IBERIs& 三波春香・西尾桃子・園田れい、葛藤や挫折を経て芽生えた深い絆 紆余曲折の3年間を振り返る

2022年に行われたオーディションの合格者による、8人組の女性ガールズユニット・IBERIs&(イベリスアンド)。2026年3月1日にデビュー3周年を迎えた彼女たちが、3月11日、1stフルアルバム『from 8 petals for &er』をリリースした。
そこで、メンバーの園田れい、西尾桃子、三波春香の3人にインタビューし、デビューから現在までの3年間を振り返ってもらった。活動をともにするメンバーたちの葛藤や挫折、そしてその先に芽生えた深い絆を語る。(松本まゆげ)【最終ページに読者プレゼントあり】
「挫折しそうになる瞬間はたくさんありました」(三波)

ーーまずは、御三方個人のことを伺います。IBERIs&として活動してきたこの3年間は、どんな日々でしたか?
園田れい(以下、園田):この3年間は……大変だったなぁ。すごく、大変でした。それまでずっと楽しいことだけを選んで歩んできた人生だったんですけど、オーディションに合格してIBERIs&としてみなさんに応援していただく立場になったことで、楽しいだけではダメだと気がつきました。お仕事として向き合っているからこそ自分の未熟さが身にしみて、「今日のパフォーマンス、気を抜いちゃったところがあるな」「もっと届けられたのに」と思うことが増えて。できることが一つ増えても、また新たな課題が見えてきて……という繰り返しで、大変でした。でも、“楽しい”と“大変”を天秤にかけたら“楽しい”のほうが勝ちますけどね!
西尾桃子(以下、西尾):私は、ひとりの人間としてすごく成長できた3年間だったと思います。オーディションを受けた頃の私は、あまり感情が動くことが無かったんですよ。「人生経験になれば」というフワッとした気持ちで受けてしまったオーディションだったんですけど、活動を通して段々と自覚が芽生えていって、今では人と関わることが楽しいし、感情を出すことも楽しいし、「より良い自分になりたい」と思えるようにもなりました。間違いなく、人生のターニングポイントになった3年間でしたね。昔を知る友達がびっくりするくらい変わりました。みんなのおかげ!
3人:よかったぁ〜(ほのぼの笑い)。
三波春香(以下、三波):私も、この3年間は人生で一番濃かったです。とくに1年目は、地元の沖縄から突然東京に出てきて、その日を生きることに精一杯でした。そしてこの3年間は、ずっと憧れていた声優業ができていること、声優ユニットとして活動できていることへのありがたみも感じながら、「もっと成長したい。もっと挑戦したい」「もっと上に行きたい」と思い続けた年月でもありましたね。「ダンス難しすぎる!」と思う日もあったし。
西尾:初心者だったもんね。
三波:そう。自分で選んだ道だけど、挫折しそうになる瞬間はたくさんありました。だけど、このお仕事が好きだし、メンバーが好きという強い気持ちがあるから続けられています。
園田:三波は、本当に頼もしくなったよね。最初は心優しい良い子という印象だったんですけど、最近は強くなった。「格好いいな」と思う瞬間が増えました。
西尾:1年目くらいの頃は「この子、意思あるのか?」と思うくらい、まわりに合わせてくれていたんですよ。レストランで店員さんを呼びたいときも、「自分だけならやめておこう」となっていたのに、次第に「こっちのほうがいい」と自分の意見を出すようになって。“意思のある女”になったと思う。今は「すみません! マヨネーズってもらえますか?」って聞くもんね?
三波:マヨネーズ好きだからね、私(笑)。確かに、「自分の意思をちゃんと示そう」と常に意識するようになりました。以前は「『嫌だ』って否定するのが嫌だな」とためらっていたんですけど、「でも、言わなきゃ伝わらないよな」「自分の意見を言わないままって、損だよな」と思って。それまで“優しさ”とまわりに捉えてもらえていたことも、実はちゃんと向き合っていなかっただけで、失礼だったんじゃないかと今は思います。もっと本音で向き合うべきだなと気づけたのも、成長ですね。

ーーそれぞれにプロ意識が芽生えたことで、強くなっていったんですね。
園田:そうですね。日々なにかしらの気付きがあって、「もっとこうしよう」という学びを得て、少しずつ変化していった3年間でした。
三波:ほんと、段々と変わっていったね。
西尾:たくましくなりました!





















