『陸王』に深みを与えるバイプレーヤーたち

市川右團次、ピエール瀧、小籔千豊、音尾琢真……『陸王』に深みを与えるバイプレーヤーたち

映画『シン・ゴジラ』と同じ時間帯に放送を開始したにも拘わらず、視聴率は14.5%と健闘した『陸王』。第4話では、アトランティスの…

『おそ松さん』人気の理由

『おそ松さん』なぜクズなのに女性人気が衰えない? 6つ子に見る、ふとした「まっとうさ」

1期の放送終了から1年半を経て、待望の2期がスタートしたアニメ『おそ松さん』。個人的には期待が大きすぎて、それに応えようと空回っ…

親世代と子世代を同時に描く『陸王』の新しさ

竹内涼真、山崎賢人、佐野岳が物語の肝に 『陸王』若手台頭に見る日曜劇場の変化

 『半沢直樹』や『下町ロケット』などのスタッフが作ったことで注目されている『陸王』。同じなのはスタッフだけではない。キャストでも…

『トットちゃん!』朝ドラと似て非なるもの?

黒柳徹子自伝ドラマ『トットちゃん!』は朝ドラと似て非なるもの? “赤裸々な昼ドラ”の狙いを読む

『トットちゃん!』がテレビ朝日のお昼の帯で始まると聞いて、NHKの朝ドラのようになるのか、それともまったく違うものになるのかが気…

『ひよっこ』木村佳乃と菅野美穂の役割

朝ドラに“帰ってきた”女優・木村佳乃と菅野美穂 『ひよっこ』で演じた対照的な女性像を読む

有村架純に「できれば朝ドラにいつか母親役として帰ってきてほしい」と言ったのは、『ひよっこ』の脚本家、岡田惠和だ。最終回前日の『あ…

『オペレーション・クロマイト』の心理戦

イ・ジョンジェら、韓国映画界の実力派が演技バトル! 『オペレーション・クロマイト』の心理戦

韓国映画『オペレーション・クロマイト』は、1950年に勃発した朝鮮戦争の中で実際に行われた仁川上陸作戦の名もなき人々たちのエピソ…

『過保護のカホコ』急展開の9話は賛否両論?

『過保護のカホコ』急展開の9話に賛否両論? 視聴者がドラマに求める“リアリティ”とは

『過保護のカホコ』は、カホコ(高畑充希)という過保護に育てられたヒロインが、大学で知り合った麦野初(竹内涼真)に出会って、徐々に…

『ひよっこ』有村架純の新しさ

有村架純の朝ドラヒロイン像はなぜ新しい? 『ひよっこ』が“なんでもない”女の子を描く意味

『ひよっこ』を語るとき、時折出てくるのが、みね子は自分の言いたいことをなぜ言えないのか?という話題ではないだろうか。  確かに…

蒼井優、掴みどころのない役が似合うワケ

蒼井優、掴みどころのない役が似合う理由 『ハロー張りネズミ』霊媒師役で見せた“たくさましさ”

最近のことだが、蒼井優はぱっと物語に出てきて、その場を持っていく女優なのだと実感させる作品が多いように思う。きっかけは、『ゆとり…

高畑充希、『過保護のカホコ』でどう変化?

竹内涼真、強烈キャラは高畑充希を変えるか? 『過保護のカホコ』遊川和彦脚本の狙い

『過保護のカホコ』はコメディの形をとっているが、その中に描かれている現実にはなかなか辛辣な部分がある。  ドラマの冒頭で、大学…

『ごめん、愛してる』韓国版との違いは?

長瀬智也×吉岡里帆『ごめん、愛してる』韓国版との共通点と違い “因果応報”をいかに描くか?

現在TBSの日曜劇場で放送されている『ごめん、愛してる』は、韓国ドラマのリメイクである。  韓国版の放送は2004年11月。そ…

錦戸亮は本当に“仕事ができない”のか?

錦戸亮は本当に“仕事ができない”のか? 『ウチの夫は仕事ができない』の問いかけ

『ウチの夫は仕事ができない』は、タイトルの通り、夫が仕事ができないというテーマで作られたドラマである。  ドラマの中での夫・司…

『ひよっこ』は戦後の日本をどう描いたか

峯田和伸にスポット当てた『ひよっこ』、なぜ最高視聴率に? 「笑って生きる」の深い意味

このところ、『ひよっこ』の視聴率が連日の20%超え、しかも7月4日に自己最高の21.4%をたたき出して話題になっている。  7…

『やすらぎの郷』倉本聰の手腕

向井理で引っ張りまくった『やすらぎの郷』、批判もエンターテイメントに昇華する凄さ

『やすらぎの郷』では毎週いろんなことが起こるが、この二週間は、俳優のシノこと四宮道弘(向井理)がやってくるということで、姫こと九…

『小さな巨人』で描かれてきた“見えない敵”

『小さな巨人』が描いてきた“見えない敵” 『踊る大捜査線』『シン・ゴジラ』との繋がりを考察

『小さな巨人』からは、『踊る大捜査線』の影響が随所に感じられる。特に安田顕演じる渡部刑事が象徴的なキャラクターだ。どこか実年齢よ…

田中俊介『ダブルミンツ』の苦さと甘さ

ボイメン田中俊介、『ダブルミンツ』チンピラ役はなぜリアル? 鋭さと脆さを併せ持つ説得力

『恋がヘタでも生きてます』など、数々のドラマで印象を残してきた淵上泰史と、名古屋発のエンターテイメント集団BOYS AND ME…

『小さな巨人』が描く“組織”という怪物

長谷川博己の敵は一体誰なのか? 『小さな巨人』が描く“組織”という怪物

「敵は味方のフリをする。」これが『小さな巨人』のキャッチコピーとなっている。  この敵とは誰なのだろうか。最初は主役の香坂(長…

間宮祥太朗&野村周平、古屋原作と相性の良さ

『帝一の國』間宮祥太朗&野村周平の演技はどう進化した? 『ライチ☆光クラブ』との違いを考察

先日、観客動員数が100万人を突破した『帝一の國』。本作は、古屋兎丸の原作を映画化したものだ。古屋の作品は、そのカルト的な世界観…

『やすらぎの郷』は“カロリーの高い”ドラマだ

『やすらぎの郷』から目が離せない! “ドタバタコメディ”を成立させた役者たちの人生の厚み

春からテレビ朝日でスタートした倉本聰が脚本を手掛けたお昼のドラマ『やすらぎの郷』。周囲からの評判は聞いていたし、ところどころは見…

香川照之の顔芸はなぜ説得力があるのか?

香川照之の顔芸はなぜ説得力があるのか? 『小さな巨人』、鍵となるのは“勘”と“匂い”

長谷川博己主演の日曜劇場『小さな巨人』が4月16日からスタートした。1話では、父親の夢であった捜査一課長を目指すノンキャリアの出…

『嘘の戦争』復讐シリーズの展開を読む

草なぎ剛主演『嘘の戦争』と『銭の戦争』の共通点 韓流ドラマ的アプローチの鍵を握るのは?

初回は二時間ドラマとしてスタートしたこのドラマ。二回目の冒頭には、一回目のあらすじ説明があって、前回を見ていない人にも、あらすじ…