作品評の記事一覧

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公開中の話題作を中心に、幅広い作品を映画評論家・ライターが徹底レビュー。

『先生!』男性キャラが魅力的なわけ

広瀬すず×生田斗真『先生!』が見逃せない理由 冒険的な演出から読み解く

教師と生徒の恋愛模様というのは、少女漫画の鉄板中の鉄板ともいえる題材だ。現実で頻繁に起こりうる問題から、その題材について疑問の声…

小野寺系の『ブレードランナー 2049』評

観客の評価が二分した『ブレードランナー 2049』は内容的な成功を遂げたのか?

「『ブレードランナー』以降の近未来SF映画で、『ブレードランナー』を意識しない作品なんてあるのか」  アニメーション映画『GH…

『かの鳥』の“鳥”が意味するものとは?

白石和彌監督『彼女がその名を知らない鳥たち』の“鳥”が意味するものーー驚くべき二面性を読む

彼女がその名を知らない鳥たち、そして私たちもまたその名を知らない鳥たち。ここで言われている「鳥」とは一体何のことなのかーーそんな…

『ワレワレハワラワレタイ』レビュー

松本人志「キム兄は怒り続けるしかない」 『ワレワレハワラワレタイ』が切り取る、芸人の生き様

※文末に読者プレゼントあり! 「生まれ変わったら、(芸人とは)違うことをやると思うな。大変なのと、振り返ってみて、怖いのとね。…

小野寺系の『バリー・シール』評

トム・クルーズの狂騒がキラキラと輝くーー『バリー・シール』が描き出す、アメリカの病理

大手航空会社のパイロットからCIA秘密作戦のパイロットに転身、その任務のかたわら、密かに麻薬組織ともつながって密輸を繰り返し、大…

小野寺系の『アナベル 死霊人形の誕生』評

米ホラー映画は再びエキサイティングな実験場に 『アナベル 死霊人形の誕生』に見る、恐怖の化学式

『インシディアス』、『死霊館』シリーズなど、ホラー映画を先鋭的に更新し続けることで、映画館で現在の観客を震え上がらせるという古典…

田村千穂の『女神の見えざる手』評

『女神の見えざる手』は銃社会を“撃つ”ーージェシカ・チャステインのあまりに格好良いヒロイン像

映画の冒頭、聴きおぼえのあるジェシカ・チャステインのどちらかというとソフトで押しの弱い微かに揺れる声が、敏腕ロビイストとしての勝…

『コードギアス』総集編の意義とは?

『コードギアス 反逆のルルーシュ』総集編の意義とは? 11年間衰えない人気の理由に迫る

テレビアニメ版1期と2期の全50話を3部作で再構成した、劇場版『コードギアス 反逆のルルーシュ』。その第1部「興道」が、10月2…

小野寺系の『猿の惑星:聖戦記』評

人間は生きる価値がない存在なのかーー『猿の惑星:聖戦記』が暴く、人間の傲慢な意識

猿が支配する惑星に降り立った宇宙飛行士の災難を描いたSF映画『猿の惑星』(1968)。その大ヒットによって製作された続編シリーズ…

『ロキシー』に漂う90年代Vシネの雰囲気

恋愛映画が突然、ヴァイオレンス映画に? 変てこ映画『ロキシー』に漂う、90年代Vシネの雰囲気

運命的な出会いを果たした一組の女と男、ロキシー(ゾーイ・クラヴィッツ。ロックスターのレニー・クラヴィッツの娘さん!)とヴィンセン…

川口敦子の『動くな、死ね、甦れ!』評

“素っ裸の少年魂”がここにある 『動くな、死ね、甦れ!』が照射するカネフスキー映画の真相

“素っ裸の少年魂”。  『動くな、死ね、甦れ!』に日本人宝石商役で出演した演出家清水柳一氏は、DVD=BOX所収のパンフレット…

『アウトレイジ 最終章』なぜ希望を描いた?

『アウトレイジ 最終章』は、なぜ希望を描いてしまったのか? 日本社会の“現実”との関係性

「全員悪人」とのキャッチコピーで知られる『アウトレイジ』。権力や金のために次々と殺人や暴力が繰り返される、このバイオレンスにまみ…

北野武、映画作家としての集大成

映画作家・北野武の集大成ーー『アウトレイジ 最終章』がもたらす贅沢な時間

104分という上映時間が予期させたように、『アウトレイジ 最終章』は簡潔にしてきわめて純度の高い圧倒的な傑作になった。冒頭の晴れ…

『あさひなぐ』乃木坂46の苦悩を昇華する?

西野七瀬『あさひなぐ』は乃木坂46を“苦悩”から救う? 『悲しみの忘れ方~』との関係を読む

西野七瀬や白石麻衣など、乃木坂46のエース級メンバーが多数出演し話題となっている映画『あさひなぐ』(英勉監督)が、近年のアイドル…

寺山修司は2021年に存在し得るのか?

寺山修司は2021年に存在し得るのか? 『あゝ、荒野』が描く魂のぶつかり合い

2021年、東京オリンピック以降という近未来に、1960年代から80年代を駆け抜けた表現者・寺山修司は存在し得るのか。吃音で赤面…

『ドリーム』はハリウッドの新しい波の象徴に

映画『ドリーム』はハリウッドの新しい波の象徴となるーー黒人女性たちが成し遂げた偉業

近年、社会の至るところで唱えられている「ダイバーシティ(多様性)」。これまで白人の、とりわけ男性が優位的な立場にあったアメリカの…

B・ウィリスの真骨頂『バッド・ウェイヴ』

“オリジナル・ウィリス”完全復活! コメディ俳優ブルース・ウィリスの真骨頂『バッド・ウェイヴ』

原点回帰という言葉があるが、本作のブルース・ウィリスはまさにそれだろう。映画のコピー通り、「完全復活」と言えるかもしれない。ただ…

『ハードコア』の映画的価値とは?

“一人称視点”の新感覚アクション『ハードコア』の映画的価値とは? 小野寺系が徹底レビュー

きっかけは、2013年にインターネットにアップされた動画だった。FPS(ファースト・パーソン・シューター)と呼ばれるTVゲームの…

荻野洋一の『奥田民生~』評

荻野洋一の『奥田民生になりたいボーイと出会う男すべて狂わせるガール』評:男だって水原希子を目指すべきだ 

私たち観客は、“出会う男すべて狂わせるガール” である水原希子に対し、頭(こうべ)を垂れて、この合言葉を言わなければならない。「…

サエキけんぞうの『コヴェナント』評

R・スコットはS・キューブリックの意志を継ぐ 『エイリアン:コヴェナント』が描くAIの行方

『エイリアン:コヴェナント』は多くのエイリアン・ファンの期待に応えるだろうし、また前作『プロメテウス』にハマった「好き者」にはた…

舞台『散歩する侵略者』はいかにして黒沢映画に?

黒沢清は、劇団イキウメの人気舞台をどう映画化した? 『散歩する侵略者』に吹く“不穏な風”

黒沢清監督の最新作『散歩する侵略者』は、2005年の初演に始まり、今年10月からの再演に期待が高まる、劇団「イキウメ」の人気舞台…

小野寺系の『民生ボーイと狂わせガール』評

人は狂わされながら生きていくしかないーー『民生ボーイと狂わせガール』が観客に問いかけるもの

雨降りでも遅れてても「気にしない」と歌うミュージシャン、奥田民生。そんな、自然体で芯のある男になりたいと憧れる「奥田民生になりた…

小野寺系の『エイリアン:コヴェナント』評

小野寺系の『エイリアン:コヴェナント』評:R・スコットの熱意が生んだ、スリリングな前日譚

『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』、『猿の惑星:創世記』、『オズ はじまりの戦い』など、伝説となった大ヒット映画の本…

サウジアラビアで体験したプライスレスな異文化交流

トム・ハンクス主演『王様のためのホログラム』でサウジアラビアの文化を学ぶーー村上アシシ、異文化交流を経験して

熱狂的な日本代表サポーターで、先日行われたサッカーワールドカップアジア最終予選【日本VSサウジアラビア】の応援の為サウジを訪れた…

『オペレーション・クロマイト』の心理戦

イ・ジョンジェら、韓国映画界の実力派が演技バトル! 『オペレーション・クロマイト』の心理戦

韓国映画『オペレーション・クロマイト』は、1950年に勃発した朝鮮戦争の中で実際に行われた仁川上陸作戦の名もなき人々たちのエピソ…