2016年8月の記事一覧

(101件)
『ミスターロボット』イベントレポート

家入一真が語る、ネット社会と人間の脆弱性 『MR. ROBOT/ミスター・ロボット』イベントレポ

Amazonプライム・ビデオで独占配信中の海外ドラマ『MR. ROBOT/ミスター・ロボット』シーズン2の上映会イベントが8月2…

宮台真司の『シン・ゴジラ』評

宮台真司の『シン・ゴジラ』評:同映画に勇気づけられる左右の愚昧さと、「破壊の享楽」の不完全性

「行政官僚制の日常」と「破壊の享楽」  『シン・ゴジラ』(7月29日公開/庵野秀明監督)は想像外に興味深い映画でした。『ヱヴァ…

『BFG』“ドリーム・ジャー”プレゼント

『BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント』ドリーム・ジャー”を5名様にプレゼント

9月17日に公開されるスティーブン・スピルバーグ監督最新作『BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント』の“ドリーム・ジャー”を…

松江哲明の『ゴーストバスターズ』評

松江哲明の『ゴーストバスターズ』評:エンタメの力で事前の評価を覆した、意義のあるリブート作

新しい『ゴーストバスターズ』はとても良い作品で、僕はラストシーンで不覚にも少し泣いてしまいました。完全に油断していましたね(笑)…

『徳山大五郎』欅坂46・渡邉理佐の存在感

欅坂46・渡邉理佐のフォトジェニックな存在感ーー『徳山大五郎』でトップヒエラルキーに

これまでクラスの中でも際立った存在感を放ってきた渡邉理佐のグループ。第1話から、「(徳山殺しの犯人が)先生とは限らないんじゃない…

中国に媚びない新作『タートルズ』

『ニンジャ・タートルズ』新作、なぜ中国で大ヒット? 中国企業のハリウッド出資事情の変化

8月26日から公開中の『ミュータント・ニンジャ・タートルズ:影<シャドウズ>』は、2014年に公開された『ミュータント・タートル…

ジェームズ・ワンの新たな恐怖表現に迫る

ホラー映画の新たな恐怖表現が誕生 『ライト/オフ』は暗闇への怖れを逆手に取る

『ライト/オフ』ポスタービジュアル  明かりを付けると“それ”は消え、明かりを消すと“それ”は目の前に現れる。これまでに製作され…

『ミスターロボット』が米国民を魅了する理由

『Mr.Robot/ミスター・ロボット』は現代版『タクシードライバー』 “格差社会”と“革命”の描き方はどう変化したか?

「タイム・トゥ・ゲット・アップ(さあ、目覚めよ)!」という声を受けて、機械仕掛けのようにムクリとベッドから起き上がる主人公、エリ…

『青空エール』が覆す、少女漫画原作の定石

『青空エール』が覆す、少女漫画原作の定石ーー部活への情熱だけで描く青春はアリ?

学生の本分は勉強とは、よく耳にする言葉である。それでもお構い無しに、『高校デビュー』の主人公・長嶋晴菜のように学生生活を恋愛で費…

『ハドソン川の奇跡』試写会プレゼント

トム・ハンクス&アーロン・エッカートが登壇 『ハドソン川の奇跡』ジャパン・プレミアにご招待

クリント・イーストウッド監督の最新作『ハドソン川の奇跡』のジャパン・プレミア試写会が、9月15日に丸の内ピカデリーで開催される。…

『健さん』監督が語る、高倉健と日本映画の今

「高倉健さんは、ひとつの役しかできないけれどスターだった」 『健さん』監督が語る、その偉大さ

2014年11月10日に逝去した映画俳優・高倉健の美学に迫った映画『健さん』が、8月20日に公開された。本作は、降旗康男、山田洋…

欅坂46、『徳山大五郎』

欅坂46、長沢菜々香 & 米谷奈々未コンビの個性ーー『徳山大五郎』で見せたコメディリリーフの才能

『徳山大五郎を誰が殺したか?』の第3話のコラムでは尾関梨香と鈴本美愉の視覚的なコメディ演技に注目したが(参照:)、〝ミステリー&…

山下敦弘と李相日の15年(前編)

山下敦弘と李相日の“奇妙な一致”ーー両監督の15年から探る、日本映画の分岐点(前編)

山下敦弘監督の新作『オーバー・フェンス』と李相日監督の新作『怒り』は、いずれもふたりのフィルモグラフィーを更新する、それぞれの最…

ビジュアル映画としての『ハイ・ライズ』

『ラスト・エンペラー』から『ハイ・ライズ』へーー受け継がれた“映像主義”

伝説的作家J・G・バラードの問題作『ハイ・ライズ』を映画化した本作は、予想以上に“映像主義”な映画であった。ここでいう“映像主義…