佐原ひかり × 嵯峨景子“銀金愛”を語る

氷室冴子『銀の海 金の大地』なぜ時代を超えて読み継がれる? 小説家・佐原ひかり × 書評家・嵯峨景子が“銀金愛”を語り合う

コバルト文庫の看板作家として時代を築いた氷室冴子による古代ファンタジーの超大作『銀の海 金の大地』が、30年以上の時を経て集英社…

【連載】嵯峨景子のライト文芸新刊レビュー

【連載】嵯峨景子のライト文芸新刊レビュー スターツ出版注目作から白洲梓デビュー作まで、今読みたい5作品

 『少女小説を知るための100冊』や『少女小説とSF』などの著作で知られる書評家の嵯峨景子が、近作の中から今読むべき注目のライト…

「ことのは文庫」の魅力に迫る

郷愁を誘うあやかし物語『妖しいご縁がありまして』など話題作続々! ライト文芸の王道「ことのは文庫」の魅力

2019年に創刊された、マイクロマガジン社の「ことのは文庫」。「オトナ女子のための文芸レーベル」をコンセプトに作品を展開するレー…

『かげきしょうじょ!!』斉木久美子が語る

斉木久美子が語る『かげきしょうじょ!!』制作秘話と作家生活25年の歩み 「“もう終わったな”と一度は思いました」

美しく華やかな舞台で多くのファンを魅了する紅華歌劇団は、100年の歴史をもち、未婚の女性だけで構成されている。そんな歌劇団の人材…

恩田陸、理瀬シリーズをめぐる創作を語る

恩田陸が明かす、17年ぶり“理瀬シリーズ”の創作秘話 「どのようにオチをつけるかは最初に決めていません」

『六番目の小夜子』(1992年)でデビューした恩田陸は、本年で作家活動30周年を迎えた。ホラーやミステリ、ファンタジーやSF、青…

「百合小説」ブームが問いかけるものとは?

「百合小説」ブームが問う、セクシャリティの現実と虚構 なぜ「女と女」の物語を求めるのか?

女性同士の関係性を扱う創作ジャンルは「百合」と呼ばれ、今や絶大な人気を誇っている。2020年に放映されたテレビアニメでもしばしば…

オレンジ文庫編集長が語る、紙と電子書籍

オレンジ文庫編集長が語る、電子書籍と紙書籍それぞれの可能性 「紙が一軍、電子が二軍というわけではない」

「物語好きのあなたに贈るライト文芸レーベル」として2015年にスタートした集英社オレンジ文庫が、創刊6周年をむかえた。多部未華子…

女性声優が少年を演じる日本独自の“文化”

『アニメと声優のメディア史』石田美紀に訊く、女性声優が少年を演じることの意味 「ひとつの文化を形成している」

『アニメと声優のメディア史 なぜ女性が少年を演じるのか』(青弓社)というユニークな研究書が、2020年12月21日に刊行された。…

『炎の蜃気楼』特異なファンダムの理由

『炎の蜃気楼』が30年間、熱狂的に支持された理由とは? 特異なファンダムを生んだ“中毒性”に迫る

長い歴史を有し、これまで数々のヒット作を送り出してきた集英社コバルト文庫。2020年にシリーズ30周年を迎えた桑原水菜の『炎の蜃…

「とりかえばや物語」は進化する

氷室冴子『ざ・ちぇんじ!』の革新性とは? 受け継がれる「とりかえばや物語」の魅力

コバルト文庫の看板作家として活躍し、かつては少女の読書の定番だった氷室冴子。そんな氷室受容に“断絶”が生まれ、若年層のなかで氷室…

エルキュール・ポワロに迫る“完全”ガイド

アガサ・クリスティーが産んだ名探偵、エルキュール・ポワロの知られざる一面とは?

今年2020年は、アガサ・クリスティーの生誕130周年、そして作家デビュー100周年というアニバーサリー・イヤー。著作の累計部数…

化粧は“枷”ではなく、なりたい自分への“鍵”

化粧は“枷”ではなく、なりたい自分への“鍵” 『だから私はメイクする』が伝えること

メイクへの関心や美意識を花開かせてくれたのは、思春期に触れたマンガやアニメだった。たとえば、CLAMPの『東京BABYLON』。…

様式にとらわれない「悪役令嬢もの」3作品

『はめふら』だけじゃない! 様式にとらわれない「悪役令嬢もの」の世界

女性向け小説のなかで、近年ますます盛り上がりを見せるのが、「悪役令嬢もの」と呼ばれる一連の作品だ。小説投稿サイト「小説家になろう…

『鬼滅の刃』に通じる名作を再読

『鬼滅の刃』に通じる名作漫画を再読ーー『犬夜叉』『るろうに剣心』『鋼の錬金術師』

社会現象を巻き起こした吾峠呼世晴の『鬼滅の刃』は5月、人気絶頂の中で最終回を迎えた。2016年から『週刊少年ジャンプ』で連載され…