『THE LAST OF US』暴力の代償

『THE LAST OF US』原作よりずっと厳しいジョエル 苦しみと罰を背負うペドロ・パスカル

前週からさらに数字を積み上げて視聴者数640万人を記録し、名実共にTVドラマ史に残る傑作回となった第3話から1週間。原作ではペン…

『THE LAST OF US』3話の衝撃

『THE LAST OF US』75分かけて描いた第3話の衝撃 2020年代をリードするクィアドラマに

実を言うと、第1〜2話の時点ではまだ疑っていた。原作ゲームとまるっきり同じ構図の撮影や、原作を補強するに留まる脚色にこれはファン…

長内那由多の「2022年ベスト海外ドラマ」

長内那由多の「2022年 年間ベスト海外ドラマTOP10」 スピンオフが憂う社会の分断と対立

リアルサウンド映画部のレギュラー執筆陣が、年末まで日替わりで発表する2022年の年間ベスト企画。映画、国内ドラマ、海外ドラマ、ア…

『キャシアン・アンドー』の強いメッセージ

2022年最高のダークホース 『キャシアン・アンドー』に込められた強いメッセージ

“『スター・ウォーズ』のスピンオフ映画『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』のキャシアン・アンドーを主人公にした前日譚”…

『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』圧巻の最終話

『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』圧巻のフィナーレ レイニラが世界の破滅へ足を踏み出す

いよいよPeak TV王者の帰還だ。最終回のサプライズとクリフハンガーに思わず悲鳴を上げ、次シーズンはいったいいつになるのかと悶…

『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』脚本家陣の功績

『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』オリヴィア・クックの“駆動力” 物語は“双竜の舞踏”へ

#ハウス・オブ・ザ・ドラゴン #HouseOfTheDragon いよいよ第9話である。『ゲーム・オブ・スローンズ』ではシーズン…

『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』は家族ドラマ

もはや誰も無傷ではいられない 凄惨なファミリードラマ『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』

※本稿には『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』第8話のネタバレを含みます。  凄惨な王位争奪戦を描く『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』は…

『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』内戦の幕開け

『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』レイニラも悪へ転落? 原作小説とは異なるレーナーの結末

※本稿には『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』第7話のネタバレを含みます  『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』第7話は、今シーズン限りで…

『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』10年の経過

『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』第6話で描かれた10年の経過 レイニラが獲得した強さ

※本稿には『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』第6話のネタバレを含みます  『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』第6話は、前回からシリーズ…

『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』で起きた惨劇

『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』宴で起きた惨劇 ターガリエン家に迫る内戦と崩壊の時

※本稿には『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』第5話のネタバレを含みます。  ヴィセーリス・ターガリエン(パディ・コンシダイン)とレ…

『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』の緊張感

『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』が獲得した新たな物語 血飛沫もドラゴンも封じた緊張感

※本稿には『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』第4話のネタバレを含みます。  『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』はこれまでの3エピソード…

『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』は何を描く?

『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』が描くのは『ゲーム・オブ・スローンズ』の再定義?

※本稿には『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』のネタバレを含みます。  前回、本連載では第1話から第2話にかけて「シリーズ最長であろ…

『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』は史劇の風格

『ゲーム・オブ・スローンズ』ファンの期待の全てが揃った『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』

まずは安心してほしい。『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』には『ゲーム・オブ・スローンズ』ファンの期待する全てが揃っている。我々をター…

ソウル・グッドマンが消え、閉じた物語の扉

『ベター・コール・ソウル』全ての者が去りゆく ソウル・グッドマンが残した“後悔”の話

※本稿には『ベター・コール・ソウル』シーズン6のネタバレを含みます。  太陽に灼かれて荒野をジミー(ボブ・オデンカーク)とマイ…

『ベター・コール・ソウル』慟哭のエピソード

『ベター・コール・ソウル』砂漠地帯のアルバカーキに涙雨が降る、慟哭のエピソード

※本稿には『ベター・コール・ソウル』シーズン6のネタバレを含みます。  エピソードタイトルは“Waterworks”。日本語で…

レア・セドゥがスクリーンを独占する

レア・セドゥがスクリーンを独占する 『ストーリー・オブ・マイ・ワイフ』で存分に堪能

2017年の『心と体と』で第67回ベルリン映画祭金熊賞を受賞し、第90回アカデミー賞外国語映画賞にもノミネートされたハンガリーの…

『ベター・コール・ソウル』複雑に終幕へ

『ベター・コール・ソウル』複雑に終幕へ 無限に悪へと転落し続けるソウル・グッドマン

※本稿には『ベター・コール・ソウル』シーズン6のネタバレを含みます。  『ベター・コール・ソウル』シーズン6の第11話のエピソ…

『ベター・コール・ソウル』整った復讐の準備

ボブ・オデンカークらの最高の演技が光る 『ベター・コール・ソウル』S6第9話は傑作回に

※本稿には『ベター・コール・ソウル』シーズン6のネタバレを含みます。 「今日、君たちはメリル・ストリープとローレンス・オリヴィ…

『ベター・コール・ソウル』運命が動く長き夜

『ベター・コール・ソウル』運命が動く“長き夜” ガスが冷酷無情な麻薬王へ

※本稿には『ベター・コール・ソウル』シーズン6のネタバレを含みます。  『ベター・コール・ソウル』はジミー・マッギル(ボブ・オ…

『ククルス・ドアンの島』光る剣戟と人情劇

ガンダム作品として大傑作『ククルス・ドアンの島』 近作でも群を抜くアクションと人情劇

長編映画化の報せを聞いた時は驚いた。『機動戦士ガンダム』第15話「ククルス・ドアンの島」は物語の本筋に絡まない、1話完結のサブプ…

続編以上の『トップガン マーヴェリック』

『トップガン マーヴェリック』に込められた“続編”以上の意味 トム・クルーズの集大成に

公開から36年を過ぎた『トップガン』に対する想いは人それぞれだろう。1986年当時、青春を謳歌していた人はレイバンやフライトジャ…

『マーベラス・ミセス・メイゼル』S4を解く

『マーベラス・ミセス・メイゼル』はプライドの物語? 痛切なレニー・ブルースの訴え

Tits Up! パンデミックの影響により約2年ぶりとなった『マーベラス・ミセス・メイゼル』、最新シーズン4の登場だ。これに先駆…

『ベター・コール・ソウル』転調の第4話へ

『ベター・コール・ソウル』から『ブレイキング・バッド』に連なる重要なミッシングリンク

※本稿は『ベター・コール・ソウル』第3話、第4話のネタバレを含みます。 「誰もが出直せるわけじゃない」  『ベター・コール・…

『ベター・コール・ソウル』様子が違うS6

『ベター・コール・ソウル』これまでと様子が違うS6 マイクの贖罪が最後の見どころに?

アルバカーキを脱出後、シナボンの店長ジーンとして世を偽るソウル・グッドマンからシーズンをスタートするのが恒例だが、『ベター・コー…

『ザ・バットマン』176分の最大の問題点

『ザ・バットマン』176分の最大の問題点 “第2作が傑作”シリーズの伝統に続くか

さぁ、闇の騎士の帰還だ。大成功を収めたクリストファー・ノーラン版“ダークナイト3部作”以来、10年ぶりのバットマン単独作の登場だ…

スピルバーグが見つめ直すアメリカ

『ウエスト・サイド・ストーリー』で見つめ直すアメリカ 物語本来の人種構造とその対立

スティーヴン・スピルバーグ監督の『ウエスト・サイド・ストーリー』は1961年のロバート・ワイズ監督作『ウエスト・サイド物語』のリ…

真のサスペンス『ビースト・マスト・ダイ』

『野獣死すべし』を現代的な視点でドラマ化 ミステリー『ビースト・マスト・ダイ』の余韻

「わたしはある男を殺す。そいつの名前も住んでいる所も知らない。どんな顔かも知らない。でも見つけ出し、必ず殺す」  主人公フラン…

強烈な毒とともに更新されるブラックコメディ

『ハウス・オブ・グッチ』から『メディア王』まで 強烈な毒で更新されるブラックコメディ

例年、12月を過ぎるとハリウッドはアカデミー賞へ向けた賞レースが本格化する。受賞結果に留まらず、膨大なノミネートリストを見渡すと…

『ある結婚の風景』リメイクと原作の違い

『ある結婚の風景』2本のリメイク作を比較 HBO版の“再演”が証明したオリジナルの普遍性

ジョナサン(オスカー・アイザック)とミラ(ジェシカ・チャステイン)は結婚10年目を迎えた夫婦。大学時代からの友人である2人は子供…