ダンガン文庫編集長・近藤雅斗、新刊『エンタメビジネスの不都合な事実』でエンタメ業界の歪みを分析

株式会社BookBase代表取締役社長で、「ダンガン文庫」編集長を務める近藤雅斗による『エンタメビジネスの不都合な事実』が、5月9日にフォレスト出版より発売された。
本書は、アニメ・ラノベ・ゲーム業界を横断するエンタメスタートアップの経営者である著者が、「売れるはずの作品」がなぜ当たらないのかという業界の根源的な問いに踏み込み、ヒットを生む3つの突破口を提示した一冊。エンタメビジネスを「再現不能な投資」と位置づけ、データ分析やマーケティングといったビジネスの論理がエンタメ領域でなぜ機能しないのか、その構造を言語化している。
本書では、アニメや映画などにおける原作の枯渇、IP依存、安全志向によるクリエイティブの停滞といった、エンタメ産業が直面する構造的な課題を取り上げる。そのうえで、現実的な突破口として「クリエイターエコノミー」「ブランドという資産」「低コスト・少人数制作」の3点を提示。「ヒットは、効率からは生まれない」という結論に至る。
著者の近藤雅斗は20歳から起業家として活動し、現在は「出版から日本のコンテンツ業界を再構築する」をミッションに次世代出版社BookBaseを経営。ライトノベルを愛する編集者としてダンガン文庫を設立した。アニメ、動画配信、ゲームビジネスにも詳しく、Xでは「オタクペンギン(社長)」名義でエンタメの業界事情を発信している。
■担当編集のコメント
「なぜ、あれは当たって、これは外れるのか」
エンタメに関わる人なら、誰もが一度はぶつかる問いです。
しかし、その答えはこれまで“なんとなく”でしか語られてきませんでした。本書のすごさは、その曖昧な領域に踏み込み、エンタメビジネスの構造そのものを言語化している点にあります。すべてのクリエイター・編集者・プロデューサーのみならず、エンタメ業界に関心のあるビジネスパーソンにこそ読んでほしい1冊です。
■目次
第Ⅰ部 エンタメビジネス歪みの正体 なぜ「作る人」と「おカネを出す人」はすれ違うのか
第1章 なぜアニメ産業は「原作枯渇」に陥ったのか
第2章 大企業病がヒットを殺すーライトノベル業界に見る「安全」の代償
第Ⅱ部 ヒットは「効率の外側」で生まれる 魂の宿る「無駄」と体験密度の正体
第3章 ヒットは「魂の宿る無駄」から生まれる一効率の外側にある熱狂
第4章 「可処分時間の奪い合い」は間違い一体験密度こそが熱狂を生む
第Ⅲ部 ヒットは「文化」から生まれる 物語・信頼・布教力の考え方
第5章 「良いもの」を作るだけでは届かないーヒットの物語を再構築せよ
第6章 ポリコレ・コンプラが創作を殺すー「市場の声」という幻想
第Ⅳ部 それでもヒットを信じて作り続ける 答えのない時代のクリエイターと編集者の哲学
第7章 ヒットに「答え」はない一それでも問い続ける意味
第8章 AI時代こそ、人が作る意味を問い直すークリエイターの未来
■書誌情報
『エンタメビジネスの不都合な事実』
著者:近藤雅斗
価格:2,035円(税込)
発売日:5月9日(※以降順次)
出版社:フォレスト出版
























