宮台真司らが読み解く『ベルセルク』

『ベルセルク』はかくも愛された作品だったーー宮台真司ら、識者9人それぞれの視点

興奮と恐怖。三浦建太郎の漫画『ベルセルク』を読むと、いつも相反するかのような、ふたつの感情がせめぎ合う。当然だろう。いつもズタボ…

『ベルセルク精読』刊行へ

宮台真司、鈴木涼美ら9人が『ベルセルク』を徹底読解 評論集『ベルセルク精読』発売へ

世界中で愛読されるダークファンタジーの傑作漫画『ベルセルク』は、後世に何を伝えたのか? 9人の論者が独自の視点から『ベルセルク』…

『進撃の巨人という神話』発売へ

宮台真司、斎藤環、藤本由香里ら8人が『進撃の巨人』を徹底読解 評論集『進撃の巨人という神話』発売へ

稀代の傑作『進撃の巨人』は人類に何を問いかけるのか。2021年4月に約12年に及ぶ連載に終止符を打った漫画『進撃の巨人』を、8人…

千葉雅也×宮台真司トークショー開催へ

千葉雅也×宮台真司トークイベント「個として生きる勇気」開催へ 『オーバーヒート』刊行記念

哲学者・千葉雅也の第二小説集『オーバーヒート』(新潮社)が発売されたことを記念して、社会学者・宮台真司とのトークイベントが、10…

綿野恵太が選ぶ「宮台真司の3冊」

綿野恵太が選ぶ「宮台真司の3冊」 「屋上」なき世代から見た宮台真司

社会学者・宮台真司がリアルサウンド映画部にて連載中の『宮台真司の月刊映画時評』などに掲載した映画評に大幅な加筆・再構成を行い、書…

宮台真司の『ジーマ・ブルー』評

宮台真司の『ジーマ・ブルー』評:『崩壊を加速させよ』で論じた奇蹟がそこにある

芸術の不可能性を、なぜ芸術するのかという視座から読み解く。 やがて「世界の不可能性」と「愛の不可能性」が浮かび上がる。 目…

宮台真司の『攻殻機動隊 SAC_2045』評

<特別編・後編>宮台真司の『攻殻機動隊 SAC_2045』評:人間より優れた倫理を持つ存在と戦う必要があるのか?

リアルサウンド映画部にて連載中の社会学者・宮台真司による映画批評。今回は特別編として、6月1日放送のミュージシャン・ダースレイダ…

宮台真司の『ミッドナイト・ゴスペル』評

<特別編・前編>宮台真司の『ミッドナイト・ゴスペル』評:サラダボウルの中にいた「見たいものしか見ない」主人公が「倫理」に気づく

リアルサウンド映画部にて連載中の社会学者・宮台真司による映画批評。今回は特別編として、6月1日放送のミュージシャン・ダースレイダ…

宮台真司の『呪怨:呪いの家』評

宮台真司の『呪怨:呪いの家』評:「場所の呪い」を描くJホラーVer.2、あるいは「人間主義の非人間性=脱人間主義の人間性」

【90年代に「場所の呪い」が出現】   7月からNetflixのドラマ『呪怨:呪いの家』(以下、『呪いの家』)が配信中だ。三宅…

宮台真司『ア・ゴースト・ストーリー』評後編

宮台真司の『A GHOST STORY』評(後編):「存在」から「存在の記憶」へ、さらには「存在したという事実は消えないこと」へ

この社会は既に終わっているとはどういうことか  前々回と前回を通じて『A GHOST STORY/ア・ゴースト・ストーリー』を…

宮台真司『ア・ゴースト・ストーリー』評中編

宮台真司の『A GHOST STORY』評(中編):<森>の思考が思い描く<世界>を『トロピカル・マラディ』に見る

『アンチクライスト』が範型だったのはなぜか  前回はデヴィッド・ロウリー監督『A GHOST STORY/ア・ゴースト・ストー…