の劇場版『僕の…
探究心こそ人生の最高のスパイス 『ペンギン・ハイウェイ』が教えてくれる、謎に挑むことの楽しさ
ファインマンとアオヤマ君が教えてくれるもの 人生を豊かに彩るスパイスはいろいろある。愛でもいいし友情でもいいし、エロスでもい…
全てが過剰! アンディ・ラウ×ハーマン・ヤウ『ショックウェイブ』から感じる香港映画の意地
劉徳華ことアンディ・ラウ! 俳優・歌手としてアジアの最高峰を走る香港の大スターであり、数々の苦難を乗り越えてきた奇跡の人である。…



































