高橋幸宏の記事一覧

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サディスティック・ミカ・バンドやイエロー・マジック・オーケストラといった、日本のミュージック・シーンに絶大なる影響を与えたグループのメンバーとしてあまりに有名な高橋幸宏。加えて、さまざまなユニットでの活動、プロデューサーとして内外のアーティストを手掛けたうえ、ファッション・デザイナーや作家という側面も。——その尽きることを知らないヴァイタリティ、まさに恐るべし、である。
驚くべきことに、高校在学中よりセッション・ドラマーとして活動開始した高橋は、72年にサディスティック・ミカ・バンドに参加。その後サディスティックスを経て、78年『サラヴァ』でソロ・デビューを果たす。坂本龍一をプロデュースに迎え、細野晴臣や山下達郎が参加したこの作品は、「センスの良さをポップに昇華し、モロに“洋楽”の匂いがする」という彼の作風の出発点であろう。途中イエロー・マジック・オーケストラの活動と並行しながらも、精力的にソロ作を発表し続ける。そして海外の流行——エレポップ/ニューロマンティックなどをいち早く取り入れた『音楽殺人』(80年)、『Neuromantic』(81年)といった佳作を世に送り出した。また、特筆すべきは、その詞作。——マッチョな男らしさを誇示するのではなく、弱々しい自己の内面を曝け出すような詞は、ジェームス・テイラーを彷彿とさせ、真の意味で“男が描く男のためのラヴ・ソング”ということができよう。
93年には、山本耀司(ファッション・デザイナー)と自主レ—べル<C0NSlPl0 REC0RDS>を立ち上げ、積極的に若手アーティストを発掘すると共に自己の作品も発表。97年にリリースされた「手をのばせば  〜A touch of Love〜」は、高橋特有のセンチメンタリズムをたたえた名曲だ。彼のファン以外にも是非聴いてもらいたい。

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