CHAGE and ASKA、BLANKEY JET CITY、倉木麻衣……キャリアアーティストによるサブスク解禁のメリットとは
サブスクでの配信が待望されていたアーティストたちの音源解禁が昨年末以降から相次いでいる。本稿では、CHAGE and ASKA、…
トークも冴えてヴァラエティに対応できるアイドル=バラドルの先駆者の1人だった森口博子。もちろん、最初からこの路線を目指してたわけではない。
福岡出身。NHK『勝ち抜き歌謡天国』の全国大会で準優勝し、85年に「水の星へ愛をこめて」(アニメ『機動戦士Zガンダム』主題歌)で歌手デビュー。しかし、泣かず飛ばずで、事務所の名簿から名前を消され、「高校を卒業したら九州に帰れ」と言われる。——そこで泣きながら「帰りません!!」と言い、何とか籍を止めてもらった(小2で両親が離婚、しかも兄弟の多い家庭に育ち、サバイバル精神が身についてたらしい)。その後、意味もなくテレビ局に遊びに行くうち、知り合いになったプロデューサーから仕事を振られ、バラドルとしての才能が開花していく。
『パオパオチャンネル』『クイズ年の差なんて』『笑っていいとも!』……とレギュラーを増やし、アドリブの効くトークと好感度の高いキャラクターで人気上昇。SMAPと共演した冠番組『夢がMORI MORI』で本格的にブレイクした。歌のほうも、この番組の主題歌「スピード」「ホイッスル」などがヒット。紅白歌合戦にも出場を果たす。
バラドルとしての顔に隠れて見落とされがちだが、彼女の歌唱力は相当なものだ。伸びやかな歌声。「ホイッスル」など元気な曲でも、「ETERNAL WIND」といったバラードでも、情感を伝えきるセンス……。まぎれもない実力派なのだ。"歌が本当に好き"という想いもうかがえる。歌にバラドル的要素をもち込むこともしていない(「恋はタヒチでアレアレア!」は例外として)。
01年現在までにシングル26枚、アルバム17枚と息の長い歌手活動を続けてきたが、本人はフェイヴァリット・アーティストとしてバーバラ・ストライザンド、サラ・ボーン、エラフィッツ・ジェラルドなどを挙げており、また違った音楽展開も見られるかもしれない。 (斉藤貴志)
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