松坂桃李が『新聞記者』と対照的な役に 週末のひと時をブラックな笑いで包む『ここぼく』
いやはや、なんともスパイスの効いたドラマが始まったものだ。土曜ドラマ『今ここにある危機とぼくの好感度について』(NHK総合)は、…
『おちょやん』突如訪れた夫婦生活の破綻 千代の思いが木っ端みじんに打ち砕かれる
青天の霹靂とはこういうことだろう。一平(成田凌)と灯子(小西はる)の浮気を知らされた千代(杉咲花)にさらなる裏切りが待ち受けてい…
『おちょやん』笑いでつながった兄弟 万太郎は死なず舞台の中で生き続ける
笑いのネタで難しいお題の一つが「死」だ。滑ったらシャレにならないし、一歩間違えれば不謹慎と言われてしまう。それでも、笑いを志すも…
『おちょやん』万太郎が見据える演劇の可能性 寛治は満州で豪快伝説の幕開け
空襲で焼け跡になった道頓堀で千代(杉咲花)は芝居の火を守ろうとする。『おちょやん』(NHK総合)第87回は役者魂の発露と懐かしい…
『おちょやん』福助のトランペットは道頓堀の日常を象徴 息子に託した平和な時代への思い
トランペットを吹く。ただそれだけのことを命がけでしなくてはならない。『おちょやん』(NHK総合)第82回では、出征する福助(井上…
『おちょやん』テルヲが問いかける千代の幸福 家族のあり方に一石を投じる父親像
『おちょやん』(NHK総合)第15週のタイトルは「うちは幸せになんで」。テルヲ(トータス松本)の再登場は様々な反応を巻き起こした…
『おちょやん』一平が抗う父親の影 千代が追い求める理想化された母親像
泣き笑いの美学を追求する『おちょやん』(NHK総合)で、中心にどっかと居座っているのが家族というテーマだ。ヒロインの孤独な歩みと…
『青のSP』藤原竜也演じる隆平がブラックな職場環境を斬る 『逃げ恥』に通じる搾取の構造
『青のSP(スクールポリス)―学校内警察・嶋田隆平―』(カンテレ・フジテレビ系)第6話は先生方が主人公。副担任の新津(須賀健太)…
『おちょやん』幼なじみのみつえと福助はなぜ恋に落ちたのか? 千代が恋のキューピッドに
おせっかいは朝ドラヒロインの条件なのか。『おちょやん』(NHK総合)第11週で、千代(杉咲花)は親友のため恋のキューピッドを名乗…
藤原竜也と吉田鋼太郎の白熱のバトルは必見! 『カイジ ファイナルゲーム』の悪魔的な魅力
「命がけ」と入力すると「命賭け」と誤変換されてしまうことがある。「命懸け」が正しいが、少なくとも『カイジ』では間違いとは言えない…
『青のSP』隆平はなぜ赤嶺中にこだわるのか? 第4話は真木よう子が実質的な主役に
タイトルバックから始まった『青のSP(スクールポリス)―学校内警察・嶋田隆平―』(カンテレ・フジテレビ系)第4話は予想を上回る急…
『おちょやん』千代と千之助のお笑いバトルがスタート 鶴蔵が確信する喜劇の未来
「道頓堀の喜劇王いうたら須賀廼家千之助をおいて他になしや!」「よう分かってるやんけ。道頓堀の喜劇王はわしやない」。むくりと起き上…
『青のSP』で藤原竜也が体現する命がけの教育 宮世琉弥から豊嶋花へ“演技リレー”も
パソコンルームからハードディスクとプロジェクターが盗まれた。犯人は校内にいる人間。全校一斉に指紋採取が行われる。騒然とした雰囲気…
『おちょやん』毒親テルヲ、なぜ豹変? 物語を動かす貴重なキャラクター
切っても切れないのが縁というものなのか。『おちょやん』(NHK総合)第37回で千代(杉咲花)の前に姿を見せたテルヲ(トータス松本…
竹内涼真の熱量と衝撃的なラスト 『君と世界が終わる日に』深遠なテーマが顔をのぞかせる
セルモーターの回転音が断末魔のように響く。生ける屍がさまよう街で生き残りを賭けて戦う『君と世界が終わる日に』(日本テレビ系)。第…
『青のSP』スクールポリスはマタハラにどう立ち向かったか? 藤原竜也を突き動かすもの
考えさせられる回だった。『青のSP(スクールポリス)―学校内警察・嶋田隆平―』(カンテレ・フジテレビ系)第2話は、マタハラ(マタ…
『おちょやん』笑いを媒介にして恋愛パートが進む 千代は大部屋女優の世界で大奮闘
1週ごとに舞台が変わる『おちょやん』(NHK総合)第32回。千代(杉咲花)は多くのことを吸収しながら自分の糧にしていく。鶴亀撮影…