“明るい画面”の映画史に向けて

大林宣彦、岩井俊二、新海誠、『WAVES/ウェイブス』ーー“明るい画面”の映画史を辿る

宮崎駿が注目していた画面の変化  2013年、この年に現時点での最後の長編監督作となっている『風立ちぬ』を発表した宮崎駿は、か…

2020年を振り返るアニメ座談会【後編】

アニメにおける「映画とは何か」という問い 2020年を振り返るアニメ評論家座談会【後編】

2020年のアニメ界を振り返るために、レギュラー執筆陣より、アニメ評論家の藤津亮太氏、映画ライターの杉本穂高氏、批評家・跡見学園…

2020年を振り返るアニメ座談会【前編】

『鬼滅の刃』大ヒットと『ジャンプ』アニメの隆盛 2020年を振り返るアニメ評論家座談会【前編】

新型コロナウイルスの感染拡大により、未曾有の事態に陥った2020年。1回目の緊急事態宣言下において、数多くの映画が公開延期となり…

『ヒプマイ』から考察、アニメの“高さ”の喪失

『ヒプノシスマイク』の“明るい画面”はメランコリーを象徴? 現代アニメ文化における高さ=超越性の喪失

『ヒプノシスマイク』から考える映像文化  最近、この10月からTOKYO MXで始まったテレビアニメ『ヒプノシスマイク-Div…

バーチャルカメラと「見ること」の禁忌

渡邉大輔が論じる、バーチャルカメラと「見ること」の禁忌 現代の映画に起きうる変化とは?

バーチャルカメラとポストカメラの時代  昨今の映像機材の技術的進歩はすさまじい。  昨秋に寄稿したコラムで話題にした…

今夏アニメの“子ども”と“動物”の意味

アニメーションはふたたび時代を体現するジャンルへ 今夏アニメの“子ども”と“動物”の意味を考察

「アクタント」の氾濫  今回、編集部からこの夏公開された3本の劇場アニメーション映画――スタジオ地図/細田守監督の『未来のミラ…

変化するメディアに求められる批評とは?

渡邉大輔が論じる、ワールドビルディング時代の映像コンテンツとこれからの文化批評

ストリーミング配信サービスの充実、スマートフォンの進化、ARやVRの登場などによって、現在、映像コンテンツを巡る環境は大きく変化…

渡邉大輔の『打ち上げ花火~』評

渡邉大輔の『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』評:『君の名は。』との関係と「リメイク映画」としての側面を考察

24年ぶりのアニメ化リメイク  現在劇場公開中の新房昭之総監督・武内宣之監督によるアニメーション映画『打ち上げ花火、下から…

渡邉大輔の『溺れるナイフ』評

渡邉大輔の『溺れるナイフ』評:情動的な映像演出の“新しさ”と、昭和回帰的な“古さ”

現在、大ヒットしている『溺れるナイフ』は、ジョージ朝倉の人気少女コミックを原作にした山戸結希の最新作です。  東京で人気ファッシ…