THE ALFEEが語る、2020年に作品と活動で繋いできた“希望” 相次ぐリリースから配信番組まで、その歩みの中で得たもの
THE ALFEEが、シングル『Joker-眠らない街-』を12月9日に発売した。 表題曲「Joker-眠らない街-」は、テ…
ロック担当で永遠の王子様、高見沢俊彦、フォーク担当の坂崎幸之助、男気担当の桜井賢——と見事なまでにバラバラな音楽性(容姿も)の3人組。74年にデビューして以来、4半世紀の間オリジナルメンバーのままで活動を続け、現役で居続けることは驚嘆に値する。
そして、大滝詠一に「ハンバーグ・カレー」と評されたサウンドは、洋楽と邦楽がゴチャ混ぜになった日本独自のものといえるだろう。ハード・ロック志向の高見沢のメタリックなギターと、四畳半フォーク寄りの坂崎のコーラス・ワーク、そして、その容姿からは想像もつかない桜井の甘い歌声のヴォーカル……全てが精密機械の歯車のように噛み合い、不思議なバランスの上に成り立っているのが、アルフィー・サウンドの抗えない魅力だろう。
デビュー10周年目(83年)にして「メリー・アン」が初の大ヒットを記録したという苦労人たちは、試行錯誤のうえに、誰にも真似できないオリジナル歌謡ロックを創り上げたのだ。
THE ALFEEが、シングル『Joker-眠らない街-』を12月9日に発売した。 表題曲「Joker-眠らない街-」は、テ…