【漫画メシ】『ONE PIECE』サンジの料理は本当に美味いのか? ピラフから“クソまずいスープ”まで再現
“クソまずいスープ”
サンジが海上レストラン「バラティエ」でまかないとして作った「クソまずいスープ」だ。腕によりをかけて作った自信作だったが何故か同僚たちからは不評で、師匠のゼフに至っては「こんなヘドロ見てえなスープ、客に出されちゃ店が潰される」と言ってサンジを殴りつけた。
しかしサンジが食堂を出たあと、ルフィが「このスープ、めちゃくちゃうめえのに」と飲むと、コックたちは「んなことはわかっている」と言ってスープを飲みだした。頑固なサンジをルフィたちとの旅に送り出すために、同僚たちは一芝居打っていたのだ。そしてその会話を、サンジは外で聞いていたのである。
この「クソまずい」と形容された、本当は美味しいスープ。後に発売されたレシピ本『ONE PIECE PIRATE RECIPES 海の一流料理人 サンジの満腹ごはん』では、鯛のあら、昆布、かぶ、アスパラガス、レモンなどで作るレシピが掲載されていた。
劇中でレシピが語られないことも多く、現実には手に入らない食材も少なくないため、それぞれが見よう見まねで作っているケースも目立つサンジの料理。それでもその再現料理の多くは手間がかけられ、高いクオリティを誇るものに仕上がっている。サンジの料理への想いが、多くの人々に伝わっている証拠ではないだろうか。