【漫画】グッピー好きすぎて町長に軟禁される? 愛と狂気のサイコティックサスペンス『落ちるアクアリスト』

グッピーを愛する女性が、町長に軟禁される――。漫画『落ちるアクアリスト』が、Xに投稿されている。「ジャンプSQ.」(集英社)に掲載された、グッピーLOVEな主人公とサスペンスを組み合わせた本作はどのように生まれたのか。
作者・箱森三角さん(@hac0momomo3)に着想のきっかけや洋画からの影響、キャラクターデザインのこだわりなど話を聞いた。(小池直也)
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――なぜアクアリスト(アクアリウムに関わる専門家)やグッピーを題材にされたのでしょうか?
箱森:もともとは「それなりの地位を築いた人間が他人の狂気に触れてしまい転落人生を歩むシチュエーション」が好きなので、サスペンス物として描こうとしたのがスタートでしたが、ドロドロの昼ドラっぽくなってしまい……。
なので「争いとは無縁に思える存在」が闘っていたら笑える要素にもなるのではと思い、アクアリストやグッピー要素を混ぜてみたら上手く成立したという感じでした。
――グッピーの生態については自身で調べられたり?
箱森:自分で飼育していました。飼育していて一番驚いたのは正面から見るグッピーの可愛さです。主人公の服のデザインなどにその思い出を残しました。
――物語には洋画のような質感もありますね。
箱森:昔から洋画が好きなので様々な作品の影響があると思います。
『ウルフ・オブ・ウォールストリート 』の主人公のような謎のエネルギーを感じるキャラクターが好きなので参考にしたり、『ガタカ』のジェロームの生き方にも憧れがあるので、それも反映されていたりします。
でも基本的にはあまり深く考えず、思うままに描いた気がします!
――キャラクターデザインについては?
箱森:イメージしていたのは『氷の微笑』のシャロン・ストーンでしたが、グッピー命な女の子がお洒落であることに違和感を覚えて服装はダサさを意識しました。
作中で何回か着替えるんですが、どの服にも必ずグッピーがいるようにしています。
――普段アイデアが浮かぶルーティンなどはありますか。
箱森:企画やネームが担当編集にボツにされた瞬間が一番アイデアが浮かびます。窮地に立たされてしまい、どうにか助かる道はないかと脳が焦り出す感じです。
――今後描きたい作品や展望などがあれば教えてください。
箱森:人外っぽいデザインのキャラクターが大好きなので、カッコいい敵キャラを出せる漫画を描きたいです。
読んでくださった方が絵や小説を書きたくなったり、コスプレ衣装を作りたくなったりするような、たくさんの人が楽しめる漫画が理想なので頑張りたいです。



















