『キャシアン・アンドー』の強いメッセージ

2022年最高のダークホース 『キャシアン・アンドー』に込められた強いメッセージ

“『スター・ウォーズ』のスピンオフ映画『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』のキャシアン・アンドーを主人公にした前日譚”…

『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』圧巻の最終話

『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』圧巻のフィナーレ レイニラが世界の破滅へ足を踏み出す

いよいよPeak TV王者の帰還だ。最終回のサプライズとクリフハンガーに思わず悲鳴を上げ、次シーズンはいったいいつになるのかと悶…

『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』脚本家陣の功績

『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』オリヴィア・クックの“駆動力” 物語は“双竜の舞踏”へ

#ハウス・オブ・ザ・ドラゴン #HouseOfTheDragon いよいよ第9話である。『ゲーム・オブ・スローンズ』ではシーズン…

『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』は家族ドラマ

もはや誰も無傷ではいられない 凄惨なファミリードラマ『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』

※本稿には『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』第8話のネタバレを含みます。  凄惨な王位争奪戦を描く『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』は…

『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』内戦の幕開け

『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』レイニラも悪へ転落? 原作小説とは異なるレーナーの結末

※本稿には『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』第7話のネタバレを含みます  『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』第7話は、今シーズン限りで…

『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』10年の経過

『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』第6話で描かれた10年の経過 レイニラが獲得した強さ

※本稿には『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』第6話のネタバレを含みます  『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』第6話は、前回からシリーズ…

『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』は何を描く?

『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』が描くのは『ゲーム・オブ・スローンズ』の再定義?

※本稿には『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』のネタバレを含みます。  前回、本連載では第1話から第2話にかけて「シリーズ最長であろ…

『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』は史劇の風格

『ゲーム・オブ・スローンズ』ファンの期待の全てが揃った『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』

まずは安心してほしい。『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』には『ゲーム・オブ・スローンズ』ファンの期待する全てが揃っている。我々をター…

ソウル・グッドマンが消え、閉じた物語の扉

『ベター・コール・ソウル』全ての者が去りゆく ソウル・グッドマンが残した“後悔”の話

※本稿には『ベター・コール・ソウル』シーズン6のネタバレを含みます。  太陽に灼かれて荒野をジミー(ボブ・オデンカーク)とマイ…

『ベター・コール・ソウル』慟哭のエピソード

『ベター・コール・ソウル』砂漠地帯のアルバカーキに涙雨が降る、慟哭のエピソード

※本稿には『ベター・コール・ソウル』シーズン6のネタバレを含みます。  エピソードタイトルは“Waterworks”。日本語で…

レア・セドゥがスクリーンを独占する

レア・セドゥがスクリーンを独占する 『ストーリー・オブ・マイ・ワイフ』で存分に堪能

2017年の『心と体と』で第67回ベルリン映画祭金熊賞を受賞し、第90回アカデミー賞外国語映画賞にもノミネートされたハンガリーの…

『ベター・コール・ソウル』複雑に終幕へ

『ベター・コール・ソウル』複雑に終幕へ 無限に悪へと転落し続けるソウル・グッドマン

※本稿には『ベター・コール・ソウル』シーズン6のネタバレを含みます。  『ベター・コール・ソウル』シーズン6の第11話のエピソ…

『ベター・コール・ソウル』整った復讐の準備

ボブ・オデンカークらの最高の演技が光る 『ベター・コール・ソウル』S6第9話は傑作回に

※本稿には『ベター・コール・ソウル』シーズン6のネタバレを含みます。 「今日、君たちはメリル・ストリープとローレンス・オリヴィ…

『ベター・コール・ソウル』運命が動く長き夜

『ベター・コール・ソウル』運命が動く“長き夜” ガスが冷酷無情な麻薬王へ

※本稿には『ベター・コール・ソウル』シーズン6のネタバレを含みます。  『ベター・コール・ソウル』はジミー・マッギル(ボブ・オ…

『ククルス・ドアンの島』光る剣戟と人情劇

ガンダム作品として大傑作『ククルス・ドアンの島』 近作でも群を抜くアクションと人情劇

長編映画化の報せを聞いた時は驚いた。『機動戦士ガンダム』第15話「ククルス・ドアンの島」は物語の本筋に絡まない、1話完結のサブプ…

続編以上の『トップガン マーヴェリック』

『トップガン マーヴェリック』に込められた“続編”以上の意味 トム・クルーズの集大成に

公開から36年を過ぎた『トップガン』に対する想いは人それぞれだろう。1986年当時、青春を謳歌していた人はレイバンやフライトジャ…

『マーベラス・ミセス・メイゼル』S4を解く

『マーベラス・ミセス・メイゼル』はプライドの物語? 痛切なレニー・ブルースの訴え

Tits Up! パンデミックの影響により約2年ぶりとなった『マーベラス・ミセス・メイゼル』、最新シーズン4の登場だ。これに先駆…

『ベター・コール・ソウル』転調の第4話へ

『ベター・コール・ソウル』から『ブレイキング・バッド』に連なる重要なミッシングリンク

※本稿は『ベター・コール・ソウル』第3話、第4話のネタバレを含みます。 「誰もが出直せるわけじゃない」  『ベター・コール・…

『ベター・コール・ソウル』様子が違うS6

『ベター・コール・ソウル』これまでと様子が違うS6 マイクの贖罪が最後の見どころに?

アルバカーキを脱出後、シナボンの店長ジーンとして世を偽るソウル・グッドマンからシーズンをスタートするのが恒例だが、『ベター・コー…

『ザ・バットマン』176分の最大の問題点

『ザ・バットマン』176分の最大の問題点 “第2作が傑作”シリーズの伝統に続くか

さぁ、闇の騎士の帰還だ。大成功を収めたクリストファー・ノーラン版“ダークナイト3部作”以来、10年ぶりのバットマン単独作の登場だ…

スピルバーグが見つめ直すアメリカ

『ウエスト・サイド・ストーリー』で見つめ直すアメリカ 物語本来の人種構造とその対立

スティーヴン・スピルバーグ監督の『ウエスト・サイド・ストーリー』は1961年のロバート・ワイズ監督作『ウエスト・サイド物語』のリ…

真のサスペンス『ビースト・マスト・ダイ』

『野獣死すべし』を現代的な視点でドラマ化 ミステリー『ビースト・マスト・ダイ』の余韻

「わたしはある男を殺す。そいつの名前も住んでいる所も知らない。どんな顔かも知らない。でも見つけ出し、必ず殺す」  主人公フラン…

強烈な毒とともに更新されるブラックコメディ

『ハウス・オブ・グッチ』から『メディア王』まで 強烈な毒で更新されるブラックコメディ

例年、12月を過ぎるとハリウッドはアカデミー賞へ向けた賞レースが本格化する。受賞結果に留まらず、膨大なノミネートリストを見渡すと…

『ある結婚の風景』リメイクと原作の違い

『ある結婚の風景』2本のリメイク作を比較 HBO版の“再演”が証明したオリジナルの普遍性

ジョナサン(オスカー・アイザック)とミラ(ジェシカ・チャステイン)は結婚10年目を迎えた夫婦。大学時代からの友人である2人は子供…

長内那由多の「2021年ベスト海外ドラマ」

長内那由多の「2021年 年間ベスト海外ドラマTOP10」 映画監督が生んだ傑作群

リアルサウンド映画部のレギュラー執筆陣が、年末まで日替わりで発表する2021年の年間ベスト企画。映画、国内ドラマ、海外ドラマ、ア…

『キリング・イヴ』の映画シーンへの影響力

『キリング・イヴ』が多数の映画にもたらす影響 『007』『最後の決闘裁判』から紐解く

注目作にあわせて出演者やスタッフの関連作を予習、復習するのも映画ファンの楽しみの1つだろう。2018年からBBCアメリカで放映さ…

エミー賞席巻『ザ・クラウン』の真価とは

エミー賞席巻『ザ・クラウン』の真価とは 未だ根強いダイアナ人気が話題に一役買った?

Netflixにとって記念すべき一夜となった。第73回エミー賞で『ザ・クラウン』が作品賞ほか主要部門を総なめし、計11部門を獲得…

酒の席が恋しくなる、悪酔い必至映画

酒を悪とは描かない 『アナザーラウンド』『ビーチ・バム』がもたらす幸せな酩酊状態

コロナ禍に入って大きく変わったことの1つが、月々の飲み代が減ったことだ。酒飲みは誰と連れ合うことなく1人でも飲み歩くので、いわゆ…