作品評の記事一覧
公開中の話題作を中心に、幅広い作品を映画評論家・ライターが徹底レビュー。
中国が本気を出してきたアクション超大作『戦狼/ウルフ・オブ・ウォー』の凄まじい男気
国がバックについたアクション映画ほど景気のイイものはありません。たとえばハリウッドでアメリカ軍全面協力の下、本物の兵器が飛び交い…
“キラキラ映画”の枠超えたキラキラ感! 中島健人ら主演『みせコド』が少女漫画実写で特別なワケ
2010年代に入り、毎年10作品前後のペースで実写映画化されている少女漫画。往年の名作から、最新の人気作まで幅広く映画化され、す…
『バーフバリ 王の凱旋』は歴史に残る娯楽超大作だーー黒澤明やジョージ・ルーカスの精神を受け継ぐ
映画大国インドで歴代興行収入1位に輝き、さらに全米で週末興行成績3位を獲得するという大快挙を達成したインド映画、『バーフバリ 王…
サエキけんぞうの『最後のジェダイ』評:新しい『スター・ウォーズ』は女性登場人物たちと連動している
『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』が物議を醸し出している。好きと嫌いがハッキリと別れ、まっぷたつなのである。流行に敏感な批評家…
アメリカ史の裏に隠された血塗られた暗部 『ブリムストーン』が示した、新たな西部劇映画の可能性
いま、「西部劇」で何を語ることができるのか。 『ドリーム』や『ズートピア』などに代表されるように、人種や性別、宗教への差別を…
ケンゴマツモトの『ノクターナル・アニマルズ』評:トム・フォードの美学やパーソナルが詰まった混沌とした世界
世界的ファッションデザイナーのトム・フォードが、監督を務めたミステリー映画『ノクターナル・アニマルズ』。彼がメガホンを取ったのは…
ジャッキー・チェンは西洋と東洋の価値観を結び付けるーー『カンフー・ヨガ』が優れた作品となった理由
世紀のアクションスター、ジャッキー・チェン。これまでスクリーンのなかで、「限界に挑む危険なスタントアクション」、「オリエンタルな…
ケンゴマツモトの『リュミエール!』評:最初が全部詰まっていて“ずっと観てられる”映画
“映画の父”ルイ&オーギュスト・リュミエール兄弟が1895年から1905年の10年間に製作した1422本のうち108本で構成され…
松江哲明の『IT/イット』評:配信ドラマ的手法で表現された今日的な“恐怖”
1990年のオリジナル版でティム・カリーが演じたペニーワイズは、それまで見たどんなピエロよりも怖くて、夢に出るぐらいのトラウマを…
小野寺系の『最後のジェダイ』評:ディズニー帝国の『スター・ウォーズ』に新たな希望は生まれるか?
1977年にアメリカで第一作が公開されて以来、映画の枠を越え世界中で社会現象を巻き起こし続けてきた『スター・ウォーズ』シリーズ。…
ジェシカ・チャステインの装いが意味するものーー『ユダヤ人を救った動物園』が描く勇気と正しさ
ジェシカ・チャステインの代表作といえば『ゼロ・ダーク・サーティ』がいちばんに挙げられるだろうが、個人的には『ヘルプ ~心がつなぐ…
大林宣彦監督の圧倒的な執念ーー『花筐/HANAGATAMI』の幻惑的で自由な映画世界
「肺がん、余命3ヶ月」 1977年公開の初監督作『HOUSE/ハウス』よりも先に手がける予定だったという、檀一雄の小説『花筐…
『インセプション』以降の“夢”の在り方ーー『フォーリング・ウォーター』の綿密で複雑なパズル
オンライン動画配信サービス「Hulu」が今年9月に行った「HuluプレミアAutumn 2017-Spring 2018 Lin…
2017年版『オリエント急行殺人事件』は観客を未知の世界へと誘うーーケネス・ブラナーの新解釈
「灰色の脳細胞」で難事件を解決するエルキュール・ポアロといえば、創作による名探偵のなかでもトップクラスに名が知られ、親しまれてい…
『ムーミン谷とウィンターワンダーランド』は人生に深く結びつく傑作だーーその神秘的な作風を読む
ピーター・ラビットやスヌーピーのように、世界中で愛されるムーミン。日本でも数度TVアニメが制作されており、キャラクターとしての知…
ジョン・カーニー監督はいかにして“音楽映画の名匠”となったか? そのキャリアを考察
「音楽家が映画監督業に乗り出す」というのは古今東西わりと珍しくない話ではあるが、時代や世代の変化もあるのだろう、近年、「プロの音…
『ネルーダ 大いなる愛の逃亡者』は複雑かつ美しいーーパブロ・ララインが描く鋭利なるミステリー
芸術、とりわけ映画にあって複雑であることは、その質を保証しない。あれこれとクドクド説明にいそがしい映画ほど醜いものはない。映画は…
傑作『ザ・フォッグ』が教えてくれる、ホラー映画を語る上でジョン・カーペンターが特別な理由
日本の映画ファンの間では、黒沢清監督のオールタイム・フェイバリット監督としても知られるジョン・カーペンター。言うまでもなく、ホラ…
80年代ホラーの金字塔『ハウリング』は今こそ観るべき! 特殊メイクの歴史を変えた、その革新性
ドラマ作品『ストレンジャー・シングス』が世界的な人気を得て、映画『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』が、現時点でホラー…
アメリカの医療は本当に先進的なのか? 超ハイテク医療ドラマ『ピュア・ジーニアス』の問いかけ
世界最高水準にあるアメリカの先進医療。従来の方法では治療が難しいと診断された患者たちが、いまも世界各地から希望を求めアメリカの地…
19歳の女優エル・ファニングはすでに完成されている 『パーティで女の子に話しかけるには』での存在感
ニール・ゲイマンといえば、『コララインとボタンの魔女』や『スターダスト』が映画化されている、幻想小説の名手だ。彼の短編集「壊れや…
まさに「2017年的な映画」 『20センチュリー・ウーマン』が指し示した映画の未来
アート系映画の秀作を次から次へと世に送り出して、世界的に注目されている新興の映画カンパニーA24の配給で、2016年12月に全米…
アニメ映画『GODZILLA』は第二部以降が“本命”に 怪獣映画にアニメのメリットどう生かした?
「怪獣映画」は「始めるに難しく、終わるに難しい」。どういう理由で登場したかはその怪獣のアイデンティティの大きな部分を構成するし、…
『ジャスティス・リーグ』に見る、DC映画の路線変更は本当に良かったのか?
バットマン、ワンダーウーマン、フラッシュ、アクアマン、サイボーグ…DCコミックス原作のヒーローたちが手を組んで、より強大な悪と戦…
息の長いシリーズになる可能性も!? 探偵モノ×バディ・ムービー『探偵はBARにいる3』の魅力
探偵の活躍は、古くから観客を魅了してきた。例えば、『マルタの鷹』(41)のサム・スペードや『ロング・グッドバイ』(73)のフィリ…
日本のアニメーションが失ったシンプルさと壮大さ 『KUBO/クボ 二本の弦の秘密』が描く冒険世界
アメリカのアニメスタジオ「ライカ(laika)」。現在全盛であるCGでもなく、手描きでもなく、主に実物の人形を使った「ストップモ…
再現性、ドキュメント性、民族マナーの優れた描写 『永遠のジャンゴ』が与える、贅沢な満足感
映画はいま、政治状況を反映してか、緊迫したメッセージを伝えるメディアとなっている。『ダンケルク』(2017、米)……ナチスの世界…
怪獣映画と人間ドラマを掛け合わせた秀逸な一作 松江哲明の『シンクロナイズドモンスター』評
ポスタービジュアルや怪獣が登場するという情報から、B級映画の匂いも放っていた本作ですが、観終わったときの印象はまるで違ったもので…
偉大な映画音楽はいかにして生まれたのか? 圧巻のドキュメンタリー『すばらしき映画音楽たち』評
“映画批評の今”をテーマとした菊地成孔とモルモット吉田との対談(菊地成孔×モルモット吉田、“映画批評の今”を語る 「芸で楽しませ…
狂気に包まれた不毛な残酷さーー『機動戦士ガンダム サンダーボルト BANDIT FLOWER』の特殊性
「音楽は空気の中に消えゆき、二度とそれを捕らえることはできない」-エリック・ドルフィー(ジャズ・ミュージシャン)- 『機動戦…






































