宮台真司は『サタデー・フィクション』に何を感じたのか? ロウ・イエ監督と考える美学的な生き方
『サタデー・フィクション』は実に素晴らしい。ただ若い世代には「よくわからない」という人も多いでしょう。歴史を知らないからです。1…
宮台真司が読み解く『進撃の巨人』最終回 エレンたちの下した「最終解決」の意味とは?
テレビアニメ『「進撃の巨人」 The Final Season完結編(後編)』(進撃の巨人 最終回)が、NHK総合で11月4日2…
宮台真司『正義から享楽へ』、菊地成孔『欧米休憩タイム』、レジー『夏フェス革命』同時再販へ
垣内出版より刊行された宮台真司『正義から享楽へ 』(2016年)、菊地成孔『菊地成孔の欧米休憩タイム』(2017年)、レジー『夏…
宮台真司の『ニトラム』評:無差別殺戮事件の背景を神話的に描き出した稀有な作品
世界中を震撼させた無差別殺戮事件の背景を神話的に描き出した稀有な作品 〜ジャスティン・カーゼル監督『ニトラム/ NITRAM…
これは物語ではなく神話であるーー宮台真司が『進撃の巨人』を称賛する理由
稀代の傑作『進撃の巨人』は人類に何を問いかけるのかーー2021年4月に約12年に及ぶ連載に終止符を打った漫画『進撃の巨人』を、8…
宮台真司×荘子it『崩壊を加速させよ』対談 「社会という荒野を仲間と生きる」
社会学者・宮台真司の映画批評集『崩壊を加速させよ 「社会」が沈んで「世界」が浮上する』の刊行を記念して5月29日に行われた、宮台…
綿野恵太が選ぶ「宮台真司の3冊」 「屋上」なき世代から見た宮台真司
社会学者・宮台真司がリアルサウンド映画部にて連載中の『宮台真司の月刊映画時評』などに掲載した映画評に大幅な加筆・再構成を行い、書…
千葉雅也が選ぶ「宮台真司の3冊」 強く生きる弱者ーー宮台社会学について
社会学者・宮台真司がリアルサウンド映画部にて連載中の『宮台真司の月刊映画時評』などに掲載した映画評に大幅な加筆・再構成を行い、書…
『崩壊を加速させよ』の“加速”の真意とは 宮台真司×荘子itの対談アーカイブが公開中
社会学者・宮台真司の映画批評集『崩壊を加速させよ 「社会」が沈んで「世界」が浮上する』の刊行を記念した、宮台真司とHip Hop…
鈴木涼美が選ぶ「宮台真司の3冊」 その後の仁義なき制服少女 2021
社会学者・宮台真司がリアルサウンド映画部にて連載中の『宮台真司の月刊映画時評』などに掲載した映画評に大幅な加筆・再構成を行い、書…
『崩壊を加速させよ』刊行記念 宮台真司×荘子itの対談イベント、YouTube生配信決定
社会学者・宮台真司の映画批評集『崩壊を加速させよ 「社会」が沈んで「世界」が浮上する』の刊行を記念し、宮台真司とHip Hopク…
宮台真司の『ジーマ・ブルー』評:『崩壊を加速させよ』で論じた奇蹟がそこにある
芸術の不可能性を、なぜ芸術するのかという視座から読み解く。 やがて「世界の不可能性」と「愛の不可能性」が浮かび上がる。 目…
宮台真司インタビュー:『崩壊を加速させよ』で映画批評の新たな試みに至るまで
社会学者・宮台真司がリアルサウンド映画部にて連載中の『宮台真司の月刊映画時評』などに掲載した映画評に大幅な加筆・再構成を行い、書…
宮台真司の最新映画批評集『崩壊を加速させよ』 サイン本をblueprint book storeで限定販売
社会学者・宮台真司の映画批評集『崩壊を加速させよ 「社会」が沈んで「世界」が浮上する』(4月30日発売/blueprint)のサ…
宮台真司の映画批評集『崩壊を加速させよ』刊行決定 『スパイの妻』黒沢清監督との対談も
社会学者・宮台真司の映画批評集『崩壊を加速させよ 「社会」が沈んで「世界」が浮上する』が、4月30日(予定)に「リアルサウンド…
宮台真司の『TENET テネット』評(後編):ノーランは不可解で根拠のない倫理に納得して描いている
リアルサウンド映画部にて連載中の社会学者・宮台真司による映画批評。今回は10月17日放送のミュージシャン・ダースレイダーとのライ…
宮台真司の『TENET テネット』評(前編):『メメント』と同じく「存在論的転回」の系譜上にある
リアルサウンド映画部にて連載中の社会学者・宮台真司による映画批評。今回は10月17日放送のミュージシャン・ダースレイダーとのライ…
宮台真司×黒沢清監督『スパイの妻』対談:<閉ざされ>から<開かれ>へと向かう“黒沢流”の反復
リアルサウンド映画部にて連載中の社会学者・宮台真司による映画批評「宮台真司の月刊映画時評」。今回は特別編として、10月16日に最…
<特別編・後編>宮台真司の『攻殻機動隊 SAC_2045』評:人間より優れた倫理を持つ存在と戦う必要があるのか?
リアルサウンド映画部にて連載中の社会学者・宮台真司による映画批評。今回は特別編として、6月1日放送のミュージシャン・ダースレイダ…
<特別編・前編>宮台真司の『ミッドナイト・ゴスペル』評:サラダボウルの中にいた「見たいものしか見ない」主人公が「倫理」に気づく
リアルサウンド映画部にて連載中の社会学者・宮台真司による映画批評。今回は特別編として、6月1日放送のミュージシャン・ダースレイダ…
宮台真司の『A GHOST STORY』評(後編):「存在」から「存在の記憶」へ、さらには「存在したという事実は消えないこと」へ
この社会は既に終わっているとはどういうことか 前々回と前回を通じて『A GHOST STORY/ア・ゴースト・ストーリー』を…
宮台真司の『A GHOST STORY』評(中編):<森>の思考が思い描く<世界>を『トロピカル・マラディ』に見る
『アンチクライスト』が範型だったのはなぜか 前回はデヴィッド・ロウリー監督『A GHOST STORY/ア・ゴースト・ストー…
宮台真司の『A GHOST STORY』評(前編):『アンチクライスト』に繋がる<森>の映画
物語よりも世界観をモチーフとした映画群 『A GHOST STORY/ア・ゴースト・ストーリー』は良い作品です。極めて低予算…
宮台真司の『寝ても覚めても』評:意味論的にも視覚論的にも決定的な難点がある
キスと性交を描かない(描けない)真の理由 『寝ても覚めても』の物語は単純です。主人公朝子が、1.激しい恋に落ちた麦(ばく)に…
宮台真司の『ザ・スクエア 思いやりの聖域』評:この世に存在しながら存在しない、子供の指し示す幽霊性
現代アートを批判した映画ではない この映画を現代アート周辺のスノビズムを批判した作品だと受け取る人がいますが、間違いです。言…
宮台真司の『万引き家族』評:「法の奴隷」「言葉の自動機械」となった人間達が社会を滅ぼすことへの激しい怒り
布団が艶めかしかった昭和と共に失われたもの 布団の話から始めます。昭和には和風ラブホテル──「旅荘」──がありました。門をく…
宮台真司×中森明夫が語る、世の摂理を描き切る映画の凄味 『正義から享楽へ』対談(後編)
社会学者・宮台真司の映画批評本『正義から享楽へー映画は近代の幻を暴くー』の刊行を記念し、著者・宮台と作家/アイドル評論家・中森明…