作品評の記事一覧
公開中の話題作を中心に、幅広い作品を映画評論家・ライターが徹底レビュー。
灰原哀の転機にも? 『名探偵コナン 天国へのカウントダウン』はファンが求める要素満載
4月17日に封切りとなるや、初日から3日間の累計で興収22億円を突破した『名探偵コナン 緋色の弾丸』。まさに弾丸スタートを切った…
『WAVES』監督の極私的な長編デビュー作 『クリシャ』で自身の家族を起用した理由
4月17日から、A24作『WAVES/ウェイブス』のトレイ・エドワード・シュルツ監督の長編映画デビュー作『クリシャ』が公開された…
中川大志の勇姿が心に残る 純度の高いヒーロー映画『砕け散るところを見せてあげる』
困っている人がいたら助けるーーそう口にすることはカンタンだけれど、実際に行動に移すことができる人は、いったいどれくらいいるだろう…
「ひと狩り行こうぜ!」的な気軽さはない!? “ゲーム映画”としての『モンスターハンター』
「俺、ゲームが下手で良かった!」……こんな妙な気持ちになる日が来るとは思わなかった。何の話かというと、『モンスターハンター』(2…
赤井秀一は劇場版でこそ輝く 『名探偵コナン 異次元の狙撃手』は最新作予習に打ってつけ
劇場版第24作となる最新作『名探偵コナン 緋色の弾丸』が丸1年の延期を経て、ようやく公開された4月16日。そんな日に日本テレビ系…
最悪版『君の名は。』!? 『ザ・スイッチ』の過激な描写の裏にある真っ当なテーマ
大ヒットしたアニメーション映画『君の名は。』は、高校生の男女の身体が入れ替わる設定のロマンティックな恋愛ストーリーだった。今回紹…
2021年はラブストーリーの年に “観るパワースポット”『ラブ・セカンド・サイト』を堪能
2021年、日本は“ラブストーリー”にあふれている。映画『花束みたいな恋をした』が大ヒットを記録し、4月クールのドラマはシェアハ…
マンハッタンの緊急事態をサスペンスフルに描く 『21ブリッジ』で辿る様々な犯罪映画の記憶
アメリカ最大の都市であるとともに、世界の最先端であり続けるニューヨーク。さらにその中核といえるのが、経済の中心地ウォール街や、ミ…
『エヴァ』を唯一無二の作品にした選曲の“いびつさ” 音楽的気持ち良さが滲む独特の編集
先日、『シン・エヴァンゲリオン劇場版』(以下『シン・エヴァ』)をIMAXで鑑賞した。TVシリーズ放送から実に26年、新劇(『ヱヴ…
『ガルパン 最終章』における最大の挑戦 第3話に示された“世界観の深化”が意味するもの
この記事は『ガールズ&パンツァー 最終章』第3話のネタバレを含みます。 萌え系でありながらも硬派。テレビアニメ(OVA)であ…
“式典”としての『シン・エヴァンゲリオン劇場版』 前3作との大きな違いと“物語の終わり”
現在、日本の劇場が大変な“場所”になっている。『鬼滅の刃』の大ヒットの時も劇場は大変な場所になっていたが、それとはまったく異なる…
ただの子ども向け料理番組ではない ミシェル・オバマ出演『ワッフルとモチ』のメッセージ
大きな話題となったストップモーション・アニメーション『PUI PUI モルカー』のTV放送が終了し、“モルカー・ロス”なる喪失感…
映画『モンスターハンター』は本当にテーマ性が希薄なのか 娯楽作品としての構造を紐解く
カプコンの同名大ヒットゲームシリーズをハリウッドで実写映画化した『モンスターハンター』は、同じく日本の大ヒットゲームの映画化作品…
『エヴァンゲリオン』を実写パートから考える 旧劇場版と新劇場版の“虚構”と“現実”
※本稿は『シン・エヴァンゲリオン劇場版』と『新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを君に』の内容、いわゆるネタバレに触れ…
『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』が描く、現在のアメリカの社会状況とヒーローの内面
『ワンダヴィジョン』に続く、マーベル・スタジオのドラマシリーズ『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』は、フライトスーツを装着して…
“現代的”なファミリー映画として成立した『トムとジェリー』 “破壊と再生”の仕掛けを読む
ウィリアム・ハンナとジョセフ・バーベラによる、劇場短編アニメーションとTVアニメーションシリーズとして、1940年の初公開以来、…
『ラーヤと龍の王国』にみたディズニーの変化 革新的な作品となった理由を解説
ディズニーによるファンタジックなアドベンチャー大作『ラーヤと龍の王国』。本作に驚かされるのは、ディズニーの劇場アニメーションとし…
完成度はディズニーの歴史上随一 “体感型”の『ファンタジア』は映画館で真価が味わえる
アニメーションの歴史の中で、最も影響力を持ち、世界の誰よりも業界やアニメの表現を変革させてきたウォルト・ディズニー。彼が存命中に…
新劇場版は映像表現における壮大な実験場だった 『シン・エヴァ』冒頭12分に見たその真髄
庵野秀明が総監督を務める映画『シン・エヴァンゲリオン劇場版』(以下、『シン・エヴァ』)が公開された。 本作は庵野秀明が199…
【ネタバレ】『エヴァ』は本当に終わったのか 『シン・エヴァンゲリオン劇場版』徹底考察
※本稿には、『シン・エヴァンゲリオン劇場版』の結末を含む内容への言及があります。 2007年からシリーズの公開が始まった、『…
東日本大震災から10年、『Fukushima 50』が発するメッセージ
2020年に劇場公開された『Fukushima 50』が、3月12日の『金曜ロードSHOW!』(日本テレビ系)で本編ノーカット版…
トム・ハンクスとポール・グリーングラスの“代表作”に 『この茫漠たる荒野で』が非凡な理由
様々な現実の社会問題を作品の中で描いてきた映画監督として、いまや巨匠といえるほど大きな存在となっているポール・グリーングラス。そ…
荘子itによる批評連載スタート 第1回:『Mank/マンク』から“名が持つ力“を考える
0.荘子itは電気蝶の夢から覚めるがーーー 令和/映画の起床/批評 判で押したような「覚醒せよ」に、どれだけの意味があるのか…
エリサ・ラム事件の真相に迫る いまこそ観るべき『事件現場から:セシルホテル失踪事件』
2013年、インターネット上で、ある奇妙な動画が世界中に拡散し、話題を呼ぶことになった。それは、ホテルのエレベーター内に設置され…
“最狂”の言葉に偽りなし? ソ連再現プロジェクト『DAU. ナターシャ』に圧倒される
あなたが試しに住んでみるとしたら、演出によって仕組まれたテラスハウスか、自由意思が奇妙に歪んでいく「DAU」の世界か、果たしてど…
伝説のギャングと重なるジョシュ・トランク監督の苦悩 『カポネ』は狂気に満ちた1本に
ジョシュ・トランクの最新監督作『カポネ』(2020年)は、現在の彼にしか撮れない映画だ。そして日本版のポスターに踊る惹句「壊れて…
人間の心と社会の闇を深くえぐる “ワールドクラス”の日本映画となった『すばらしき世界』
自らの脚本によって、リアリティある人間ドラマを映画監督として描き続けてきた西川美和。この度、その作品のなかでも、驚くほど濃厚で、…
『犬鳴村』のスケールを大きく超える恐怖表現 『樹海村』の恐怖の源泉を考察する
90年代の終わりから2000年代にかけて、ブームを巻き起こし、「Jホラー」として世界的な注目を集めた日本のホラー映画。その代表的…
『花束みたいな恋をした』麦と絹の恋はなぜ盛り上がりを見せたのか 2人が示した恋の形跡
これはきっと、私たちの物語――。とは、映画『花束みたいな恋をした』のチラシに綴られたコピーの一文だ。この文言の通り、本作を観た多…
"なりたい自分"になることに共感し、心揺さぶられる『MISS ミス・フランスになりたい!』
美貌や個性を競い合い、フランス各地の大会で勝ち上がった女性たちが、さらにフランス全土の頂点を目指す「ミス・フランス」。1920年…




































