『カムカム』暗闇の中で五十嵐は何を見る

『カムカム』“ぶんちゃん”呼びの幸せと8年後のほろ苦い現実 暗闇の中で五十嵐は何を見る

「寂しいだろ、バカ」  五十嵐(本郷奏多)が素直になったおかげで、ひなた(川栄李奈)もすっかり自分の気持ちに向き合い、素直にな…

『嘘喰い』で映画デビューの櫻井海音に注目

『嘘喰い』でスクリーンデビュー 実力派俳優・櫻井海音は間違いなく注目のニューカマー

2月11日より公開された『嘘喰い』に出演している櫻井海音。彼が演じるのは、あらゆるギャンブルを取り仕切る会員制秘密組織「賭郎」の…

第94回アカデミー賞ノミネートを振り返る

『ドライブ・マイ・カー』が歴史に残る快挙 第94回アカデミー賞ノミネートを振り返る

第94回アカデミー賞のノミネーションが2月8日早朝(アメリカ現地時間)に発表された。作品賞は例年に比べ多い10作品が選出され、濱…

3人のスパイダーマンと社会の変遷

社会の動きに重なる、3人のスパイダーマンの変遷 MCU版は“失っていく物語”に

※本稿は『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』のネタバレを含みます。  街も、人も、ヒーローも、時代とともに変わっていく。2…

『カムカム』“推し活”に励むひなたの尊さ

『カムカムエヴリバディ』“推し活”に励むひなたが尊い! 謎の少年との運命的な出会いも

推しがいれば、基本なんだって頑張れる。そんな思いで地道に空瓶拾いをしてお金を稼いだひなた(新津ちせ)の気持ちが報われた『カムカム…

『未体験ゾーン』過去10年と上映作を回顧

『未体験ゾーンの映画たち』 はコロナ禍にも屈しない? 担当者と振り返る10年の歩み

様々な理由から日本公開が見送られてしまう傑作・怪作映画を、映画ファンがスクリーンで体験できることをモットーに、2012年よりヒュ…

『カムカム』るいと錠一郎が体現する両親像

『カムカム』ひなた編は錠一郎から“テーマ”を継ぐ? 世代を超えて描かれる親子像

安子編も振り返れば、安子(上白石萌音)と稔(松村北斗)が結ばれてからるい編に移行するまでが結構早い印象だった『カムカムエヴリディ…

『ポスト・モーテム』監督インタビュー

幽霊譚にのせてトラウマを描く『ポスト・モーテム』 監督の考えるホラー映画とその未来

長きにわたってホラー映画の上映が禁止されていたハンガリーが、第94回アカデミー賞国際長編映画賞という、たった1枠の国を代表する映…

『スパイダーマン』3人のMJの変換を辿る

『スパイダーマン』20年の歴史に寄り添う3人の“MJ” その変換から考えるヒロイン像の変化

サム・ライミ版『スパイダーマン』が公開された2002年から、ちょうど20年後に日本公開された『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホー…

『もしイケ』女優としての遠藤さくらに期待

乃木坂46 遠藤さくら、『もしイケ』ヒロイン役で活躍 女優としての一面に寄せる期待

現在放送中のテレビ朝日系土曜ナイトドラマ『もしも、イケメンだけの高校があったら』(以下、『もしイケ』)で、ヒロインの桜井カンナを…

『バイオハザード』新作はゲーム要素満載

『バイオハザード:ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ』ゲーム要素満載の聖地ツアー的魅力

リアルサウンド映画部の編集スタッフが週替りでお届けする「週末映画館でこれ観よう!」。毎週末にオススメ映画・特集上映をご紹介。今週…

錠一郎の“オダギリジョー化”が加速?

『カムカムエヴリバディ』錠一郎の“オダギリジョー化”が加速? 堀部圭亮の粋な“再登場”も

ついに回転焼き屋「大月」も始動し、本格的な京都での新生活が始まった『カムカムエヴリバディ』(NHK総合)第61話。しかし、最初は…

『カムカム』安子編と重なる無音演出の効果

『カムカムエヴリバディ』るいと錠一郎の“音” 安子編とも重なる無音演出がもたらす効果

よく、知った匂いを嗅ぐと、その匂いの持ち主のことを思い出すという。それは「音」も同じだ。あの時聴いたあの曲、誰かとの思い出の曲が…

『カムカム』るい、ジョーらの恋模様が展開

『カムカムエヴリバディ』浜辺の青春群像劇が展開 るい、ジョー、ベリーの恋模様

その海の鮮やかなブルーは、4人の男女の行き交う想いや爽やかな青春を表すような色だった。『カムカムエヴリバディ』第51話では、トミ…

『カムカム』るい編の重要アイテムは服?

『カムカムエヴリバディ』“服”はるい編を象徴する重要アイテム? 当時の流行を振り返る

『カムカムエヴリバディ』(NHK総合)るい編が始まって、やはり目に留まるのはその華やかさだ。第46話では、るい(深津絵里)が錠一…

第79回ゴールデングローブ賞を振り返る

『ドライブ・マイ・カー』が非英語映画賞に 第79回ゴールデングローブ賞受賞結果を総括

事前のボイコット騒動から、授賞式直前の無観客開催の発表など、かなり多くの視点で注目を浴びた第79回ゴールデングローブ賞。映画部門…

『キングスマン』シリーズの新境地

『キングスマン:ファースト・エージェント』が達した新境地 戦争映画として確かな重厚感

いわゆる“シリーズ3作目の呪い”、というものはあると思っている。1作目が最高に面白くて、2作目は期待していたより実はまあまあな印…