書評の記事一覧
書評の記事一覧です
高校生の日常描く『スキップとローファー』はなぜ大人に支持された? 清涼感あるノスタルジーの魅力
「このマンガがすごい!2020」オトコ編や「マンガ大賞2020」にランクインした『スキップとローファー』。石川県の小さな町から東…
2021年は女子サッカーの年に? 『さよなら私のクラマー』は新たな青春譚の傑作だ
2004年のアテネ五輪出場、2011年のワールドカップ優勝、2012年のロンドン五輪銀メダルに続いて、女子サッカーのできごとが歴…
【漫画】親に捨てられた三姉妹の日常は意外とハッピー? 『三拍子の娘』作者・町田メロメに訊く、作品の狙い
流されやすい長女・すみ、自由気ままな次女・とら、優等生だけど謎の多い三女・ふじの折原三姉妹の日常を描き、Twitteでも話題と…
『名探偵コナン』トラウマ回“スプラッタ編” 残酷すぎる殺害方法に恐怖が止まらない!
今や国民的ミステリー漫画の金字塔となった『名探偵コナン』。昨年から公開延期となっていた新作映画「緋色の弾丸」も公開され、コミック…
『るろうに剣心 最終章 The Final』は“重すぎる原作”をどう昇華する? 漫画版「人誅編」から考察
コロナ禍の影響で公開延期を余儀なくされた映画『るろうに剣心 最終章 The Final』がいよいよ公開となった。最終章の名の通り…
女子高校生がキャンプをするだけの漫画『ゆるキャン△』が大ヒットした理由とは? 人気のポイントを考察
「まんがタイムきららフォワード」にて2015年から2019年まで連載され、現在は漫画配信サイト「COMIC FUZ」にて連載中の…
34歳童貞無職引きこもりニートを救ったヒロインの行動とは? 『無職転生』が描くトラウマからの復活
2021年1月にはTVアニメ化も果たしたファンタジー作品『無職転生 ~異世界行ったら本気だす~』(KADOKAWA)。小説投稿サ…
「こち亀」両津勘吉は元祖・迷惑系? 器物損壊から道交法違反まで、その“悪行”を検証
義理人情に厚くよくも悪くも豪快な生き方が魅力的な『こちら葛飾区亀有公園前派出所』の主人公、両津勘吉。破天荒な言動が目立つが常識的…
『SPY×FAMILY』擬似家族はどうやって絆を深めた? 感動のエピソードを振り返る
マンガ大賞2021入賞作品『SPY×FAMILY』。週刊少年ジャンプ+で連載中の人気漫画です。父(スパイ)、母(殺し屋)、娘(超…
『家庭教師ヒットマンREBORN!』なぜ女性人気が高い? 主人公・ツナの“ヒーロー”らしからぬ魅力
『呪術廻戦』や『テニスの王子様』など、「週刊少年ジャンプ」の連載作品には男性だけでなく女性からも支持される漫画が多い。『家庭教師…
『青天を衝け』で注目の渋沢栄一、その思想は子どもたちにも 「日本の歴史」シリーズに学ぶ
現在書店には、「渋沢栄一」関連本が溢れている。2024年に一新される日本国紙幣――その一万円紙幣に「渋沢栄一」の肖像が描かれるこ…
メイクは「なりたい自分」になるためにーー『Get Ready?』に学ぶ、コスメの入り口
最近、Twitterでバズっているのを見て、つい買ってしまった『顔に泥を塗る』(ヨシカズ/竹書房)。タイトルだけ見ると想像つかな…
庵野秀明がアニメ化監督を務めた少女漫画 『彼氏彼女の事情』に感じる“エヴァみ”
月刊少女漫画雑誌「LaLa」で1996年から2005年まで連載された『彼氏彼女の事情』(津田雅美・著)。アニメ化されただけでなく…
よしながふみ『大奥』なぜ“男が使いものにならない”世界を描いた? 投げかけたメッセージを読む
赤面疱瘡という成人男子だけがかかる原因不明の奇病によって男性の数が激減し、将軍家・徳川も女子が継ぐことになり、大奥には3000の…
『ゴルゴ13』200巻達成で『こち亀』超えにリーチ 長年愛され続ける魅力とは?
1968年11月にビッグコミックで連載がスタートし、4月5日に第200巻が発売された、さいとうたかを原作の漫画『ゴルゴ13』(小…
『セスタス』シリーズが読者を熱くさせる理由ーーひたむきな姿に見る、“格差社会”を生き抜く術
格差社会と呼ばれる現在(いま)を生き抜くための術(すべ) 技来静也の『拳闘暗黒伝セスタス』と『拳奴死闘伝セスタス』を原作とす…
『僕のヒーローアカデミア』が鬱展開&神作画の連続に 混迷の物語はどこにたどり着く?
第30巻で大きな節目を向かえた『僕のヒーローアカデミア』(集英社、以下『ヒロアカ』)。堀越耕平が「週刊少年ジャンプ」で連載してい…
イケメンの“クサい台詞”が癖になる? 80年代少女漫画『ダイヤモンド・パラダイス』の時代性
80年代といえばバブルです。バブル経済ブックブクで、みんな元気に浮かれていた時代です。そんな浮かれ時代にブームになったのが「バン…
BL作品のトレンドは“穏やかな日常×年の差”か? 『BLアワード2021』ランクイン作品を考察
前年に発売された商業BL作品の中から人気作がランキング化される「BLアワード」。漫画や小説などの書籍だけでなく、映像や音声作品、…
安野モヨコがいなければ『シン・エヴァ』は生まれなかった? 『監督不行届』から読み解くオタク夫婦の絆
『シン・エヴァンゲリオン劇場版』の大ヒットで、総監督の庵野秀明氏に改めて注目が集まっている。3月22日にはNHK総合『プロフェッ…
『ちいかわ』なぜSNSで大人気に? 考察を促す、ゆるかわキャラのダークな側面
ツイッター発の漫画『ちいかわ なんか小さくてかわいいやつ』、通称『ちいかわ』が大人気だ。日本のバイラルコンテンツを代表する成功例…