第58回文藝賞の受賞作が決定 総応募数2459作から澤大知『眼球達磨式』が選出

第58回文藝賞の受賞作が決定

 第58回文藝賞の受賞作が、澤大知『眼球達磨式』に決定した。

 賞開始以来最多となる2459作の応募があったという第58回文藝賞。8月20日に、明治記念館にて選考委員・磯﨑憲一郎、島本理生、穂村弘、村田沙耶香が参加しの選考会が行われた。受賞作品・選評・選考経過、受賞の言葉は、10月7日発売の「文藝」冬季号に掲載される。

 受賞した澤は、神奈川県相模原市生まれの25歳。宇佐見りん、遠野遥、藤原無雨と立て続けに若い才能を発掘し続ける「文藝」からまた新しい作家が誕生した。

【受賞作】「眼球達磨式」澤大知(400字×115枚)
【受賞者】澤大知(さわ・だいち)1996年、神奈川県相模原市生まれ。25歳。
【内容紹介】移動式監視カメラ「アイ」が突然、自走!?
地上2センチから人間世界を見透かす、新時代のマイクロ・ロードノベル
「近頃その付近で、不審者が目撃されているそうです。気を付けて」。職場と自宅を往復するだけの無為な日々を過ごす「彼」は、ある日ラジコン式の監視カメラ「アイ」を手に入れる。人目につかず地面を自在に疾走する極小眼球型のアイ。しかし、ある日のにわか雨の後、アイはコントロールを失い、見知らぬ女性に捕獲されてしまう。翌日、なぜか自ら走行を始めたアイは、思いも寄らない景色を映し出し――。



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