Night Tempoの“オフィシャルFuture Funk”がもたらす、ポップカルチャーへの批評的な視座
2010年代のインターネットカルチャーを代表する音楽であるvaporwave。短い歴史のなかでも様々なスタイルが混在するジャンル…
佐藤千亜妃、江沼郁弥、tomodati……ソロ活動で追求される音楽性と滲み出るキャラクターに注目
ロックバンドにとって、いまは良かれ悪しかれ自分たちの音楽にどのように向き合うかが問われている時代だ。音楽性を大きく変化…
リズムから考えるJ-POP史 第3回:90年代末の“ディーヴァ”ブームと和製R&Bの挑戦
前回は小室哲哉の仕事についてtrfを中心に論じ、小室を「90年代を通じて日本人の『BPM感覚』と『16ビートのグリッド』を規定し…
リズムから考えるJ-POP史 第2回:小室哲哉がリスナーに施した、BPM感覚と16ビートの“教育”
90年代を、いや80年代以降の日本のポップスを代表するミュージシャンでありプロデューサーの小室哲哉。彼の功績を、手…
J-POP史を考える新連載 第1回:リズムをめぐるアプローチが劇的に変化した2018年
こと音楽に関していえば、2018年は2010年代で稀に見る当たり年だったのではないか。日本国内に限ってみても、新鋭からベテランま…
SEKAI NO OWARI、最新作『Lip』『Eye』チャートイン 相次ぐ2枚組アルバムリリースを考える
参考:2019年3月11日付週間アルバムランキング(2019年2月25日~2019年3月3日・ORICON NEWS) 20…
SEKAI NO OWARI、『Eye』『Lip』で増したプロダクションの説得力 より開かれ精緻な世界へ
SEKAI NO OWARIが、ニューアルバム『Eye』と『Lip』を2作同時リリースした。クラシック、ロック、ダンスミュージッ…
ONE OK ROCK『Eye of the Storm』から考える、“クロスオーバー”がロックに与えた新たな語法
ONE OK ROCKのニューアルバム『Eye of the Storm』は、ここ数年の彼らのチャレンジがかたちになった一作だ。…
DEAN FUJIOKAは“ポストJ-POP”の頼もしい担い手に 最新作チャートインを機に考察
参考:2019年2月11日付週間アルバムランキング(2019年1月28日~2019年2月3日・ORICON NEWS) 20…
「Plastic Love」世界的ヒットに“3つの文脈” tofubeatsカバーリリースを機に解説
DJでプロデューサーのtofubeatsが、竹内まりやの名曲「Plastic Love」(1984年のアルバム『Variety』…
88rising来日公演が示した、新しいアジアンカルチャーの確立ーーimdkmがレポート
Rich BrianやHigher Brothers、Jojiといった数々の人気アクトを擁し、K-POPのグローバルな成功と比肩…
折坂悠太、中村佳穂、KID FRESINO……“プレイヤー”たちのネットワークが新たな音楽を生む原動力に
2018年は若手SSWの活躍が印象的な年だった。あいみょんが次世代のJ-POPを担う実力を印象づけた一方で、崎山蒼志がSNS経由…
ASIAN KUNG-FU GENERATION『ホームタウン』、バンドがサウンドにこだわる利点を考える
参考:2018年12月17日付週間アルバムランキング(2018年12月3日~2018年12月9日) 2018年12月17日付…
DAOKO『私的旅行』にも提供 『アイドルマスター』シリーズ中心にTaku Inoueの手腕を分析
12月12日にリリースを控えたDAOKOのニューアルバム『私的旅行』。世代もジャンルも横断する多彩かつ強力なプロデューサーとのコ…
あいみょん「今夜このまま」を音楽的に考察 小沢健二、フリッパーズギターからの影響も?
10月24日に先行配信が開始したあいみょんの新曲、「今夜このまま」。2016年のメジャーデビュー以来、6枚目のシングルとなる。ド…
米津玄師「Flamingo」はなぜ頭から離れなくなる? 3つの音楽的ポイントから分析
米津玄師の新曲「Flamingo」のMVが公開された。圧倒的なロングセールスを記録したヒット曲「Lemon」に続く一曲とあって、…
04 Limited Sazabys『SOIL』は新たな一歩示す作品に 発想の豊かさ感じる最新作を聞く
参考:2018年10月22日付週間アルバムランキング(2018年10月8日~2018年10月14日・ORICON NEWS) …
2010年代前半の音楽シーンを生々しく記録 『文化系のためのヒップホップ入門2』書評
長谷川町蔵・大和田俊之著『文化系のためのヒップホップ入門2』(アルテスパブリッシング)が先ごろ出版された。同著者による2011年…
現代のダンスサウンドとJ-POPの接点は? 『ULTRA JAPAN 2018』最終日から探る
9月15日から17日の3日間に渡って、お台場ULTRA PARK特設会場にて開催された『ULTRA JAPAN 2018』。今年…
ビヨンセ、なぜ“女性の憧れ”として輝き続ける? 青山テルマ、BENIら選ぶベストソングと共に紐解く
ビヨンセとジェイ・Zの夫婦による音楽ユニット・The Carters。今年6月に初アルバム『EVERYTHING IS LOVE…