作品評の記事一覧
公開中の話題作を中心に、幅広い作品を映画評論家・ライターが徹底レビュー。
『ここさけ』が描く、残酷で美しい世界 「逃げ道」のない物語に込められた意志とは
夢見がちでおしゃべりな少女は、丘の上にあるお城に憧れていました。そのお城では毎晩、舞踏会が開かれていて、少女もいつか王子様と一緒…
子供には見せられない地獄のファミリー・ムービー、『クーデター』が描く“極限の恐怖”
東南アジア某国の水道支援事業に協力しようと、海外赴任するため現地に降り立った男とその妻、そして幼いふたりの娘達。この善良なアメリ…
『キングスマン』が切り拓いた“スパイ映画の新境地”とは? 荒唐無稽な作風の真価
『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』、『007 スペクター』、『コードネーム U.N.C.L.E.』、そして本作『…
『テッド2』お下劣ギャグと人権問題の意外な関係とは? 過激な表現の意図を読む
外見はかわいいクマのぬいぐるみ、中身は大麻を吸いまくり下ネタを連発する中年おやじというキャラクター、テッドが劇場に帰って来た。と…
『M:i5』の隠された魅力とは? アクション、テーマ、演出の特異性をひも解く
『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』が好調だ。日本国内だけで興行収入54億円に達した前作「ゴースト・プロトコル」を…
宮台真司の『オン・ザ・ハイウェイ』評:ギリシャ悲劇の王道に連なる、86分間の密室劇
前編:【宮台真司の『バケモノの子』評:言葉ならざる親子の関係を描く、細田守監督の慧眼】 経験論を否定する『オン・ザ・ハイウェイ』…
無名の新人監督による初長編は、いかにして全米興収4400万ドルのヒット作となったか?
それは映画興行のちょっとした事件だった。昨秋、全米4館で封切られたハートウォーミング・コメディ『ヴィンセントが教えてくれたこと』…
『インサイド・ヘッド』のインサイド "狂気の情報量"を投入する米国アニメに迫る
宮﨑駿を魅了した、ピクサー監督の奇想と愛情 先日、宮﨑駿が、あるアニメーション映画の試写を鑑賞直後、立ち上がって拍手したという…
過酷な旅は人生に何をもたらす? 女性が主人公のロード・ムービーで考える
人はなぜ、旅に出るのか。その理由は人の数だけあると思うが、自分を見つめ直し人生をリセットするため、あるいは"自分探し"が、映画で…
なぜ人々はスパイ映画を好むのか? 『M:i5』『キングスマン』からジャンルの魅力を探る
スパイ映画は古くより勧善懲悪のエンターテインメントとして、あるいは国際情勢を背景としたサスペンスとしてその歴史を刻んできた。奇し…
宮台真司の『バケモノの子』評:言葉ならざる親子の関係を描く、細田守監督の慧眼
ポイントは「渋谷」と「渋天街」の対比 細田守監督は、概念的に徹底的して物事を考え、シナリオに落とし込むタイプなのかもしれません…
『ジュラシック・ワールド』がシリーズ最高傑作である理由 速水健朗が見どころを解説
全編に溢れる『ジュラシック・パーク』第1作への心憎いリスペクト いや、まじでスピルバーグ以外の監督によるスピルバーグ作品続編(…
興行収入好調の『海街diary』は、新しいプロデューサーシップの到来を告げるか?
『海街diary』の興行収入が20億円を超える見込みである。6月13日より公開中のこの映画は、吉田秋生の同名マンガ(2007年、…
田中宗一郎が語る、『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』とアメコミ映画の現在
映画の優れた書き手/語り手は映画の世界の外部にもいる。いや、むしろ外部にこそ刺激的で新鮮な視点を提示してくれる論客がいるのではな…

















