河出書房新社の記事・ニュース・画像一覧

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河出書房新社の記事・ニュース・画像一覧です

2020年ノンフィクションは何を描いたのか?

コロナ、都知事選、終末医療……2020年、ノンフィクションは何を描いたのか?

2020年のノンフィクションを振り返ってみた。  2020年は新型コロナウイルスにより日本だけでなく世界規模で特殊な1年であっ…

史上最多応募数「文藝賞」贈呈式レポート

史上最多の応募総数「文藝賞」贈呈式 ラノベ出身作家と16歳の高校生が受賞

受賞作に藤原無雨(むう)『水と礫』、優秀作に新胡桃(あらたくるみ)『星に帰れよ』が決定した第57回文藝賞の贈呈式が13日、都内の…

藤田貴大『季節を告げる毳毳は~』レビュー

藤田貴大『季節を告げる毳毳は夜が知った毛毛毛毛』は“上演”される小説だ リフレインが生み出す、文章の愉しさ

各界から注目を浴びる演劇ユニット・マームとジプシーを率い、あらゆるカルチャーを越境しては結びつけ、現代演劇の最前線に立っている藤…

注目の詩人・最果タヒ初の絵本出版

注目の詩人・最果タヒ初の絵本『ここは』 及川賢治(100%ORANGE)との共著

若い世代から圧倒的な支持を得ている詩人・最果タヒと及川賢治(100%ORANGE)が、過去・現在・未来の「すべての子どもたちと親…

“J文学”とは何だったのか?

阿部和重、町田康、赤坂真理……“J文学”とは何だったのか? 90年代後半「Jの字」に託された期待

最近好調な純文学系文芸誌『文藝』(河出書房新社)は、かつてJ文学のブームを仕掛けていた。ーーといったところで今、どれくらいの人に…

大前粟生が語る、フェミニズムに救われる男性

『ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい』著者・大前粟生が語る、男性にとってのフェミニズム

 今までなかなか届きにくかったジェンダーや性差別に違和感をもっていた人々の声が、徐々に響き始めるようになってきた日本社会…

書店員による「注目の新人作家」第5回

男性と女性、善人と悪人……差異の境界は曖昧なもの 山下紘加『クロス』、滝田愛美『ただしくないひと、桜井さん』評

渋谷センター街の入り口にある大盛堂書店で書店員を務める山本亮が、今注目の新人作家の作品をおすすめする連載。第5回である今回は、生…

パルプ・フィクション現象に出口はあるか

出版業界が陥るパルプ・フィクション現象に出口はあるか 『パルプ・ノンフィクション』が伝える、紙の本への情熱

本書を読んで、大いに共感し、激しく胸を揺さぶられた。出版業界の内側を書いた本だからだ。著者とは立場が違うが、私も文芸評論家という…

サイコパス最新劇場版の鍵となる本とは?

『PSYCHO-PASS』シリーズと紙の書籍の“いい関係”ーー最新劇場版の鍵となる『くるみ割り人形とねずみの王様』とは?

 近未来SF警察を描いたTVアニメ『PSYCHO-PASS サイコパス』は、2012年放映の第1期を皮切りに、第2期や劇…

『文藝』夏季号で「源氏物語」特集

アジアの作家たちは新型コロナ禍にどう向き合うのか 『文藝』夏季号で緊急特集

河出書房新社が発行する文芸誌『文藝』の夏季号が4月7日に発売される。今号の第一特集は池澤夏樹監修の「日本文学全集」が角田光代訳『…

人類は感染症にどう立ち向かってきたのか

人類は感染症にどう立ち向かってきたのか? 今こそ読みたい「感染症」ブックガイド

『ペスト』が売れている。理由はもちろん新型コロナウイルスの流行からだ。  アルジェリアのオランという都市でネズミの死骸が目につ…

『源氏物語』角田光代新訳ついに完結

角田光代『源氏物語』新訳の決定版ついに完結 豪華記念イベントが東京・大阪で開催

与謝野晶子、谷崎潤一郎、そして瀬戸内寂聴……時代を代表する文豪たちが挑んできた超大作『源氏物語』の現代語訳。今もっとも人気と実力…

仏文学者・澤田 直が語る、ウエルベックの読み方

仏文学者・澤田 直が語る、ミシェル・ウエルベックの読み方「詩と批評が融合している」

ミシェル・ウエルベックの新刊『セロトニン』は、巨大生化学メーカーを退職した男・フロラン=クロード・ラブルストが、過去の女性たちへ…

『文藝』86年ぶりの3刷り

86年ぶりに3刷りを記録した『文藝』 次号では北野武、尾崎世界観の小説を掲載

 全面リニューアルを行った秋季号の『韓国・フェミニズム・日本』特集では3刷りを記録し、話題となった『文藝』。次号ではビート…