ダースレイダー連載小説『Mic Got Life~ライム&ライフ~』第8回「ザ・モースト・ビューティフル・ガール・イン・ザ・ワールド」
夏が終わると時間がどんどん早く進むように感じられた。 いよいよヤマジらとは連絡が途絶えてきて神保町の駿台予備校の自習室…
ダースレイダー連載小説『Mic Got Life~ライム&ライフ~』第7回「remix」
時間が止まっているように感じた。 目の前ではカンダたちが花火遊びをしているのだが、それもスローモーションのように映る。…
ダースレイダー連載小説『Mic Got Life~ライム&ライフ~』第6回「パーティー!」
「ネスリン、もう私たち行くよ!」 「オッケー、待ってて!」 女の子たちはバタバタとコンビニを出て行った。 …
ダースレイダー連載小説『Mic Got Life~ライム&ライフ~』第5回「3 is the magic number」
「お前、受験どうすんだよ」 ヤマジは僕の机の上にドンと座って聞いてきた。 「そうねえ。ま、どっか行けというプ…
ダースレイダー連載小説『Mic Got Life~ライム&ライフ~』第4回「スヌープ・ドギー・ドッグ」
ビースティーもハウス・オブ・ペインも僕の中では洋楽のロックの最新形というフォルダに格納された。板橋の中古屋でこの辺の映像が…
ダースレイダー連載小説『Mic Got Life~ライム&ライフ~』第3回「ハウス・オブ・ペイン」
ビースティー・ボーイズは「ルートダウンEP」に続いてアルバム「イル・コミュニケーション」をリリースした。とにかくかっこいい…
ダースレイダー連載小説『Mic Got Life~ライム&ライフ~』第2回「ビースティー・ボーイズ」
兄から貰ったCDはそのまま棚に突っ込んでしまった。僕は僕で追いかけている音楽があり、音楽の話題で盛り上がる学校の友達がいる…
ダースレイダー連載小説『Mic Got Life~ライム&ライフ~』第1回「ラップとの出合い」
ダースレイダーの連載小説『Mic Got Life~ライム&ライフ~』がスタート。今となっては考えられないこと…
宮台真司の『TENET テネット』評(後編):ノーランは不可解で根拠のない倫理に納得して描いている
リアルサウンド映画部にて連載中の社会学者・宮台真司による映画批評。今回は10月17日放送のミュージシャン・ダースレイダーとのライ…
宮台真司の『TENET テネット』評(前編):『メメント』と同じく「存在論的転回」の系譜上にある
リアルサウンド映画部にて連載中の社会学者・宮台真司による映画批評。今回は10月17日放送のミュージシャン・ダースレイダーとのライ…
<特別編・後編>宮台真司の『攻殻機動隊 SAC_2045』評:人間より優れた倫理を持つ存在と戦う必要があるのか?
リアルサウンド映画部にて連載中の社会学者・宮台真司による映画批評。今回は特別編として、6月1日放送のミュージシャン・ダースレイダ…
<特別編・前編>宮台真司の『ミッドナイト・ゴスペル』評:サラダボウルの中にいた「見たいものしか見ない」主人公が「倫理」に気づく
リアルサウンド映画部にて連載中の社会学者・宮台真司による映画批評。今回は特別編として、6月1日放送のミュージシャン・ダースレイダ…
【動画】ダースレイダー×いとうせいこうが考える、コロナ禍による文化への影響と今後の展望
新型コロナウイルスの影響によって苦境に立つライブハウスやクラブ。外出自粛が余儀なくされている中、いとうせいこうが配信型音楽フェス…
CrazyBoyが掲げる“ダンスとラップの融合”の可能性 ダースレイダー『PINK DIAMOND』評
三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBEのELLYが、CrazyBoy名義による配信シングル『P…
ダースレイダーが語る、闘病生活を支えた音楽 「The Rolling Stonesは最高のリハビリソング」
日本のヒップホップ/ラップシーンの中で、特異なスタンスを築き上げてきたラッパー・MCのダースレイダー。フランス・パリ生まれのロン…
BALLISTIK BOYZ、ヒップホップグループとしての大きな希望 ラッパー ダースレイダーが考察
BALLISTIK BOYZ from EXILE TRIBEのメジャーデビューアルバム『BALLISTIK BOYZ』は、まる…
サノスはなぜ単純な悪ではない? ダースレイダーの『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』評
HIPHOP MCとして活躍するDARTHREIDERが、話題の作品を取り上げる映画評連載。映画コメンテーターとしてもラジオやA…
CRAZYBOYはヒップホップをどう変える? DARTHREIDER の『NEOTOKYO WORLD』評
三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBEのELLYが9月21日にリリースした、CRAZYBOY名…
DARTHREIDERが日本語ラップに抱くアンビバレンツな感情 「マイノリティだと自覚している」
ラッパーやHIPHOP MCとして活躍するDARTHREIDERが、書著『MCバトル史から読み解く 日本語ラップ入門』を上梓した…
『スプリット』はシャマラン監督の真骨頂だーー「脱出スリラー」のイメージを覆す快作
『スプリット』はちゃぶ台返しどころか、部屋ごとぶっ壊す M・ナイト・シャマラン監督は前作『ヴィジット』(2015年)が名作ス…
DARTHREIDER率いるTHE BASSONS、新曲「5years」MV公開 360度VR映像も
HIPHOP MCのDARTHREIDERが率いるバンド、THE BASSONSが新曲「5years」のMVを公開。あわせて、シ…
ダースレイダーの『パッセンジャー』評:映画を観る「意味」を問う、SF映画の傑作
映画を観るという行為に、もし強力な「意味」を求めるとすればどうでしょうか? 単純に楽しむだけでも良いと思いますが、せっかく観るな…
キングコングの“全力大暴れ”が気持ち良い! ダースレイダーの『キングコング:髑髏島の巨神』評
とにかく思いっきりが良い作品です。うじうじした気持ち、もったいぶった気取り、思わせぶりな仕草などは、初っ端から全部吹き飛ばします…
CRAZYBOYは“強力なヒップホップ作品”を生み出した DARTHREIDERの『NEOTOKYO EP』評
三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBEのELLYが、CRAZYBOY名義による『NEOTOKY…
『ファンタビ』の魔法使いは強すぎる!? ダースレイダーが“魔法のあり方”を考える
『ハリー・ポッター』シリーズのファンであれば待望の、そして長大なシリーズに途中参加する機会がなかなか見つけられなかった人には格好…
『弁護人』が浮き彫りにする時代精神の変化ーー35年前の韓国、国家保安法は今どう映るか?
アツい男、ソン・ガンホ。彼が画面に登場するだけで物語の硬度が増し、そこに圧倒的な熱量が加えられていく。静かな役を演じる時でさえ溢…
知的エンターテイメント『インフェルノ』を楽しみ尽くすために ダースレイダーが解説
僕の個人的な映画鑑賞スタンスはなるべく前知識を入れず、監督もキャストもなるべく知らずに出来れば予告編も観ないで臨むことなのですが…