BE:FIRST SHUNTO&RYUHEI、コラボやソロで際立つ独自の表現力 “BMSG選抜メンバー”を機に紐解く
3月13日、14日、15日の3日間にわたり『D.U.N.K. Showcase in K-Arena Yokohama 2026』が開催されている。初回から皆勤出演であるBE:FIRSTのほか、今年も豪華な面々が名を連ねており、どんなステージが繰り広げられるのか期待が募る。『D.U.N.K.』といえば、アーティスト同士のコラボレーションが大きな見どころの一つだ。各日スペシャルなコラボが予定されており、普段はなかなか見ることができない組み合わせはもちろん、そこでどんな化学反応が生まれるのかにも注目が集まっている。
BE:FIRSTが出演するのはDAY3だが、DAY1にはSHUNTOとRYUHEIが“BMSG選抜メンバー”として参加。そこで、改めてふたりのパフォーマンスの魅力にフォーカスしてみたい。
SHUNTOとRYUHEI、グループやコラボで発揮される個性
まず注目したいのは、SHUNTOもRYUHEIも歌に自分の色を持っていることだ。その違いが出ているのが、公式YouTubeチャンネルに公開されている「空 -from BMSG FES’25-」だ。SHUNTOは、言わずもがなオンリーワンの声質の持ち主。ややハスキーで、ザラッとした質感の声は、一度聴けばすぐにわかる個性である。パンッと張った力強い歌い方の印象が強いが、そこに独自の緩急をつけながらグルーヴを出せるのも特徴ではないだろうか。「空」のようなタイプの楽曲でもストリート感を漂わせられるところが、SHUNTOの歌の魅力と言えるだろう。一方のRYUHEIは、深く密度の濃い歌声が印象的だ。歌声の表情が豊かで、情緒を乗せるのが非常に上手い。ドラマチックな歌い方で、語りかけるような表現にも説得力がある。「空」のようなリスナーの胸に訴えかける楽曲において、彼の持ち味は特に際立っている。ほかの作品においても、SHUNTOは楽曲の表情を浮き彫りにする役割を、RYUHEIはエモーションを加える役割を担っているように感じる。
また、それぞれのパフォーマンスにフォーカスすると、さらに魅力が見えてくる。SHUNTOは音楽的な親和性が高いコラボ相手と組むことで、魅力が倍増する。たとえば、UVERworldとのコラボ曲「ENCORE AGAIN (feat.SHUNTO from BE:FIRST)」。同曲では、SHUNTOのエッジのある歌い方とクールなストリート感が、バンドの重厚なサウンドと見事にマッチしている。エモーショナルでロックな歌い方をするUVERworld・TAKUYA∞との相性もすこぶる良い。ユニゾンで重なるパートは、単に両者が歌声をぶつけるだけではなく、お互いの個性を引き立て合っているのも伝わってくる。
RYUHEIのパフォーマンスからは、ブレない自分軸が見えてくる。たとえば、ソロ曲「Loop ~One of the BE:ST-03 RYUHEI~」には、歌声とダンスの両面にRYUHEIの世界観が表現されている。ダンスパフォーマンス映像も公開されているが、ドラマチックな歌い方とダンスでの表現が組み合わさることで、パフォーマンス全体に一つのストーリーが生まれているのだ。こうした表現が成立しているのは、RYUHEIが自分の軸を持っているからこそ。そして、その軸が明確だからこそ、パフォーマンスの中で強い説得力を生み出すことができるのだ。ブレない自分軸を持つアーティストは、自分の色を保ったまま相手の個性を引き立てることもできるため、コラボレーションをした時に多くの化学反応を起こしていくとも言えそうだ。
SHUNTOのストリート感あふれるグルーヴと、RYUHEIのドラマチックな表現力。強い個性を持つふたりのパフォーマンスを、『D.U.N.K. Showcase in K-Arena Yokohama 2026』以降も期待したい。


























