作品評の記事一覧
公開中の話題作を中心に、幅広い作品を映画評論家・ライターが徹底レビュー。
複雑な感情を映像化 『四畳半タイムマシンブルース』が描くモラトリアムや“青春”の終わり
森見登美彦原作、湯浅政明監督により好評を博した、四畳半に住むモラトリアム学生が主人公のTVアニメ『四畳半神話大系』、そして映画『…
『夏へのトンネル、さよならの出口』が描く恋愛のリアル eillの歌声がヒットの鍵に
eillだからこそできた「リアルな恋を歌う」こと 劇場版アニメ『夏へのトンネル、さよならの出口』(以下、『夏トン』)が公開中…
菊地成孔の『張込み』評(前編):始発から乗車せよ~逆に昭和を忘れるために~
野村芳太郎監督『張込み』(1958年/松竹)(前編) 2年前が「生誕100年」、今年が「没後30年」と、まあ、普通だった…
普通ではなく自分であれ ダークユーモアで『アダムス・ファミリー』が肯定し、描くもの
『アダムス・ファミリー』を観たことはなくても、あの有名なフィンガースナップでお馴染みのテーマ曲を一度は耳にしたことがある、という…
実写版『ピノキオ』の出来をアニメーション版と比較考察 近年のディズニーの方針を踏襲?
ディズニーのクラシックアニメーションのなかでも、とくに人気がある『ピノキオ』(1940年)。いま観ても全く色褪せていないのはもち…
『ONE PIECE』の世界を揺さぶる問題作『FILM RED』 ウタの言う「新時代」の意味とは
アニメ映画『ONE PIECE FILM RED』(以下、『FILM RED』)の興行成績が好調だ。9月19日までの時点で149…
『HiGH&LOW』は出演者全員が相乗効果で輝く一作に 役者・観客・製作者の“熱”の伝播
2019年に映画『HiGH&LOW THE WORST』が公開されたとき、その最初のカットに驚いた。スキンヘッドの男たちが鬼邪地…
ジム・キャリー×山寺宏一の運命が交差した映画『マスク』の裏話
“狂気”を軸に考えれば、ホラーもコメディも同じようなものだ。90年代を代表するコメディ映画『マスク』(1994年)を子供の頃から…
『ブレット・トレイン』に感じる数奇な運命 荒唐無稽な内容と懐かしい雰囲気の背景とは
伊坂幸太郎原作のなかでも、とくにポップな犯罪小説『マリアビートル』を原作に、ブラッド・ピットをはじめとした、アメリカの豪華キャス…
『DC がんばれ!スーパーペット』が描く、“真のヒーローとは何なのか”という大きなテーマ
『LEGO(R) ムービー』(2014年)、『レゴバットマン ザ・ムービー』(2017年)、そして実写映画『トムとジェリー』(2…
死と暴力と日本愛に溢れた『ブレット・トレイン』 新幹線に乗り込んだようなドライブ感
ブラッド・ピット主演、デヴィッド・リーチ監督の弾丸エンターテインメント『ブレット・トレイン』がついに日本に着弾した。伊坂幸太郎の…
『るろうに剣心 伝説の最期編』は現代と重なる作品? 佐藤健が表現する精神の成長
先週に引き続き、9月9日は映画『るろうに剣心』のシリーズ第3弾である『るろうに剣心 伝説の最期編』が『金曜ロードショー』(日本テ…
『NOPE/ノープ』ジョーダン・ピールはポスト・スティーヴン・スピルバーグと呼べるか?
いま映画における言論空間で求められているのは、いわゆる映画批評……「これまでの歴史と照らしわせて、その作品がどういう位置づけにあ…
『ツルネ』に詰まった京都アニメーションの真髄 “劇場版”にふさわしい再構築
『劇場版ツルネ -はじまりの一射-』は、TVアニメの再構成となる総集編作品の分類にはなるが、構成、作画、音響など、さまざまな要素…
『るろうに剣心』が追求する“実写ならでは”の表現とは? 時代劇の美学と異なるリアリティ
和月伸宏のマンガを、大友啓史監督が実写映画化した『るろうに剣心』は、マンガ・アニメの実写映画化の成功例と言われる。シリーズ全5作…
『NOPE/ノープ』に込められたテーマを徹底考察 逆転した“見られる者”と“見る者”の関係性
映画のはじまりは、フランスのリュミエール兄弟による「シネマトグラフ」の発明からだということは、映画好きの間ではよく知られている。…
『ソニック・ザ・ムービー/ソニック VS ナックルズ』はなぜアメリカで人気を勝ち得たのか
「ゲーム原作映画を成功させるのは難しい」と長年言われてきたが、アメリカの映画界が試行錯誤を繰り返しているなかで、『ソニック・ザ・…
『ラック~幸運をさがす旅~』はピクサー的な作品に 宮﨑駿作品などにも通じる高揚感
『ミッション:インポッシブル』シリーズや『トップガン マーヴェリック』などを手がけるスカイダンス・メディア。そのアニメ部門である…
引き継がれた第1作の“魂” 『プレデター:ザ・プレイ』の続編映画としての理想的な姿勢
『ホーム・スイート・ホーム・アローン』に続いて、20世紀スタジオを買収したディズニーが、同スタジオの大ヒットシリーズを配信作とし…
ヴァンパイアハント=HIPHOP? 暑い夏に観たい最高にゴキゲンな映画『デイ・シフト』
夏なんだし、肩の力を抜いてビールを飲みながら気軽に楽しめる映画が観たい。どうせ外に出たところで馬鹿みたいな暑さにうんざりしてくる…
『ジェイコブと海の怪物』と『ヒックとドラゴン』の相似 戦争と歴史をめぐる物語
夏だ! 海だ! 冒険だ! 7月8日からNetflixで配信されているアニメ映画『ジェイコブと海の怪物』は、まごうことなき“夏休み…
『輪るピングドラム』は新たな宗教哲学か 劇場版に追加された不気味な予言シーンも
TVアニメ『輪るピングドラム』の放送から、およそ10年の時を経て、新作パートを加えた総集編として新たに構築された、『劇場版 RE…
『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』にみる、映画界のシリーズ作品における課題
映画史に巨大な爪痕を残した、スティーヴン・スピルバーグ監督の『ジュラシック・パーク』(1993年)の公開から、およそ30年。その…
『ONE PIECE FILM RED』ルフィの勇姿とウタの歌声は映画館でこそ “新時代”の意味を考える
『ONE PIECE FILM RED』が、この夏、最大級の話題を呼んでいる。3年に1度の映画公開に加えて、原作も大きな節目を迎…
劇場版『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』は親子で楽しめる一作 5人揃った“名乗り”も必見
夏休みの映画といえば、小学生の頃に立ち見の客もいる満員の映画館で、父と『東映アニメフェア』を観たことを思い出す。内容やストーリー…







































