書評 2022.07.01 12:00 フローの時代の似顔絵――多和田葉子『地球にちりばめられて』+村田沙耶香『信仰』評 書評とは何か。それは「書物の小さな変異株」を作ることである。書物はウイルスと同じく、変異によって拡大する。 批評家の福嶋… 講談社福嶋亮大文藝春秋村田沙耶香多和田葉子地球にちりばめられて信仰
書評 2022.06.27 12:00 『コンビニ人間』村田沙耶香が描く、予測不能な哲学的カルト詐欺ーー最新短篇集『信仰』の不思議な余韻 一言でまとめると、「主人公がカルト詐欺に引っかかる話」なのである。だけど……。 2016年に芥川賞を受賞した『コンビニ人間』… 小説藤井勉村田沙耶香信仰コンビニ人間
インタビュー 2022.06.14 12:00 村田沙耶香が語る、世界に向けて小説を書くこと 「自分にとって都合の悪い作品を作りたい」 今の自分が見ている現実は、絶対的なものではないかもしれない。村田沙耶香はこれまでも読者の足元をぐらつかせるような小説を書いてきた… 純文学文藝春秋村田沙耶香信仰コンビニ人間
ニュース 2021.08.26 18:45 第58回文藝賞の受賞作が決定 総応募数2459作から澤大知『眼球達磨式』が選出 第58回文藝賞の受賞作が、澤大知『眼球達磨式』に決定した。 賞開始以来最多となる2459作の応募があったという第58回文藝賞… 島本理生村田沙耶香文藝賞穂村弘磯﨑憲一郎澤大知
コラム 2020.11.16 15:53 史上最多の応募総数「文藝賞」贈呈式 ラノベ出身作家と16歳の高校生が受賞 受賞作に藤原無雨(むう)『水と礫』、優秀作に新胡桃(あらたくるみ)『星に帰れよ』が決定した第57回文藝賞の贈呈式が13日、都内の… 円堂都司昭ライトノベル島本理生河出書房新社芥川賞村田沙耶香文藝賞穂村弘遠野遥宇佐見りん藤原無雨新胡桃三島賞マライヤ・ムー磯崎憲一郎
インタビュー 2020.11.09 10:00 鴻巣友季子が語る、マーガレット・アトウッド作品の魅力 「『侍女の物語』は警告の書だったのに対し、『誓願』は現実を映す鏡」 近年、ディストピア小説がブームだ。そのなかで再評価されている名作の1つが、マーガレット・アトウッド『侍女の物語』(1985年)。… ドラマSFアメリカHuluカズオ・イシグロエドワード・スノーデンジェンダーマーガレット・アトウッド早川書房村田沙耶香多和田葉子翻訳家ブッカー賞フェミニズム文芸評論家ディストピア#MeToo侍女の物語ジョージ・オーウェルカナダ太田愛鴻巣友季子
コラム 2020.09.09 10:00 IT革命、ケータイ小説、ライトノベル……“ゼロ年代”に文学はどう変化した? 文学批評の衰萎と女性作家の台頭 21世紀の純文学は、IT革命への不安から始まった。とりあえず、そう書きだしてみた。この分野の代表的な小説誌の1つ、「文學界」の2… 円堂都司昭吉田修一ライトノベル角田光代綿矢りさ島本理生高橋源一郎本谷有希子文藝阿部和重文学フリマ文學界村田沙耶香多和田葉子本屋大賞川上未映子津村記久子舞城王太郎絲山秋子金原ひとみ小川洋子斎藤美奈子川上弘美大塚英志ケータイ小説石川九暢佐藤友哉笙野頼子山崎ナオコーラ藤野可織岡田利規
コラム 2020.06.14 10:00 阿部和重、町田康、赤坂真理……“J文学”とは何だったのか? 90年代後半「Jの字」に託された期待 最近好調な純文学系文芸誌『文藝』(河出書房新社)は、かつてJ文学のブームを仕掛けていた。ーーといったところで今、どれくらいの人に… 円堂都司昭佐々木敦村上春樹又吉直樹町田康林真理子山田詠美角田光代藤沢周村上龍文藝河出書房新社阿部和重村田沙耶香多和田葉子ファウスト舞城王太郎J文学赤坂真理斎藤美奈子川上弘美古谷田奈月ことばとJミステリー
ニュース 2019.12.12 18:02 片寄涼太、文芸誌『小説 野性時代』表紙を飾る デザイン全面リニューアル&グラビアページも大幅増 KADOKAWA発行の月刊文芸小説誌『小説 野性時代』2020年1月号が、2019年12月12日に発売された。 アートディレ… 桜木紫乃松居大悟北野武湊かなえKADOKAWA片寄涼太池田進吾細居幸次郎こだま村田沙耶香知念実希人北野新太小説 野性時代