ジャンルを超えた傑作! イタリア人から観た『皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ』の魅力
2016年のイタリア・アカデミー賞「ダヴィッド・ディ・ドナテッロ」では、主演男優賞、主演女優賞、新人監督賞など、16部門にノミネ…
公開中の話題作を中心に、幅広い作品を映画評論家・ライターが徹底レビュー。
2016年のイタリア・アカデミー賞「ダヴィッド・ディ・ドナテッロ」では、主演男優賞、主演女優賞、新人監督賞など、16部門にノミネ…
日本では“オシャレなミニシアター映画”の代表として、90年代ごろから人気が高騰してきたウディ・アレン作品。現在公開中の『カフェ・…
興行成績が好調な近年のマーベル映画のなかでも、とくに大きな支持を得ているひとつが、コメディー色の強い異色ヒーロー作品『ガーディア…
湯浅政明監督による初のオリジナルアニメ映画『夜明け告げるルーのうた』が、5月19日より公開された。同作は、両親に対する複雑な心境…
映画は、四角いフレームに映されたイメージの連続である。物理的には、縦横ほんの数メートルのサイズのイメージを投射しているに過ぎない…
世の中には、バーベキュー・ピープルと呼ぶべき人々が存在する。 一応、ネットの世界ではバーベキューに過剰に反応する連中がいるので…
凄惨な殺人事件の現場で見つかった、傷一つない美しき「名無しの死体」=「ジェーン・ドウ」。彼女はどうして死んだのか? いったい事件…
M・ナイト・シャマランといえば、大きな評価を得た出世作『シックス・センス』以来、もはや彼のトレードマークとなった意外なラスト、そ…
『ワイルド・スピード』シリーズは第1作目からすべて劇場で観てきました。シリーズもので続いている作品の中では一番好きです。1作目を…
ハードボイルド、ノワール、クライム、バイオレンス、アクション——。このドラマを形容しようとすれば幾つもの言葉が浮かぶ。だがピタリ…
もし正体がバレたら、死を超えた恐ろしい制裁が待っている。まぶたを切られ目を焼かれ、家族までもが無惨な拷問を受け、家畜のように殺さ…
ドイツ歴代興行記録を更新し、日本でも多くの笑いと感動を誘った名作『グッバイ、レーニン!』(03)のヴォルフガング・ベッカー監督と…
現在シリーズ8作目『ワイルド・スピード ICE BREAK』が公開中のワイスピ・シリーズだが、これほど奇妙な映画シリーズもそうそ…
BOMIが新作映画を語る連載「えいがのじかん」。第4回となる今回は、5歳の頃にインドで迷子になりオーストラリアで養子として育った…
『ワイルド・スピード』も、第1作から16年、今回で8作目を数える長寿シリーズとなった。興行的な規模は飛躍的に拡大していき、前作『…
小路紘史監督による初長編映画『ケンとカズ』と、江本純子監督による初長編映画『過激派オペラ』が、ブルーレイ&DVDでキングレコード…
今イギリスで最も注目を集める監督を5人挙げるとすれば、そのリストに彼が闖入してくることは避けられない。 72年生まれの異才、…
「ヒゲを生やしてみたら?」。実写版『美女と野獣』では、エマ・ワトソン扮するベルが、美しい王子の姿に戻った野獣にこんなセリフを放つ…
フランソワ・トリュフォーの長編初監督作品『Les Quatre Cents Coups』(59)の邦題を『大人は判ってくれない』…
94年4月にカート・コバーンが自ら命を絶ち、5月にはアイルトン・セナがレース中に事故死。翌95年1月には阪神・淡路大震災が起こり…
ジャファル・パナヒ監督の作品が届くと、少し安堵するというか。ざわついていた心が、少しほっとっした気持ちになるのは自分だけだろうか…
90年代の若者文化を象徴する映画として、必ず挙げられるのが『トレインスポッティング』だ。『パルプ・フィクション』や『バッファロー…
大人の鑑賞に耐える。なんて陳腐で偉そうな言い草だろう。そうではない。映画『クレヨンしんちゃん』は、大人こそ観るべきシリーズである…