宇野維正がジョン・カーニー監督作品を考察

ジョン・カーニー監督はいかにして“音楽映画の名匠”となったか? そのキャリアを考察

「音楽家が映画監督業に乗り出す」というのは古今東西わりと珍しくない話ではあるが、時代や世代の変化もあるのだろう、近年、「プロの音…

宇野維正の『ザ・フォッグ』レビュー

傑作『ザ・フォッグ』が教えてくれる、ホラー映画を語る上でジョン・カーペンターが特別な理由

日本の映画ファンの間では、黒沢清監督のオールタイム・フェイバリット監督としても知られるジョン・カーペンター。言うまでもなく、ホラ…

00年代以降の「スペクタクル大作」10選

クリストファー・ノーランの到達点『ダンケルク』を観る前に復習しておきたい、00年代以降の「スペクタクル大作」10選

クリストファー・ノーラン監督の最新作、『ダンケルク』の公開が近づいてきた。第二次世界大戦におけるダンケルクでの攻防と撤退を描いた…

本格ホラー『デッドストック』がヤバい!

テレ東深夜ドラマ枠をジャックした本格ホラー、『デッドストック~未知への挑戦~』がヤバい

「ドラマ24」と呼ばれるテレ東金曜深夜のドラマ枠が、映画好き、ドラマ好きから特別な注目を集める枠になって久しい。その理由は、(も…

宇野維正トークイベント開催

宇野維正、『すばらしき映画音楽たち』トークイベント登壇へ

映画『すばらしき映画音楽たち』の8月5日公開に合わせ、映画・音楽ジャーナリストの宇野維正によるトークイベントが開催される。 …

ファレル・ウィリアムス独占インタビュー

ファレル・ウィリアムス独占インタビュー 「Yellow Lightに導かれて、新しい世界を作っていかなくてはいけない」

これまで『怪盗グルー』シリーズを毎作彩ってきた、このアーティストのカラフルな歌声と旋律とリズムなくしては、シリーズのここまでの世…

『怪盗グルー』イルミネーション大躍進の理由

『怪盗グルーのミニオン大脱走』から探る、イルミネーション大躍進の理由

普段はミニオン語しか喋れないミニオンたちが、調子っぱずれに「イ!ルミ!ネー!ション!」と声をあげる冒頭のオープニングタイトルから…

宇野維正の『ナイト・オブ・キリング』評

現在最高峰の海外ドラマを探しているなら、『ナイト・オブ・キリング』を見ない選択肢はない

「Peak TV」(テレビ全盛期)、または「TV Bubble」なんてホットな新用語が各メディアを賑わせている、現在のドラマシリ…

『光をくれた人』監督が語る、夫婦を描く理由

『ブルーバレンタイン』から『光をくれた人』へーー シアンフランス監督が語る「映画で夫婦を描き続ける理由」

デレク・シアンフランス監督にとって新作『光をくれた人』は、初の原作もの、初の時代もの、初のアメリカ以外を舞台にした作品(舞台は2…

『ダゲレオタイプの女』監督×主演俳優対談

黒沢清×タハール・ラヒム『ダゲレオタイプの女』対談 黒沢「ホラー映画ではなくラブストーリー」

黒沢清が初の海外資本(フランス、ベルギー、日本の合作)によって、フランスのパリ郊外を舞台に撮った新作『ダゲレオタイプの女』。国際…

アニメ映画と音楽の関係性を考える

『君の名は。』『聲の形』『この世界の片隅に』ーー 最新アニメ映画の音楽、その傾向と問題点について

実写映画の批評には実写映画の批評の方法があり、アニメ映画の批評にはアニメ映画の批評の方法がある。別に、どっちもやるのがいけないな…

『セルフレス』ターセム監督インタビュー

医療SFスリラー『セルフレス』で本領発揮! インド出身の俊英、ターセム・シン監督インタビュー

20代半ばに故郷インドから渡米。ミュージックビデオ、コマーシャルの世界で確固たる地位を築き、『ザ・セル』(2000年)、『落下の…

黒沢清『クリーピー』インタビュー

「映画における“リアル”って、ただの“安心”なんですよ」ーー黒沢清監督『クリーピー 偽りの隣人』インタビュー

昨年公開された『岸辺の旅』は国内外で大きな話題を集め、この秋には海外初進出作品『ダゲレオタイプの女』の公開も控えている。このとこ…