『チェンソーマン』作者も絶賛! 宇宙人と幽霊が共存するバトル漫画『ダンダダン』がスゴい

『ダンダダン』の魅力を考察

 2021年4月6日、集英社が運営する漫画アプリ「少年ジャンプ+」で、世間を騒がせる驚異の新連載が開始した。その名も“巨弾オカルティック怪奇バトル”『ダンダダン』。本作は1話から3話連続で配信1週間以内に100万PV突破という、「ジャンプ+」初の快挙を成し遂げた。1話配信時点でTwitterのトレンド入りも果たし、注目作となった『ダンダダン』。本稿ではその魅力を考察してみたい。

『ダンダダン』/画像は担当編集の林士平さんTwitterより

 「少年ジャンプ+」にて連載を開始し、次々と記録を塗り替えていく『ダンダダン』。物語の中心は、「幽霊の存在を信じない宇宙人マニアの少年」高倉健と「幽霊の存在は信じるも宇宙人の存在を否定する少女」綾瀬桃だ。お互いの意見がぶつかり合い、引くに引けなくなった2人は、(幽霊は)いないと証明するため少年は心霊スポットへ、少女は(宇宙人が)出ると噂の場所へそれぞれ赴く。

 幽霊なんているわけないと強がる少年の前に突如異様な雰囲気を醸しだす老婆が現れる。全速力で駆け出した少年は、逃げる最中にその老婆の正体が“ぬかれたら呪われるターボババア”であることを知る。しかし時すでに遅し。猛スピードで背後から追い抜く老婆に、少年はじっと見つめられていた……。

 一方その頃、綾瀬は、指定された廃屋で3人の宇宙人と相対している。まさかの事態に逃亡を図るも、捕まり拘束されてしまう綾瀬。宇宙人は綾瀬の体に危害を加えようとし、絶対絶命かに思われた綾瀬だったが、突如UFO内に化け物が現れ、宇宙人を倒していった。

 その化け物こそターボババアに呪われた、高倉である。霊媒師の祖母の教えで超能力に目覚めた綾瀬の活躍もあり、何とか窮地を脱した2人。しかしこの戦いは2人に待ち受ける、怪奇との交わりの序章に過ぎない。

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